鳥倉山―豊口山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り・下りの尾根とも人が歩くところではありません。マネしないでください。 帰りに塩川小屋下の通行止め区間を通りましたが、確かに通行止めにすべき理由がありました。自己責任でお願いします。 |
写真
感想
連休でも人に会わないような山を選ぶ。
だいぶ以前に立てた計画だったが、1)登りの尾根は急過ぎ、2)豊口山直下の急登は雪がついて苦戦、3)下りの尾根はとても手がかりが乏しい、とんでもないコースだった。(だから楽しかった)
<鳥倉山まで> 地図で取り付きの200mくらいが急だなぁと見ていた、そのとおりだった。作業道っぽさもあったが、危険を感じた。ほかに迂回路があるのかも知れない。この初めのドキドキが印象的だったが、あとはカラマツ林の明るい尾根道だ。背後に入山ー小黒山が見え、登るにつれて、樹間に塩見・仙丈・中央アルプスなどが見えてきた。
<豊口山まで> 鳥倉山は昨年10月以来。その時は雨で奥茶臼山がようやく見えただけだった。今日はカラマツごしだけど塩見―荒川―赤石、そして多くの人は気に留めないだろう大沢岳―丸山―奥茶臼―前茶臼を左にずっと見ながらの道中だ。右の笹山―入山―樺山―小黒山の渋い山々も近くに見れて嬉しい。やはり天気が良いに越したことはない。
豊口山の登りは急なのは地図を見て覚悟しているけど、岩を3箇所ほど捲く所がちょっとドキドキだった。
あっ! ここで人に会うとは思わなかった。お互いに大いに驚く。山麓の近くにお住まいで、この辺りの石灰岩地帯の植生に興味があると言っていたので、研究者かしら? そうした目的は頷けるが、ワタシは「こんな山が好きなんです」・・・・これは理解されないかも知れない。
<下山> 地図上で下りの尾根を決めたが、見れば見るほど難しい。100m下りてようやく尾根っぽくなる。そもそも下り口が明瞭ではない。2000m付近の屈曲点もまったく判りづらい。そして尾根末端は今日の登りほどではないが、相当急である。
さらに実際に歩くと、前半部は北斜面なので雪が相当残っていて、足をとられるし、スパッツの上を濡らすのがいやらしい。
地図とコンパスでまっすぐ歩くのを基本としつつ、ときどきGPSで確認した。自分で想定した場所とGPSとほぼ合致していたのだけど、そのGPSの威力は大きかった。
こうして鳥倉山と豊口山は、とても険しいたいへんな山として記憶に残ることになりました。
コメント
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二回続けて人に会ってしまいましたね。
人がいないだろうと思う山で人に会うと動物に会うよりビックリしますが、yamaさんもそんな感じ?・・・って言うか、ご本人が獣に近いので当然ですね
鳥倉山‐豊口山・・?と思ってルート見たら・・・やっぱり渋いです
ここの取り付きから上を目指すのは考えた事あるけど、こういう周回は思いつかないです
人に出会うのもまた愉し。
でもkokuzooさん、余分なコト書いていますね
今日の連休遭難記事で下りは疲れもでて滑落・転落が多い、とありました。が、こんな下りをやっていますと、最後まで緊張しているので、転落しているヒマもありませんヨ
こんにちは
豊口山で、お会いしたものです
あの時は、お互いびっくりしましたね
最近ヤマレコなるものを見つけ
もしやと思い検索したところあなたの記録を見つけました
またどこかで、お会いすることがあるかもしれません
その時は、よろしくお願いします
私のログも登録しました
では
コメントありがとうございます。
中央構造線に沿って山がギザギザになっている・・・・北から入山ー樺山、豊口山、小日影山、丸山ー大沢岳・・・・大きな力が働いたんだろうナ、あの辺を歩いてそんな感想をもっています。(特に地質とかに興味をもっているわけでは無いですけど)
yamainukunさんの研究もすすむことを期待しております
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