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記録ID: 4414174
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沢登り
奥多摩・高尾

【奥多摩】火打石谷(幻の大滝窪)遡行

2022年06月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:45
距離
9.0km
登り
1,440m
下り
1,429m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:38
休憩
0:08
合計
9:46
15:45
15:53
4
15:57
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
余慶橋周辺十数台程度可能
コース状況/
危険箇所等
・沢は、概ね東京起点沢登りルート100の通りだが、❷の滝は、頑張れば左を登れる。
・幻の大滝のある沢を「幻の大滝窪」と仮称する。この谷は、下部はナメと小滝が続き楽しく標高を上げられるが、途中でガレて伏流し、そのまま遡行してもあまり遡行価値は高くないので、1334mで右岸枝沢から詰めても良いかもしれない。
・栗山尾根はかなり上までモノレールが敷設されており、下りやすい。
その他周辺情報 今回「幻の大滝窪」とした枝沢は、以下のページで左俣として紹介されているが、谷の規模から、明らかに本谷と枝沢の関係であることから、ここでは倣わなかった。
http://www.naomi3.net/okutama.html
ボルダー6級程度で被った左壁を登れる5m滝。左岸に残置ロープがあって容易に巻ける。
2022年06月19日 07:03撮影 by  A003SH, SHARP
6/19 7:03
ボルダー6級程度で被った左壁を登れる5m滝。左岸に残置ロープがあって容易に巻ける。
2条9m滝:一応ロープを出して左をリードした。
2022年06月19日 09:06撮影 by  A003SH, SHARP
1
6/19 9:06
2条9m滝:一応ロープを出して左をリードした。
幻の大滝:下からの落差は38mだったが、落ち口から見たところ、下から見えていなかった部分が4m程度あった。
2022年06月19日 09:46撮影 by  A003SH, SHARP
6/19 9:46
幻の大滝:下からの落差は38mだったが、落ち口から見たところ、下から見えていなかった部分が4m程度あった。
幻の大滝を登ろうとするtamoshima:この辺りで断念し、少しクライムダウンしたところにある残置ハーケンとボルトで懸垂下降。
2022年06月19日 10:48撮影 by  ASUS_I006D, ASUS
6/19 10:48
幻の大滝を登ろうとするtamoshima:この辺りで断念し、少しクライムダウンしたところにある残置ハーケンとボルトで懸垂下降。
登れなかった滝の落ち口から下を見下ろす。なお、この滝の巻きは、うまく巻くと落ち口にドンピシャで出る。
2022年06月19日 11:52撮影 by  A003SH, SHARP
6/19 11:52
登れなかった滝の落ち口から下を見下ろす。なお、この滝の巻きは、うまく巻くと落ち口にドンピシャで出る。
幻の大滝窪(仮)の典型的な渓相。小滝とちょっとしたナメ
2022年06月19日 11:57撮影 by  A003SH, SHARP
1
6/19 11:57
幻の大滝窪(仮)の典型的な渓相。小滝とちょっとしたナメ
栗山尾根のモノレールの終点
2022年06月19日 13:58撮影 by  A003SH, SHARP
6/19 13:58
栗山尾根のモノレールの終点
遡行図(主な滝の落差は実測)
2022年06月21日 22:35撮影
3
6/21 22:35
遡行図(主な滝の落差は実測)

装備

備考 ラバーソールで登ったが、フェルトソールのほうが快適だと思う。

感想

この辺りで登っていなかった最後のメジャー沢で、長年気になってはいたが、漸く行くことができた。
写真で見て、幻の大滝は登れそうに見えたので、カム一式等の登攀具を持って行った。
幻の大滝までは、登れる小滝が結構多いが、長いゴーロもあって、それなりの沢という印象。5mのハング滝はデッドを繰り出したりして面白かった。
幻の大滝は、近くで見ると結構厳しそうで、それでも左岸草付を使えば登れそうと思い、リードしてみた。しかし、その草付は下から見た以上に急傾斜で、部分的に薄被り、しかもブヨが沢山いるという悪条件もあって、敗退。残念。不快な泥壁でしかもブヨに嚙まれ、最悪な登攀だった。

本流の大滝は登攀記録もある(下記)が、今日の精神力は幻の大滝で消耗したので、これを巻いてこの谷(「幻の大滝窪」と仮称)を詰めることにする。
https://yamap.com/activities/2096573/article
巻きはうまく決まってドンピシャで落ち口に出て、爽快。その後もしばらく快適な小滝とナメだったが、次第にガレや倒木が増えてくる。我慢して登り続けたが、水もなくなってきたので脱渓。
詰めと下山は長くて暑かったが、モノレールを手摺代わりに使えて助かった。

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