大笠山の春
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
9:45 登山口
12:10-45 標高1300m付近(軽食)
14:30-40 天ノ又
15:05 アカモノの頂
17:00 大笠山山頂避難小屋
5/11
10:10 大笠山山頂避難小屋
11:35-50 アカモノの頂
12:10-30 天ノ又(軽食)
14:55 登山口
天候 | 両日共に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口最寄りの前泊適所は桂湖ビジターセンターで、水場もトイレもあり、登山口から1kmも離れていません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※登山口から1200m辺り 立派なはしごや鎖で強引に標高を稼いだ後、険しい尾根筋を一切巻くことなく直登していきます。 シャクナゲやイワウチワが綺麗ですが、とにかく気疲れする道です。 夏場は異様に毛虫が多く、この日もすでに小さな毛虫が出始めていました。 ※1200mから山頂。 残雪と倒れこんだ低木を越えていく、アップダウンのあるルートです。 残雪はそれなりに腐ってきており、裂け目が多く、踏み抜きにも多少気を払わなければいけません。 昼からは雪崩の音を聞きながらの山歩きになりまが、登山道近辺の雪は安定しています。 ※施設 旧避難小屋跡地近辺はまだまだ雪の中、水場も探しだせませんでした。 新設された山頂避難小屋はとても狭いですが、寝袋とマットが4組置かれていました。 実際、ゆうゆう過ごせるのは4人までで、トイレも天水タンクもありません。 山頂避難小屋をあてにしてプランを組まれるなら、念の為ツェルトを持参するべきと思います。 |
写真
感想
腰痛を「魔女の一撃」ともいうそうですが、まさにそんな感じの山行でしたw
素性をよく知らぬ娘(大笠山という山の神)を「ようわからんけどなんとかなるやろ」と思ってかかったら、思っていたよりはるかにでかい器の相手で痛い目に遭い、己の甘さをひしひしと感じさせられた、そんな感じ。
まず残雪の歩き方に不慣れでした。必要な水を担ぐための体力も不足していました。それが弱点である腰に出てしまった、そんな山行でした。
それでも、ありえないくらい理想的な日の出風景と、惚れ惚れするような白山の雪景色を見せて、なんだかんだで無事に下山させてくれる。山の神の見栄と優しさも存分に実感できた山行。もっと山のスキルを磨いて、いつか「お礼参り」をしなければならない、そんなことを思ったりしてました。
久しぶりの非単独山行。
新築された大笠山頂避難小屋をベースに、笈ヶ岳を目指すというプランでした。
過去に一度大笠山には登ったことがあるのですが、その時は天気が悪く
諸事情により、ペース調整もままならない中の山行。
とにかく辛いイメージしかなかった大笠山でしたが・・・
やはり辛い山でした。
桂湖から伸びる道は、全体的に急で岩っぽく、常に神経を使わされます。
しかも長いので、疲れや気疲れを通り越し、飽きてしまいます。
旧避難小屋の水場はあてにならないとの予想のもと、水を大量に背負い上げたのも疲れの要因。
実際に旧避難小屋の水場は雪に埋もれていたし、担いだ水も使いきってしまったのですが・・・
思いのほか狭い山頂避難小屋で一夜を過ごし、さぁ笈を目指すぞって瞬間。
同行のseisman氏が腰痛でダウン、笈はお流れ。
seisman氏の回復を待って、大笠池を巡ってから下山したのですが・・・下山路が長い。。
完全に集中力が切れてしまい、ぐっちゃぐちゃ。
seisman氏が身内であることもあって甘えが出てしまい
『なんだよ、この道。絶対行きより伸びてるし、飽きてるっていってるのに終わりそうな気配もないし、融通きかんわ・・・』
などと、どうしようもない愚痴をブツブツ。
前回にはまったく得られなかった展望に恵まれ、満足した山登りだったのですが・・・
正直、笈まで足を進めていたらとんでもないことになっていた気がします。
笈はセオリー通り、石川県側からトライしてみようと思います、いつになるかはわかりませんが。
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