白峰三山
- GPS
- 49:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,225m
- 下り
- 2,937m
コースタイム
天候 | つらかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは問題なし。 大門沢に何箇所かある渡渉用の橋がすこぶる怖い。 |
ファイル |
shojiro
(更新時刻:2009/08/16 07:44) |
写真
感想
8/11(0日目)
22時駒ヶ根のameo宅→23時仙流荘前駐車場で車内泊
8/12(1日目)
5時起床、6時のバスで北沢峠→バスを乗り換え広河原に8時着。
空は盛夏のコバルトブルー。
広河原からの北岳は美しく、迫力有。テンション上昇。
テント泊なので荷物は重いが、それでも順調に高度を稼いでいく。
大樺沢の分岐を右に分かれ、右俣を詰める。
対峙する鳳凰山も花崗岩の白が美しいですね。
オベリスクも見えます。
(ameoの股間にはコベリスクです。)
しかし、稜線上に出るとガスが湧いてきて、肩の小屋に付く頃にはホワイトアウト。
neoの怨念か?
何故か今回は足の指がかなり痛く(特に親指)、体力もへばっていたが、
明日の行程を考えて頑張って予定通りGO。
北岳山頂はガスの中で景色はなかったが、充実感はかなり有り。
そして何とか北岳山荘へ着し、テント幕営。
足が尋常じゃ無いほど痛く、ヘロヘロ。
でも、夕飯の豚汁がうまくて何とか回復し、19時半には就寝。
しかし、テン場は稜線上で、更にかなり強風だったため、
張り縄を何度か張り直した。
飛ばされずに済んで良かった・・・
8/13(2日目)
朝からホワイトアウト&激風。
neoの怨念か??
停滞or撤退も考えたが、下界の天気予報はまずまずだったので、
予定通り縦走することに。
悪天候のため、一眼レフはただの邪魔でクソ重い荷物化している。
今日は大門沢下降点まではずっと稜線上だったのだが、風がハンパない。
何度かふらついてヒヤっとした。
しかも小雨混じり。
こういうときは、遭難死する人の気持ちがちょっと理解できる。
どうでもよくなっちゃうんですよね、つらくなってくると。
もういいや、って早く楽になりたい。
ネット上で「自己責任だ」なんて非難している人にはわからんと思いますが。
そんな感じで、間ノ岳と農鳥岳をただ「通過」し、下降点まで来た。
この時点でやっぱり足の指の痛みは尋常じゃない。
でもここから900メートル急坂を下らなければならない。
天気も悪い。つらかった・・・
コースタイムを大幅に超過し、ameoのステッキを一本借りて、
何度も何度も休憩入れながら何とか大門沢小屋まで辿り着きました。
生きてて良かった。。。
ameoのステッキと支えがなければ無事に下りられなかったかもしれない。
ありがとうございます。
テン場からの富士山は美しく、またマーボー春雨うまかったなぁ。
しかし、なぜこんなに足の指が痛いのか。
MBTを履きだして、足の形が変わったのだろうか・・・
明日まだまだ下らなければならない事実を考え憂鬱になりながら、就寝。
8/14(3日目)
雨は上がって、晴れつつある。
neoの怨念か???
稜線を見ると雲がなくなりつつあるので、二人で雲を呼ぶ邪念を送ってみる。
しかし、山靴に足を入れると、やっぱり痛い。
やっぱおかしいな〜ってインソールを外してみると・・・ん???
インソール外したのに、Hanwagって書いてある・・・
インソール外したのにインソール????????
外したインソールを良く見ると・・・アシックスって書いてありますやん!!!
どうやら嫁のジョギングシューズのインソールを余分に入れていたらしい。
中敷きが本当の中敷きになっていた模様。。。
そりゃ指痛いよね、無理ないよ・・・
久々に自分のアホさに驚いた。
通常仕様インソールに戻したら、まあ何と快適なこと♪
3時間のコースタイムを2時間で下れました。
いやー人間と一緒で、大切なのは中身ですね。
奈良田までの下り中、何箇所か砂防ダムを通過した。
ここでダムフェチameoの目が光る。
「写真撮っといて!!!上流側と下流側と1枚ずつね!!!!」
山頂でも見せたことの無い情熱に溢れている。
そんなこんなで、無事下山できました。
バスの乗り継ぎが悪く、広河原で2時間以上待ちがあったため、早い昼飯を。
樋から流れる水を汲み、ラーメンを作り、コーヒーを淹れる。
今回は良く頑張ったと二人で反省会していたところ、バスの運転手がある登山者に、
「あーあそこの水は飲んじゃだめよ〜」
・・・・・・・
今回の教訓
・縦走にステッキは必携
・持つべきものは山仲間
・大切なのは外見じゃないよ、内側まで良く見よう!!!
・こういう盛り上がる山登りにはneoも欲しいところ
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