記録ID: 4451669
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
尾瀬、燧ヶ岳(大清水、ナデツ窪、見晴へ下山)。翌日は至仏山へ(尾瀬ヶ原、山の鼻、鳩待峠へ下山)。
2022年07月01日(金) ~
2022年07月02日(土)
福島県
群馬県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 23:18
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 2,105m
コースタイム
1日目
- 山行
- 12:23
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:58
距離 18.8km
登り 1,656m
下り 1,427m
19:01
2日目
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:53
距離 14.5km
登り 876m
下り 702m
13:40
天候 | 2日とも晴天。初日は24度、2日目は29.4度まで上がりました。 至仏山の登山中、水が足りないとい話がチラチラ聞こえて、残雪で水を作っている人もいたので浄水器は必須だと実感しました。 見晴や山の鼻で2リットルの取水は必要です。 燧ヶ岳では、あまりの暑さに保冷バッグに残雪を詰め、氷水を腕や足にかけて体を冷やしながら下山しました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
バスタ新宿から22時の夜行バスで大清水へ。事前に連絡はあったものの途中運転手交代で、真っ暗な営業所にエンジンを切った状態で放置され、温度が上り眠れなく次の運転手さんが来るまでの20分程を不安に過ごした時間もありました。 大清水には3時50分頃に到着。一ノ瀬まで歩いても良いのですが、到着時刻はほぼ同じなので5時発の低公害車に700円払って乗りました。 バスは早めに来て、おじさんが色々話してくれました。9人乗りのバスが3台停まっていたので乗れない事はなさそうです。 [復路] 帰りは至仏山を下山して鳩待峠へ。帰りの高速バスが発車する戸倉行きの定期バスの時刻を気にしての下山でしたが、定員になり次第発車の乗り合いバスが沢山出ていたので早めに戸倉に移動出来ました。余裕を持てた分はぶらり館でお風呂に入ってさっぱりし、戸倉15時半発、新宿19時着の高速バスで帰りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[大清水] 石清水の湧き水は飲用に不向とあったので沼尻で水の調達を予定していましたが、今季、沼尻はトイレも営業していません。(見晴の分岐の所に書いてあります。) [三平下から南岸道経由沼尻] 2012年の投稿を見ると尾瀬沼山荘・裏には水場があるそうです(寄らずに通過してしまいました‥) 朝一とい事もあって蜘蛛の糸を切りつつ、蛙の日向ぼっこをどいてもらいつつ進みました。1メートルくらい近づくと殆どの蛙は逃げていくのですが、中にはしぶといのがいて道の真ん中でこちらを向いてるのになかなか逃げていかず40センチ位の距離でやっとどいてくれました。我慢比べに勝利です。 [小沼湿原] 尾瀬沼を半時計回りに歩いたので尾瀬に来た〜という感じの最初の湿原で感動しました。 沢山の蛙との格闘の後だけに感動もひとしおです。 [沼尻] 水場をあてにしてたのですが、今期は営業していないです。早く言ってよと思いましたが見晴の分岐の所に書いてありました。トイレも閉まっており水場も見つけられませんでした。日除けも無いので暑かったです。 [ナデツ窪] まだまだ残雪有ります。途中から水量豊かな沢登りになりますし、ブリッジになった残雪の踏み抜きにも注意。最後の45℃くらい急登に残雪が100メートルほどあるので、キックで足場を作ったり笹をかき分けて登っていく必要があります。 平日という事もあり、一人にしか会いませんでした。一本道なので迷う事はありませんが入口に管理されてない登山道です。との張り紙があるので、残雪のあるうちは避けた方が無難そうです。途中、道外れの警告が出ていたので軌跡が狂ってますがGPSを入れなおしたら正常に戻りました。 [燧ヶ岳] 金曜日という事もあり、尾瀬御池方面から登ってくる人も少な目で4人しかすれ違いませんでした。爼ぐらの最後、けっこうキツ目の岩登りが数か所ありました。 時期的なものだと思うのですが、コバエみたいな虫が寄ってくる寄ってくる。撮影の為に腕をあげようものなら凄いです。マスクと帽子でなんとかなりましたが、息苦しいのでネット付の帽子があったほうが良いな!と実感しました。 見晴方面への下りも結構な傾斜が数か所あるので気お抜かず下山しました。 [見晴] 燧ヶ岳から降りてくると楽園のオアシスです。 見晴キャンプ場分岐をキャンプ場方面に進むと突き当りに燧小屋がありこちらでテン泊の受付をしました。消毒された冷たい沢水も飲み放題で本当に天国です。 4件程ある売店もビアガーデン風。湿原の向こうの至仏山がモルゲンロードに染まるのを見ながらビール片手に夕日を眺めている人が沢山いて優雅です。 夜は14度まで下がったので薄手のフリースを着ましたが、シュラフカバーとダウンソックス、ダウンパンツのみで、シュラフは使いませんでした。 翌日、朝靄が出て燧ヶ岳横からの日の出は見れませんでしたが靄が晴れていくまでの僅かな時間は幻想的な風景を楽しめました。 見晴から山の鼻はこれぞ尾瀬!という美しい風景が広がっていました。 朝一だからこそ楽しめた変化にとんだ風景だったのかもしれません。 [至仏山] 山開き最初の休日という事もあり有り、登山客が大勢いました。 山の鼻から山頂へは割と真っ直ぐ登っていく感じで、階段が整備されているのですが月日には勝てず、30度位に傾いた階段が多数あるのでバランスを崩さないように要注意です。 山の鼻へ降っていく若い男性が1人いましたが皆さん冷ややかな目線を送っていました。 振り返ると尾瀬の湿原の向こうに燧ヶ岳が見えて景色も素晴らしいです。 鳩待峠への下りは稜線歩きもあり気持ちの良いコースでした。 [鳩待峠] 広めの食事コーナー、売店もあるのでお土産を買いかき氷を食べて落ち着きました。 |
その他周辺情報 | 戸倉のぶらり館は6人の入場制限をしてるので、少し待たされました。ぬるっとした温泉で、外湯は30度位なので時間が許せばもっと浸かってたかったです。風呂場の清掃は行き届いてない印象です。外に湧き水もあるので汲んで帰りました。何より乗り換えの高速バスの目先なのが嬉しいですね。 |
写真
撮影機器:
感想
今回の目的
・時期的に終わりなのですが、尾瀬の歌に出てくる水芭蕉の花を見る。
・7月1日に山開きした至仏山に登る。
・8月の奥穂高岳のトレーニングを兼ねて百名山の燧ヶ岳に登る
燧ヶ岳山頂では日差しが暑く、パンに水分を奪われて口の中がカラッカラになったり、無風のせいか虫が多く落ち着いて休憩もとれず、やや厳しい登山でした。
その分、見晴は天国に感じました。初のシュラフレスを体感しましたが14度の気温ですとシュラフカバーと薄手のフリースで充分寝れました。
至仏山は風が心地よかったのですが日差しは厳しく30度近く、食欲もなかったのですがシャリバテを防ぐにはどらやきに水分を含ませ流し込むのが良いとわかりました。
目標を達成出来、色々な経験を積めたので大満足の山行でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:225人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する