雲取山(恒例の歩荷訓練)
- GPS
- 24:45
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 6:59
天候 | 7/1 晴れのち雷雨 7/2 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
村営駐車場に登山ポストあり。ボールペンと紙がトイレの所にあるので便利。 |
その他周辺情報 | もえぎの湯 850円/3時間 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
ガイド地図
コンパス
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
ロールペーパー
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
手袋
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
食器
水筒
時計
非常食
新聞紙
|
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共同装備 |
テント
テントマット
ランタン
ガスコンロ
ガス缶
コンロ台
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ
テープスリング
環付きカラビナ
カラビナ
|
感想
さて、7月下旬に雲の平を狙っている。しかし、テン泊が久しぶり。そういう訳でテン泊訓練を兼ねて、雲取山テント泊へ。個人的には、歩荷訓練の定番。いつも、無駄に背負って登っていた。
今回は久しぶりとあって、雲の平に持って行く装備全部を持って行った。他には余計なものは担いでいない(酒は別)。
転職して、10ヶ月ほどが過ぎた。今の職場は金土休み。微妙に土日をずらしてくれ所が嬉しい。仕事前にパッキングが済んでいたので、車に積んで仕事が終わってから、登山口に直行する事にする。
夕方仕事が終わり、車で登山口に向かう。途中古里付近のコンビニに寄る。登山口までここから先にコンビニは無い。コンビニで今晩の晩酌の準備を購入。ぎりぎり、19時前にもえぎの湯に着きそうなので、もえぎの湯に立ち寄って仕事の汗を流す。もえぎの湯は、最終受付19時までの20時まで営業。館内の食事処は、19時ラストオーダー。ひとっ風呂浴びて駐車場に向かう。
鴨沢手前で交通規制。鴨沢から先、丹波山方面は落石の為に通行止め。掛かりの人に制止されるが、雲取に行くと伝えれば通してくれる。
駐車場に着くと当然ながら誰も居ない。昨日から登っている人だろうか、バイクが一台停まっているだけ。
さぁ、晩酌しながら寝るとするか。
4時起用予定が少し早く、3時半に起きてしまった。登山届がトイレの所にあるので書いて提出。のんびりしていたら、早朝組の車が2台ほど来た。その人達が登り始めた後に登っていく事にする。
久しぶりの重いザック。普段、テン泊をすると20kgは超えていたのだが、今回は17kg弱。何か忘れ物をしているんじゃ無いかと思うくらいに軽い。肩に食い込む感じが無い。水も1.5L持っているし。酒か?多分、酒だな。酒の分、軽いんだと思う。
ゆっくりと自分のペースで登っていく事にする。オンタイムで上出来。息切れしなければ上出来という感じで。
久々の重装備だが、ゆっくり登っていると調子が良い。息切れもしないし、重さもあまり感じない。
堂所から先、ちょっとつらい感じがしたが大丈夫だった。重装備時の感覚は、戻ってきたようだ。
では、本来はこの装備のまま雲取山荘まで向かう予定だったが、行ってみたかった七ツ石小屋に泊まってみる事を目論んでみよう。年中、小屋番さんがいる小屋で、展望もよいので一度泊まってみたかった。小屋に着いて、ホームページを見てみると「テン泊も要予約」。あぁ〜、泊まれないかなぁ。8時から売店が開くので、ちょっと待ってダメ元で聞いたら、今日はまだ空きがあるので大丈夫との事。スタッフの方に伺うと「これから暑くなるから正解」とのこと。まだ、早い時間なのでテントは張らずに荷物をデポして、軽身で雲取山に向かう事にする。デポの場所は小屋の方が指定してくれる。
せっかくの軽身なので、七つ石山経由で向かいます。七つ石山まで上り坂が続くが、軽身なので苦にならない。
七ツ石山山頂。遠くに雲取の避難小屋が見える。結構、遠くに見える。
七つ石山山頂から大ダワまで一気に下る。あぁ〜、せっかく稼いだ標高が…。いつもの事だけれど。大ダワは広くて、休憩には最適。だが、休憩せずに先に向かう。
しばらく良い感じの尾根道を歩いて行く。
ヘリポートがあり、奥多摩小屋があったであろうと思う所を歩いて行く。奥多摩小屋の跡地は、全く分からなかった。テントで一回だけ泊まった事があったのだが。
難所の小雲取手前の急登が来た。右に巻き道があるが、行きと帰りは違う道が良いので、あえて急登を選ぶ事に。日影が全くない尾根道。そして急登。さすがに休み休み登る。振り返ると七つ石山が見事にみえる。あれは、登りたくない。笠取山並みに登りたくない尾根道だ。
小雲取を過ぎ、尾根道をだらだらと登っていく。虫が多い。ずっと纏わり付いてくる。帰りは手ぬぐいで両耳をふさいで下りた。
避難小屋が近づいてきた。最後の登りだ。
登り切ると、牡鹿が迎えてくれた。どうやら、草を食んでいるようだ。2mくらい近づいても逃げない。他の山域で出会うともっと遠くからでもすぐに逃げるのに。人慣れしているのだろうか。
山頂で職場でもらったパンの試食をする。ジェノベーゼとドライトマトのフォッカチャ。塩味が効いていて美味しかった。
30分ほどのんびり過ごしていると、東側に怪しげな雲が。ゆっくり休憩できた事だし、小屋に戻るとするか。
小屋への帰りは巻き道をフル活用。巻いて〜、巻いて〜、巻いていきます。大ダワの分岐も七つ石山に向かわずに巻いていきます。
小屋に到着して、デポった荷物を回収してテント張ります。一息ついたら、ビールを小屋で2缶買った頃に「ゴロゴロッ〜」と。まだ小粒の雨だったので、外で一杯やっていたら、本格的に降ってきた。テントに入って、雨をしのぎます。コンビニで買ったおつまみを食べながら、飲んでいたらいつの間にか寝ていました。
起きても、まだ降っています。涼しいから良いんですけど。
ぽつぽつ雨になって、やっと止みました。止んだら止んだで、今度は暑い。とてもテントの中には居られない。しかし外にいると、虫が寄ってくる。結果、出たり入ったりを繰り返し、夕暮れまで待つ事に。今回は小説も忘れてしまったので、ラジオを聞きながら過ごしていました。
日も暮れ、涼しくなったので晩ご飯。雲の平の軽量化の為にジェットボイルを購入。お湯を沸かすのに特化したものです。必然的に尾西のアルファ米シリーズへ。晩ご飯は、エビピラフです。いつも思うが昔のアルファ米に比べたら、断然美味しくなった。昔のは、食べたくないくらいに不味かった。食べ応えもあるので、一つで充分。
食べ終わる頃には、辺りは暗くなっていた。暗くなったら寝る。山のテント泊だなぁ〜。途中何度か目が覚めた。
23時頃に目が覚めて、外の様子を見ると星がきれい。肉眼でもボンヤリだけど天の川が見える。前夜泊の駐車場でも、ボンヤリ見えた。多分、雨が降って余計なチリを洗い流してくれたのだろう。
テントの中で三脚とカメラを用意して、撮影する。設定を変えて何度も撮影。でも10分ほどしたら、雲に覆われてしまった。撮影が終わり、また眠りに就く。
朝、3時過ぎお隣さんが目を覚ましたようだ。朝ご飯の支度をしている。一緒に目が覚めてしまったので、撤収準備でもするか。
撤収が終わったのが4時。明るくなってきたので下山開始。
林の中に入ると足下も暗いが歩けない事は無い。
来た道をひたすら下っていく。駐車場までに会った人は6人くらいだろうか。駐車場手前では、たくさんの人と会ったが。
駐車場は、ハイシーズンの朝とあって、6時前でほぼ満車。この時間で下ってくる人もそうそう居ないので、駐車場が空く事も無いだろう。車で来る方は、6時前に着いていた方が良さそうな気がする。
しかし、七ツ石小屋付近は、涼しかった。半袖短パンで過ごしていたが、寒いくらいだった。下界の暑さが身に沁みる。
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