鷹ノ巣山(奥多摩3大急登×2?、そしてニューザックのデビュー)



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,357m
コースタイム
歩程時間8時間20分(休憩含む)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
復路:奥多摩湖バス停→奥09 奥多摩駅行(西東京バス 350円 18分 ※GW臨時バス増発 Suica使用可)→奥多摩駅バス停→JR青梅線 奥多摩駅(2駅 154円)→鳩ノ巣駅→鳩ノ巣町営駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<鳩ノ巣駐車場→東日原バス停> *鳩ノ巣駐車場は6:00でほぼ8割方埋まってました。GW中なので連泊車両も多いのでしょう。駅まで数分、トイレもあり便利な駐車場です。 *奥多摩駅6:25着、東日原行バスが6:27発ではトイレにも行けません。ギリ座ることができましたが、川乗橋(川苔山、蕎麦粒山)で下車するハイカー以外は東日原へ。バス停に隣接してトイレがあります。 <東日原バス停→鷹ノ巣山> *日原鍾乳洞(中日原)方面へ進むと、右手に天目山方面への登山口、日原周辺の案内版もあるのでルート確認には持って来いです。正面に釣鐘のような稲村岩を確認できたら、左手に稲村岩・鷹ノ巣山方面への道標があります。下って下って日原川を巳ノ戸橋で渡ります。 *沢を何度か渡り、大きな岩を横目に登って行くと、稲村岩との分岐点です。岩を登って行けば10分程で稲村岩とのことです(途中まで行って止めました)。 ここから、標高差約1,000mを急坂で登りっぱなしという、規模・斜度ともに、奥多摩の一般登山道ではトップに上げていいレベルの急登だと思います。 *約1時間歩いて珈琲ブレイク・・・平坦な場所がないので“こんな所で?”ってな場所になってしまいました。唯一、ヒルメシクイノタワと呼ばれるあたりが平坦地と呼べるでしょうか? ここから山頂までは、若干斜度は緩くなる感覚ですが・・・約30分程頑張れば山頂です。 *雲ひとつなく快晴の山頂からの眺めは最高でした。奥多摩三山はもとより富士山、大菩薩方面、南アまでバッチリでした。石尾根縦走路の一角を占める広い山頂なので、休憩場所には困りませんが日陰はありません。多くのハイカーが休憩しておりました。 <鷹ノ巣山→水根/奥多摩湖バス停> *石尾根縦走路を奥多摩駅方面へ下ります。幅広の登山道なのでのんびりと、景観を楽しみながら歩けます。30分程度で水根山です。栢ノ木尾根や水根沢林道への分岐を越えて、急下降を終えると巻き道と合わさり、六ッ石山の北面を巻くように進んで行くと六ッ石山への分岐点です。 *分岐点から5分で広い山頂です。疲れも出てきて2度目の珈琲ブレイクです。 ここから南へ延びる尾根を緩やかにトオノクボまで下って行きます。トオノクボと書かれた道標は見当たりませんでしたが、水根バス停への表示があり景観が変わるので察しが付きます。 *トオノクボからは杉林の中を、ひたすら脚に堪える急下降です。風の神土と呼ばれる祠を越えて尚も下って行くと、やっと民家が見えてきます。正面に御前山、眼下に奥多摩湖を観ながら、車道を進んでいくと、R411沿いの水根バス停に到着です。バス時間まで余裕があったので、奥多摩湖バス停まで歩きました。 <奥多摩湖バス停→鳩ノ巣駐車場> *GW期間中だからでしょうか?混雑緩和のため臨時バスが増発されていました。 奥多摩駅(標高343叩砲賄膽哀曄璽爐世、電車とホームの隙間が大きく開く箇所があるため、疲れた身体での乗車に注意したい。奥多摩駅の2階には、ステーションギャラリーと食堂がある。※以前はメニューにそばがあったのに、店のイメージが変わってしまっていた。 *戻ってきた鳩ノ巣駐車場は5割の駐車率でした。 |
写真
感想
・GW中にわざわざ奥多摩に出掛けなくても・・・との思いはあったけど、天候も良さそうなのでリスク覚悟で鷹ノ巣山へ行ってきました。“稲村岩尾根からの鷹ノ巣山”は、中学の時から歩いてみたいルートだったのですが、40年以上経ってやっと、やっと計画できたんです。一緒に歩いてくれる仲間に感謝です。
・早朝移動なので、まずは鳩ノ巣駐車場に駐車できるかが問題でしたが、何とか止められました。きっと路駐したハイカーも多かったことでしょう!それでも通路を塞ぐような駐車をしていた品川ナンバーの車には、迷惑したと思いますよ!
早朝に鳩ノ巣駐車場のトイレを清掃してくれているんですね。ありがとうございます!
・鳩ノ巣駅で“蕎麦粒山に向かう”と言うおじさんハイカーと情報交換してたら、ストックを駅のベンチに置き忘れてしまいました。今回はニューザック2013モデルのグレゴリー製Z40オレンジのデビューでもあり、使い勝手の慣れないザックに気を取られていました。帰りに確認しましたが鳩ノ巣駅は無人駅なんですね・・・。
・奥多摩駅6:25着で、東日原行のバスは6:27発・・・これではトイレに行くこともできません。何とか座れたので良かったのですが。西東京バスはSuicaが使えるので便利ですね。東日原バス停にあるトイレはとても綺麗でした。
・奥多摩3大急登の一角を占める稲村岩尾根、ワクワクしながら歩きましたが、それよりも快晴の青空と眩しいくらいの新緑と非日常を感じさせる綺麗な沢に大満足です!稲村岩へは行き掛けましたが、思った以上に時間を取られそうで、またこの後の急登に向けての体力温存を考慮して中止しました。
・予想以上の急登の連続でくたばりましたが、明るい新緑に包まれた尾根道だったので何とか歩けました。途中の珈琲ブレイクのタイミングも良かったのでしょう。ヒルメシクイノタワまではきっと持たなかったと思います。
ヒルメシクイノタワからは30分と聞いてはいましたが、急登は続くんですね・・・その分達成感アリアリの鷹ノ巣山山頂でした。快晴のおかげで富士山をはじめ好展望を満喫できました。前回の鷹ノ巣山山頂は残念だったので、余計に嬉しかったのです。
・石尾根縦走は楽しいのですが、飽きちゃうんですよね。前回はダラダラと奥多摩駅まで歩いてしまったので、今回は六ッ石山からトオノクボを経て水根バス停へ降りるルートを計画してみました。
景色は良いし石尾根は最高でしたが、疲れと共にやっぱり長いと感じてしまいます。雲取山⇔奥多摩駅間を縦走なんて夢のまた夢って感じです。石尾根から榧ノ木尾根や水根沢林道など奥多摩湖へ下るエスケープルートがあります。
・六ッ石山山頂はグループで山歩きを楽しんでいるハイカーが目立ちました。ここで2度目の珈琲ブレイク。
トオノクボまでは石尾根を彷彿させる緩やかな尾根でしたが、トオノクボを過ぎると一転します。
いやぁ・・・ここ(トオノクボ⇔水根バス停)も奥多摩3大急登の一角と言われるルートとは知りませんでした!
杉林の間をジグザグにひたすら下って行きます。脚に堪えてはいますが、急勾配の連続なので気を抜けないんです。
ようやく民家が見えてきて、御前山を正面に、眼下に奥多摩湖を確認できればこのルートもそろそろ終わりです。
むかし道のルートを合わせて車道を下って行けばR411水根バス停です。
・水根バス停から5分歩けば奥多摩湖バス停です。売店もトイレもあるので時間があればここからの乗車をお勧めします。GW期間は臨時バスが増発されているようです。
奥多摩駅2Fの食堂でそばを食べよう!と楽しみにしていたのですが、様変わりしていてそばはメニューにありませんでした。残念!
鳩ノ巣駐車場からはマイカーでR411二俣尾駅近くのログハウスの一軒家カフェ「らびっと」にて反省会。珈琲がとっても美味しかった!
・ニューザックも身体にフィットして肩の痛みもなく良好です。あとは使い慣れるだけ?
ストック紛失は大失態でしたが、天候に恵まれ、奥多摩3大急登を2本も歩けて、GW中でしたが楽しい山歩きができました。ありがとうございました。
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