雨巻山と高峯と茨城栃木県境縦走

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,141m
• 下り: 1,144m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:05

7:28 スタート地点
7:51 0:00 県境の道へ。
8:02 0:00 県境の山道へ入る。
8:24 0:00 沢道から尾根の道へ。
8:52 8:56 一般ルートに合流（300ｍ峰）
9:22 9:29 凍坂からの登山道合流地点
9:53 0:00 雨巻山分岐
9:49 0:00 展望台
9:54 10:07 雨巻山
10:12 10:13 展望台
10:17 0:00 雨巻山分岐
10:39 0:00 四等三角点
11:05 11:09 深沢峠
11:32 0:00 仏頂高峰遊歩道入口
12:11 12:12 ハンググライダー飛行台
12:19 12:29 高峯
13:07 13:14 奈良駄峠
13:45 13:48 昌子岩
14:03 14:05 高峯
14:12 14:14 ハンググライダー飛行台
14:23 0:00 七曲への分岐点
14:50 14:58 平沢峠（桃源郷の看板）
15:16 0:00 四等三角点扇形
16:07 0:00 作業小屋
16:10 16:12 人家
16:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

門毛多目的集会所に駐車させていただいた。

コース状況／危険箇所等

茨城栃木の県境をできるだけ長く縦走しながら、出発点までの戻りをできるだけ短くしようとして計画した。

雨巻山から高峯をへて奈良駄峠までは一般コース。
ただ、深沢峠付近はやや不明瞭なところがあるので要注意。

雨巻山の手前までの登りと、平沢峠から県道までの下りは藪のためにルートファインディングに気を遣う。
今までの県境縦走とは違い、採石場や太陽光発電所などで道が断ち切られているところはなく、ほぼ思った通りのルートを歩けるのが救いだ。

写真

6/26 16:33

門毛多目的集会所に入り、

6/26 7:21

駐車させていただいた。

6/26 7:42

回顧の峰からの県境の下りは5月28日に歩いた。

6/26 7:44

今日はその続き。雨巻山を目指す。

6/26 7:55

県道257号西小塙真岡線の県境。

6/26 7:57

県道の反対側。県境はこの田圃の中を通っているようだ。

6/26 8:03

田圃を縦断して、道路に出た。

6/26 8:05

道路を進むと、境集落の三ノ宮神社があった。
鳥居の高さが極端に低い。

6/26 8:05

お堂も可愛らしい。大郷戸の三宮神社との関連性はどうなのだろうか。

6/26 8:07

道の肩にヤブカンゾウの花が咲いていた。この花を見ると夏だなと思う。

6/26 8:07

最奥の家の先の農道を進み、

6/26 8:08

田圃の畔の先から県境を辿って山に入る。

6/26 8:13

はっきりした道はないが、地図を手掛かりに、沢を探して少し行くと

6/26 8:14

待望の「岩瀬町」の境界標が見つかった。

6/26 8:17

赤い杭は「岩瀬町」。白い杭は無名だが益子町のだろうか。

6/26 8:22

地籍調査と読める境界杭。

6/26 8:25

倒木で荒れている沢から

6/26 8:34

急斜面の

6/26 8:35

切り開きのある登りとなる。

6/26 8:36

名前の分からない日陰の白い花。

6/26 8:57

稜線の小ピーク300m峰に出た。これより一般ルートだ。

6/26 9:05

門毛金場口登山口への分岐。

6/26 9:23

林道への分岐。

6/26 9:36

門毛凍坂登山口への分岐。

6/26 9:49

雨巻山への分岐。雨巻山へはここからピストン。

6/26 9:55

木製の展望台を通過。

6/26 10:00

雨巻山の山頂に着いた。登山者2人が通過して行った。

6/26 10:00

三等三角点「雨巻」533.3m

6/26 10:14

仏頂山。

6/26 10:14

そのずっと右に、これから行く高峯が見えた。

6/26 10:15

シモツケの花が咲いていた。

6/26 10:18

高峯を目指し戻る。途中、展望台から撮った下界の景色。

6/26 10:42

一旦二手に分かれた幹が再度合体した木があった。

6/26 10:44

四等三角点「扇形」398.6m。三角点のすぐそばにも岩瀬町の境界杭があった。

6/26 10:48

三角点のすぐ先に文久2年の祠があった。幕末の1862年に建てたもののようだ。

6/26 10:48

屋根が落ちている。山の上に担ぎ上げるのも重くて大変だったろうと思われる立派な祠だった。ぜひ修復して欲しい。

6/26 10:50

薬師堂への分岐。

6/26 11:00

深沢峠へは登山道があるが、県境の藪を経て、

6/26 11:10

深沢峠に降りた。

6/26 11:13

県境の標識を確認し、

6/26 11:19

県境の沢を登った。

6/26 11:20

この沢は水は流れていない。昭和57年に堰堤工事をしているようだ。

6/26 11:22

水を流す樋上の工事跡もあった。

6/26 11:33

尾根に出て、

6/26 11:35

境界杭を確認。

6/26 11:37

深沢峠の駐車場に出た。

6/26 11:38

仏頂高峯遊歩道から高峯を目指す。

6/26 11:39

高峯まで1.2�劼良玄院�

6/26 11:41

植林の巨木の中、階段が続く。

6/26 11:43

大きな穴があったが、以前砥石を採取した跡だという。

6/26 11:50

ここの境界杭は「筆界基準」。

6/26 12:09

大きな岩を経て下山できるという標識。今回はパス。

6/26 12:16

ハンググライダーの離陸場があったという展望台に出た。加波山の右に筑波山が顔を出している。

6/26 12:25

その先に高峯頂上があったが、眺望はなかった。
仏頂山まで3.2kmの道標を見て、もう少し足を延ばすことにした。仏頂山までは長すぎるが、手前の奈良駄峠までなら、時間的に問題はないだろうと思った。

6/26 12:48

昌子岩とペンキで描かれている岩。（いたずら書きとの説あり）

6/26 12:58

南飯田への降り口分岐点。

6/26 12:58

分岐点にある案内図。

6/26 13:12

奈良駄峠に降りる木の階段にあった案内板。奈良駄峠から茨城県側へ降りてはいけないということのようだ。

6/26 13:13

奈良駄峠に着いた。切り開きのようなV字状の峠。「関東ふれあいの道」の石標があった。

6/26 13:13

奈良駄峠の道標があった。この道標によれば、栃木側への下降は茂木町上小貫2.0kmの案内通り問題ないように思われた。（次回山行の参考として）

6/26 13:17

高峯を目指して戻る。

6/26 13:29

往きは良いよい帰りはこわいの通り、長くて急な登りが続く。（参考までにこわいは茨城弁では疲れたの意味。）

6/26 13:49

先ほどの昌子岩の周りを散策。大きな岩がいくつかあり、

6/26 13:50

割れた岩があった。

6/26 14:08

高峯に戻った。

6/26 14:08

高峯山頂の二等三角点「池亀」519.6m

6/26 14:18

展望台まで戻る。筑波山、加波山の左に、

6/26 14:18

吾国山か。

6/26 14:29

帰りは、途中から七曲方向へ。

6/26 14:40

でこぼこが少なく歩きやすい道。

6/26 14:42

加波山と筑波山がチラっと見えた。

6/26 14:49

よく整備された道を下る。

6/26 14:55

平沢峠（「桃源郷　平沢高峯展望台」の標識あり）へ降りた。

6/26 14:55

ただし、展望台の先(今降りてきたルート）は進入禁止とある。特に危険なところもなく降りてきたけれど、要注意。

6/26 14:55

展望台付近にあった高峯の写真。ヤマザクラの咲くころまた来てみたい。

6/26 15:05

展望台からは車道を下って行くこともできるが、車道を挟んで反対側に延びる尾根を辿って降りることにした。
尾根に延びる道が二手に分かれる。左は進入禁止。右に行けば337.8m峰方面のようだ。

6/26 15:06

公園のような広場を進み、

6/26 15:13

右に回り込むと頂上。木々に覆われて、眺望はない。

6/26 15:12

四等三角点「大津」337.8mがあった。

6/26 15:16

地図に描かれた登山道を行く。微かな踏み跡らしきものもあるが、全体が藪だ。

6/26 15:31

しばらく降りたらピンクのテープが現れた。

6/26 15:42

踏み跡はほとんどなく、藪の中でピンクのテープの道案内は貴重だ。

6/26 15:46

道らしきところもたまに出てくる。

6/26 15:51

207m峰付近。ピンクのテープは南に下る道の方向へ行ってしまい、これから降りていく尾根は何のしるしもなくなった。

6/26 15:53

GPSを頼りに、尾根を外さないように下る。

6/26 16:00

竹と木の混じった藪を行くと、

6/26 16:06

倒れた竹や

6/26 16:06

倒木が激しくなったが

6/26 16:07

境界杭を見つけてホッとした。

6/26 16:07

いくらか歩きやすくなり、

6/26 16:12

建物が現れて、藪漕ぎも終了した。

6/26 16:15

屋根の形からして、お堂ではないかと思ったが、古い作業小屋のようだった。

6/26 16:24

人家が現れた。

6/26 16:28

降りてきた尾根を望む。尾根はいくらか高い程度の森の中を降りてきたようだった。

6/26 16:34

車道を10分ほど歩き、門毛多目的集会所の駐車地に帰着した。

撮影機器：

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

5月28日に回顧の峰を下った時、雨巻山と高峯の大きな山容が目に焼き付いて離れなくなった。今日の山行で念願叶って2座登ることができた。
茨城栃木県境の登りはkirinkoさんの記録を、また平沢峠からの下りはfushimiyさんの記録を参考にさせていただいた。
次は仏頂山の登頂からを予定。