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Yamareco

記録ID: 442573
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

5月の雲取山 〜新緑の富田新道と唐松林道で行くテント泊〜

2014年05月04日(日) ~ 2014年05月05日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
sora その他2人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
28:25
距離
32.5km
登り
3,885m
下り
3,875m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

---5月4日(日)---
08:05 八丁橋 <出発>
 〜日原林道〜
09:30 登山道ロ<小休止>
09:35 吊橋
10:10 富田新道(唐松谷林道分岐)
12:10 <昼食休憩40分>
14:00 小雲取山 <小休止>
14:35 雲取山山頂 <小休止>
15:00 雲取山荘
15:20 <テント設営>
16:00 <一杯>
17:30 <夕食>
19:00 <就寝?>
---5月5日(月)---
04:30 <起床>
05:40 雲取山荘出発
06:10 雲取山山頂
06:50 <朝食休憩40分>
08:05 ブナ坂
 〜唐松谷林道〜
10:30 富田新道分岐
10:50 吊橋
11:00 日原林道登山口 <小休止>
12:10 八丁橋
天候 4日:快晴、5日:曇りのち小雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八丁橋に駐車。駐車スペースに余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
○日原〜 八丁橋(車)
通行に問題ないが、大雪のため崩れ落ちている場所あり。注意深く走る必要あります。
○ 八丁橋〜登山口
ゲートが閉まっている 八丁橋から登山口までは林道歩きです。林道は整備されており歩行に全く問題ありません。むしろ八丁橋までの道路よりも状態が良いです。登山口を見落とさないこと。
○登山口〜富田新道分岐
沢を渡るまで下りでがっかりしますが、吊橋でテンション回復。危険箇所なし。
○富田新道
雪、危険箇所なし。新緑のブナ林、まだ芽吹き前の唐松林まで、静かな森林浴が楽しめます。GWなのに途中で会った下山者は2組、登山者は1組のみ。巨樹が多く聖なる森の雰囲気を感じてください。
○小雲取山〜雲取山
ここからたくさんの登山者、大きな眺望に出会います。富士山は見えなかったけど、やっぱり石尾根は気持ちいい登山道です。雪、危険箇所なし。
○雲取山〜雲取山荘
所々に雪が残っており滑りやすいので注意。アイゼンはなくても大丈夫ですが、ゴムアイゼンなど滑り止めがあると安心です。
○唐松谷林道
踏跡少なく荒れています。雪は数ヶ所渡る箇所がありましたが問題ありません。登山道が崩れ落ちている箇所、崩壊した木馬道、落ち葉で登山道が不明瞭な箇所があります。通行はできますが、急斜面の細い登山道を沢を見下ろしながら歩くため、十分注意が必要です。山歩きに慣れていない方や子供さんは避けた方が良いです。特に雨などで濡れている時は危険です。
GWにもかかわらず、登り下り誰にも会いませんでした。最近の人の踏跡もほとんどなく、時折偶蹄類の足跡が見つかる静かな登山道です。
八丁橋までの道路。大雪のため、あちこちに崩れがあり、結構、ワイルド。
八丁橋までの道路。大雪のため、あちこちに崩れがあり、結構、ワイルド。
八丁橋のゲート。この先の道路はかなり整備されており、うらめしいゲートです。
八丁橋のゲート。この先の道路はかなり整備されており、うらめしいゲートです。
とにかくここはまだ新緑、うつくしい。
とにかくここはまだ新緑、うつくしい。
ああ、山に来たなぁとという感じです。
ああ、山に来たなぁとという感じです。
トチノキの巨木。案内板あり。
トチノキの巨木。案内板あり。
ここに車が入れないのはもったいない・・・
ここに車が入れないのはもったいない・・・
道路整備中で仮設トイレあり。自由に使えます。
道路整備中で仮設トイレあり。自由に使えます。
至る所に山桜。
道路沿いには山吹。
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道路沿いには山吹。
登山口。ここを見落とさないように注意。
登山口。ここを見落とさないように注意。
なぜか立ち入り禁止の札があるけど、問題なく歩けます。
なぜか立ち入り禁止の札があるけど、問題なく歩けます。
この沢まで下ります。いきなりの下りでがっかり。
この沢まで下ります。いきなりの下りでがっかり。
でも花が癒やしてくれます。
でも花が癒やしてくれます。
ここは右の選択のみ。
ここは右の選択のみ。
吊り橋を見下ろす。いつもここで写真を撮るなぁ・・・
吊り橋を見下ろす。いつもここで写真を撮るなぁ・・・
富田新道に入ると、新緑のブナ林。
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富田新道に入ると、新緑のブナ林。
こんな花も。「ハルリンドウ」、もしくは「フデリンドウ」??
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こんな花も。「ハルリンドウ」、もしくは「フデリンドウ」??
ブナの巨木。この写真も毎度。
ブナの巨木。この写真も毎度。
ついつい木に見とれます。
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ついつい木に見とれます。
神聖な場所にいるんだなぁという気持ちになります。
神聖な場所にいるんだなぁという気持ちになります。
ツツジも色鮮やか。
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ツツジも色鮮やか。
この辺から植生が変わって馬酔木の森。
この辺から植生が変わって馬酔木の森。
馬酔木の花も満開。
馬酔木の花も満開。
やがて落ち葉がおちた冬の風景に。
やがて落ち葉がおちた冬の風景に。
1700mあたり、倒木が多い荒れた風景に。
1700mあたり、倒木が多い荒れた風景に。
そして笹に覆われた唐松林へ。
そして笹に覆われた唐松林へ。
ようやく、石尾根に合流。静かな登山道からいきなり雑踏に紛れたような気持ち。
ようやく、石尾根に合流。静かな登山道からいきなり雑踏に紛れたような気持ち。
でも、石尾根の開放感は素晴らしい!
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でも、石尾根の開放感は素晴らしい!
もうすぐ山頂。
山頂の避難小屋で寛ぐ人がうらやましい瞬間。
山頂の避難小屋で寛ぐ人がうらやましい瞬間。
やっぱりこの風景はいいですね。雪がバンカーのよう。
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やっぱりこの風景はいいですね。雪がバンカーのよう。
山頂はこちら。ごった返しています。
山頂はこちら。ごった返しています。
歴史を感じさせる内務省地理局の三角点。
歴史を感じさせる内務省地理局の三角点。
飛龍山も登りたい!
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飛龍山も登りたい!
登頂記念写真。
雲取山荘への道は雪が凍結して滑りやすい。
雲取山荘への道は雪が凍結して滑りやすい。
こんな道に、こんな可憐な花。
「バイカオウレン(梅花黄蓮)」
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こんな道に、こんな可憐な花。
「バイカオウレン(梅花黄蓮)」
テント場は結構広い。
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テント場は結構広い。
山岳救助隊の皆さん、登山届けを出しましょうキャンペーン。
山岳救助隊の皆さん、登山届けを出しましょうキャンペーン。
テント泊のくせに雲取山荘の夕食(^_^;)
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テント泊のくせに雲取山荘の夕食(^_^;)
夕方の光。
明日はこどもの日。
明日はこどもの日。
夕方の空は物寂しい。そういえばこんな時間に空を見る機会がない・・・
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夕方の空は物寂しい。そういえばこんな時間に空を見る機会がない・・・
三日月。この風向きは天気が崩れる予兆とのこと。
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三日月。この風向きは天気が崩れる予兆とのこと。
朝寝坊して4時半起床、テント撤収。
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朝寝坊して4時半起床、テント撤収。
すっかり明るい・・・
すっかり明るい・・・
さて石尾根。
曇り空でもこの空間は広い。
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曇り空でもこの空間は広い。
唐松と笹。
美しいです。
ここで朝食。ミルクティーとコーヒーがおいしい。
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ここで朝食。ミルクティーとコーヒーがおいしい。
富士山は見えませんが、山並みはうつくしい。
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富士山は見えませんが、山並みはうつくしい。
七ツ石山手前で唐松谷林道へ。
七ツ石山手前で唐松谷林道へ。
ほとんど踏み跡なし,人の気配なし。
ほとんど踏み跡なし,人の気配なし。
ところどころ、残雪。
ところどころ、残雪。
それでも花もあり。
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それでも花もあり。
赤い芽吹きを待つぼみ。
赤い芽吹きを待つぼみ。
沢を渡り、ここから急斜面を横切る道へ。
沢を渡り、ここから急斜面を横切る道へ。
沢は徐々に下へ下へ。
沢は徐々に下へ下へ。
荒れています・・・
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荒れています・・・
それでも花が癒やしてくれます。
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それでも花が癒やしてくれます。
通れません。下を巻いて登山道にもどります。
通れません。下を巻いて登山道にもどります。
沢の音と、鳥の声だけが聞こえる静かな空間。
沢の音と、鳥の声だけが聞こえる静かな空間。
雪も多いです。
こんな道が続きます。
こんな道が続きます。
木馬道はあちこちで崩れて使えません。
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木馬道はあちこちで崩れて使えません。
ミツバツツジ。
最後の登り・・・
最後の登り・・・
ここが登山口。
林道で小雨が降り始めましたが、それも気持ちいいです。
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林道で小雨が降り始めましたが、それも気持ちいいです。

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
ライター
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
タオル
1
携帯電話
1
雨具
1
防寒着(ダウン)
1
スパッツ
1
手袋
1
ビニール袋
1
替え衣類
1
入浴道具
1
シュラフ
1
シュラフカバー
1
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
食器
1
水筒
2
時計
1
日焼け止め
1
非常食
1
軽アイゼン
1
カメラ
1
レンズ
2
タブレット
1
スマートフォン
1
汎用バッテリー
2
共同装備
テント
テントマット
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)

感想

 3月に雪の雲取山を鴨沢ピストン( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-420276.html )できましたが、今度は春の雲取をのんびりと歩くつもりでやってきました。ついでに買ったばかりのテント(モンベル・ ステラリッジ 3型)を試すことに。
<山歩き>
やはりこのシーズンは、麓の新緑美しい初夏、中腹の山桜やミツバツツジ咲く春、山頂付近の木々つぼみが膨らみ始めた早春と、季節をまたいで歩く楽しさがあります。日原から八丁橋、そこからの林道歩きでは新緑がまぶしく、わくわくします。富田新道では、巨木と巡り会いながら、神聖な場所にいるんだなぁと気持ちにさせられます。
 残念ながら富士山にはお目にかかれませんでしたが、石尾根の眺望と開放感はまた格別。コース状況に書いたようにお勧めしませんが、帰りの唐松谷林道もまた静かな美しい風景と出会える場所です。
<初めてのテント>
 雲取山荘のテント場は思っていたよりも広く、GW中ながら場所取りに苦労することも、密集することもなく、快適に過ごすことができました。山仲間と一緒に3型(3人まで)に二人で寝ましたが、ザックを置いてもゆったりとしたスペースで、贅沢な空間です。夕食は山小屋で食べるという軟弱ぶりですが、テント泊にはまりそうです。

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コメント

渋いですね!
富田新道と唐松谷、渋いです!
唐松谷林道は私もいつかは歩いて見たいと思っているコースです。
ちょっと荒れているようですので下りるより登ったほうか良さそうですね。
2014/5/7 21:34
Re: 渋いですね!
たしかに人にはほとんど会いませんでした(^^;
ninotsugiさんでしたら、登りでも下りでも変わらないと思います。
唐松林道、とにかく静かで、おすすめです。
2014/5/7 23:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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