大東岳 残雪が消え始めた花の山
- GPS
- 05:50
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 997m
コースタイム
10:00五合目
11:35大東岳山頂12:05
13:00五合目
14:15登山口駐車場
天候 | 快晴後薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道457号線に入り 信号「秋保中学前」で右折、県道62号線に入り 道なりに約14kmで登山口駐車場です |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から五合目の尾根まで登山道に全く雪はありません 標識も良く整備されていて、春の花が脇に咲き始めています 渡渉する際、左程水量は多くなく、飛び石伝いに渡れました 七合目付近から残雪が現れ、登山道が隠れている場所もあります 山頂の尾根に出る急坂は、道が雪で隠され、直登しました 滑落の危険があり、アイゼンは着けませんでしたが、 ステップを切って慎重に通過しました |
写真
感想
昨日、面白山から見た大東岳は存在感のある立派な独立峰でした。
やや台形の山頂付近は真っ白で、残雪がかなりありそうに見え
一抹の不安を覚えましたが、地図では登山道は南から向かっているので
日当たり良く、急激に溶けているのではないかと予想。
小原庄助さんではありませんが、せっかく憧れの温泉に一泊したので
朝湯と洒落こんで、朝食もしっかりゆっくり頂いてホテルを出発。
今日も空が美しく、とても午後から雨の確率が高くなるようには思えません。
車道の舗装が尽きる場所に舗装された駐車場と登山者センターらしき建物あり、
登山コース図や、登山届を出すポストが入口にありました。
トイレも完備していて、行き届いている観があります。
そういえば、何年前でしょうか、舟形山に登った時に
山頂近くに建っていた避難小屋が今も目に浮かんできます。
遠くから眺めた風景と言い、建物内部を覗いた時の心地良さそうな印象と言い
いつか機会があったら、舟形山を縦走し、
あの避難小屋に泊まってみたいと未だに思いを巡らせることがあります。
登山道脇には、意外なほど咲き始めた花が多くて嬉しい驚きでした。
昨日の面白山もそうでしたが、この辺りはちょうど春の花の良い時期を迎えている様子。
ただ、登山道を塞ぐように倒れたヤマザクラの大木が
最後の満開の花をつけていた光景には、痛々しさが心に強く残りました。
尾根からはブナの梢越しに正面に大東岳を見ながら、
緩急のある道を繰り返して「鼻こすり」へと詰めて行きます。
急坂の表現には「胸突き」「鼻突き」など色々あって面白いのですが
「鼻こすり」は初めてで、どんな急坂が待ち受けているのかと戦々恐々。
七合目を過ぎると、あちこちに残雪が現れ始め、
樹林帯の急斜面に付いた残雪地に差し掛かると登山道は雪の下。
こうなると、辺り構わず直登になりますが、なかなかの急坂、
樹木がまばらな箇所では滑るとかなり滑落しそうなので慎重に通過。
着いた山頂は舟形山を正面に見る大展望の山。
昨日登った面白山は足元に見え、大東岳の方が標高の高い事を実感。
面白山に登る昨日まで、こんな独立した立派な山を知らなかったのも皮肉です。
予報通りなのか、雲が頭上を覆い始め、遠くの山が大分ぼやけてきました。
昼食をゆっくり楽しんだ後、元来た道を長く感じながら引き返します。
帰りは東北道「仙台北IC」から乗る予定で
高速に向かう途中の秋保大滝に寄っていただきました。
さすがに日本百名滝に数えられている素晴らしい滝で
轟音と共に流れ落ちる水量の多さにしばし見とれました。
東北百名山二座、山寺、温泉、百名滝と今回も盛り沢山!
天気も持ちこたえ、山行&観光に大満足の山旅でした♪
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