金剛山 / 妙見谷は水のワンダーランドだ!
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- GPS
- 06:22
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 681m
- 下り
- 650m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高巻き、へつり等危険個所多い。ルートファインディングに長け、岩場の経験を十分積んだ上級者向けコース。 |
写真
感想
夏に初めての山小屋泊での遠征山行を計画している我等にこさわ山岳会(仮称)。
それに向けてのトレーニングに行こうということで、当初は釈迦ヶ岳を予定していたのだが、どうも大峰山脈方面は天気予報があまりよろしくなく、どこに変更しようかと悩んでいると、ひるねが妙見谷歩いて山の豆腐も買いたいと言うので金剛山へ行くことに決定。妙見谷好きやな。
朝の6時にひるね実家に義妹と残念さんを迎えに行き、朝マックを食って金剛山へ。
ところが富田林あたりから雨がパラつきはじめ、さわやかトイレの駐車場に着くころにはまあまあの本降りに。仕方がないので車の中で雨が止むのを待つ。9時前ごろに雨が上がり青空が広がり始める。ヘンな天気。
装備を整えて出発。10分ちょい車道を歩いて妙見谷へ。道が登山道らしくなってきて左の対岸に見事な連瀑が見えてくると妙見谷最初の難関、グラグラ揺れるアルミ梯子だ。オレとひるねはこれで3回目なのでそれほど難儀せずに通過したが、初めて来る義妹と残念さんはまずハシゴに乗るところからギャアギャア言いながら四苦八苦していた。
連瀑の上部から沢に入り、しばらく進むと落差15m(もないように見えるが)の妙見滝へ到着。前日と朝の雨のせいか今日は水量が豊富でなかなか見ごたえがある。
しかしあれだけの雨の直後だというのに、水が濁っておらず透明度が高い。思うに妙見谷は土があまりなく、岩や砂礫ばかりなのだろう。美しい沢だ。
妙見滝の左岸からロープに掴まって滝の上に上がり、水の中をジャブジャブと進んでいく妙見谷の遡行の始まり始まり。
今回で3回目だが、やはりこのルートは変化に富んでいて楽しい。スリリングでテクニカル、流れる水は美しく、渡る風は涼やかだ。今日は水量が多いのでその分若干難易度も上がっているがそれもまた楽しい。
義妹と残念さんは時々深い場所にドボンとはまったり急斜面の登攀に失敗して滑落したりと苦戦しながらも楽しんでいる様子。
ルートの斜度が急になってくるとやがて左手正面に滑落死亡事故のあった進入禁止のロープが張られた崩壊地があり、右手にある沢の本流に沿って森の中へと入っていく。
ガレた沢は徐々に水量が少なくなり、笹の茂った尾根に乗るとやがて千早本道と合流して山頂広場の一角に出る。
12:45、山頂の葛木神社到着。
山頂広場に戻り昼メシを食い、タカハタ道から下山する。時間のかかった登りと比べて下りは比較的スムーズに進み、腰折滝を経て黒栂林道へ下山、ひるねの楽しみにしていた山の豆腐屋さんで豆腐を買い込む。
車を30分ほど走らせて太子温泉で汗を流して帰る。
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