大崩山系 日隠林道-お化粧山-お姫山-五葉岳--大吹鉱山

2014年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 874m
• 下り: 866m

コースタイム

　07：15大吹鉱山跡〜07：40お化粧山登山口〜09：23ブナの三叉路
〜10：08鹿納の野〜11：11鹿納山〜13：06ブナの三叉路〜13：26お
姫山〜13：49五葉岳〜15：32大吹鉱山跡
歩数　　　　23343歩
歩行距離　　14913m
消費カロリー420kcal
脂肪燃焼量　30g

天候

晴れ
21℃
弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日隠林道は車高の低いクルマは悪路のため通行不可、お化粧山登山口は駐車場は5台程度、さらに2�卍�上に大吹鉱山跡地に広い駐車場所があります、
トイレあり

写真

5/4 5:47

宮崎県県道6号線宇目方向日之影町青雲橋から車で約30分中村橋を右折

5/4 7:44

四輪駆動車に乗り換え悪路を50分大吹鉱山跡に駐車,
徒歩で2�匚澆辰討�ましたお化粧山登山口

5/4 7:47

ながい登りが続きます

5/4 8:35

ヤマシャクヤクに癒されて

5/4 8:48

尾根筋に到着アケボノツツジに歓声を上げる美女軍団

5/4 9:05

5/4 9:23

お化粧山は気付かず通り過ぎていた

5/4 9:25

モニュメントの大木

5/4 9:26

一寸鹿納山に立ち寄ります

5/4 9:31

歩きやすい尾根道

5/4 9:44

鹿納山の向こうに大崩の山塊が見えます

5/4 9:47

綺麗な花にみんなうっとり

5/4 9:48

山肌に沢山咲く花

5/4 10:08

5/4 10:09

近くから

5/4 10:14

5/4 10:16

シャクナゲも

5/4 10:21

5/4 10:22

5/4 10:24

5/4 10:25

5/4 10:26

此処から登山路が険しくなるのでちょっと一息

5/4 10:37

鹿納山前衛は巻いていきます

5/4 10:54

落ちないようにね！

5/4 10:54

気が抜けません

5/4 11:11

ロッククライミングが終わり狭い山頂へ、

5/4 11:12

バンザーイ！

5/4 11:52

足の置き場所よくみてよー

5/4 13:06

鹿納山を堪能し分岐に着きました

5/4 13:07

また歩きやすい尾根道、壮快

5/4 13:26

お姫様になったの？

5/4 13:38

五葉岳へてくてく

5/4 13:49

昼寝するの？、向こうに見えるのは傾山

5/4 13:50

あ〜気持ちいい

5/4 14:37

大吹鉱山跡が見えました

5/4 14:50

ルートは解りやすいです

5/4 14:50

5/4 14:59

途中であったヤマシャクまだつぼみが多い

5/4 14:59

開花した花を探してうろうろ

5/4 15:00

5/4 15:03

5/4 15:05

5/4 15:32

撮影機器：

COOLPIX S30 NIKON

感想

Geai

この山域は錫、鉛などの鉱物資源が豊富で、西麓の見立地区は1627（寛永8）年の大吹鉱山発見と共に発展してきた。
1940（昭和15）年までの間が鉱山の最盛期,当時の人口は多いときは1200人（340戸）を超え、山腹に住居が軒を連ねていた1969（昭和44）年に操業を停止した。

お化粧山と名付けられた1450mの平らなピークは、この鉱山に売られてきた女たちが山を越え、鉱山町を見下ろすこの場所で休憩し化粧を直したことに由来する。鉱山が栄えていた頃は多くの遊女もこの地に暮らし、山中には女郎墓や女郎屋跡などが残されている。

ある夜、鉱夫たちが寝泊まりしている作業小屋に白い着物を着た美女がふらりと訪れ、鉱夫たちの寝顔を一人一人のぞき込んではニッコリと笑い、山の中へ消えた。翌朝見ると、鉱夫たちは全員のどを噛み裂かれて絶命していたという。この女が去っていった山がお姫山。この地で寂しく果てた女たちの怨念だろうか。

乙女山はお姫山の東に延びる岩稜の1ピーク。展望が良く周囲の風景も良いので最近人気が高い。五葉岳はこのあたりに多く自生する五葉松が名前の由来。兜巾（頭巾）岳は山の形から名付けられた。

登山口までは道幅が狭く曲がりくねった未舗装の林道が5km以上も続く難路。乗用車でもいちおう乗り入れ可能だが4輪駆動車の方が心強い。登山道はよく踏まれているが分かれ道が多く、標識や地図で確認しないと思わぬ方向に迷い込んでしまうおそれがある。岩場、急坂が多いので足元にも注意。

今回歩いた山域は悲しい出来事が繰り替えされた山とはとても思えない明るい山でした。

当初の目的は乙女山・夏木山・兜巾岳をまわる予定でしたが、アケボノツツジの華やかなピンク色と眺望の良さに、時のたつのも忘れ予定時間が大幅にずれ込み名残惜しさに後ろ髪ひかれつつ下山しました。
全体を通してさほど危険な場所はないが鹿納山は注意が必要でしょう。