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Yamareco

記録ID: 446905
全員に公開
雪山ハイキング
白山

大笠山の春

2014年05月10日(土) ~ 2014年05月11日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 石川県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.0km
登り
1,466m
下り
1,463m

コースタイム

5/10
9:45 登山口
12:10-45 標高1300m付近(軽食)
14:30-40 天ノ又
15:05 アカモノの頂
17:00 大笠山山頂避難小屋

5/11
10:10 大笠山山頂避難小屋
11:35-50 アカモノの頂
12:10-30 天ノ又(軽食)
14:55 登山口
天候 両日共に晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口ごく近くの道路脇には、たくさんの駐車可能場所があります。
登山口最寄りの前泊適所は桂湖ビジターセンターで、水場もトイレもあり、登山口から1kmも離れていません。
コース状況/
危険箇所等
※登山口から1200m辺り
立派なはしごや鎖で強引に標高を稼いだ後、険しい尾根筋を一切巻くことなく直登していきます。
シャクナゲやイワウチワが綺麗ですが、とにかく気疲れする道です。
夏場は異様に毛虫が多く、この日もすでに小さな毛虫が出始めていました。

※1200mから山頂。
残雪と倒れこんだ低木を越えていく、アップダウンのあるルートです。
残雪はそれなりに腐ってきており、裂け目が多く、踏み抜きにも多少気を払わなければいけません。
昼からは雪崩の音を聞きながらの山歩きになりまが、登山道近辺の雪は安定しています。

※施設
旧避難小屋跡地近辺はまだまだ雪の中、水場も探しだせませんでした。
新設された山頂避難小屋はとても狭いですが、寝袋とマットが4組置かれていました。
実際、ゆうゆう過ごせるのは4人までで、トイレも天水タンクもありません。
山頂避難小屋をあてにしてプランを組まれるなら、念の為ツェルトを持参するべきと思います。
登山口です。
朝方は雲が残っていました。
2014年05月14日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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登山口です。
朝方は雲が残っていました。
しゃくなげ
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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しゃくなげ
しゃくなげ、色が随分違います。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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しゃくなげ、色が随分違います。
イワウチワ。
大笠山のは、気持ち大きめな気がします。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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イワウチワ。
大笠山のは、気持ち大きめな気がします。
少量ながら咲いていた花。
2014年05月14日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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少量ながら咲いていた花。
縞模様がいい。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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縞模様がいい。
天ノ又あたりからの大笠山。
2014年05月14日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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天ノ又あたりからの大笠山。
振り返って人形山。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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振り返って人形山。
夕日を受ける笈、白山。
2014年05月14日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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夕日を受ける笈、白山。
仙人窟と大笠笈が作る谷筋。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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仙人窟と大笠笈が作る谷筋。
笈。
2014年05月14日 05:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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笈。
千丈平と白山。
2014年05月14日 05:16撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千丈平と白山。
笈。
2014年05月14日 05:17撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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笈。
千丈平。
2014年05月14日 05:18撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千丈平。
大笠より北側の稜線。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大笠より北側の稜線。
日没後の白山。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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日没後の白山。
日が変わって、北アルプス。
2014年05月14日 05:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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日が変わって、北アルプス。
立山や毛勝の稜線。
いわゆる毛勝三山は、今年の目標のひとつ。
2014年05月14日 05:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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立山や毛勝の稜線。
いわゆる毛勝三山は、今年の目標のひとつ。
御嶽、乗鞍、焼岳。
比較的、元気な火山群。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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御嶽、乗鞍、焼岳。
比較的、元気な火山群。
日の出前の淡い光を受ける白山。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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日の出前の淡い光を受ける白山。
日の出直後の白山。
2014年05月14日 05:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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日の出直後の白山。
千丈平。
2014年05月14日 05:29撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千丈平。
笈と千丈平。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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笈と千丈平。
大笠池。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大笠池。
大笠池、完全に雪に埋もれています。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大笠池、完全に雪に埋もれています。
千丈平。
ここにテントを張ってみたいのですよ。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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千丈平。
ここにテントを張ってみたいのですよ。
まだまだ雪の残る立山近辺。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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まだまだ雪の残る立山近辺。
薬師から穂高あたり。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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薬師から穂高あたり。
穂高から乗鞍あたり。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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穂高から乗鞍あたり。
新設された山頂避難小屋。
2014年05月14日 05:30撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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新設された山頂避難小屋。
雪はそれなりに割れています。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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雪はそれなりに割れています。
延々と白山を見ていました。
2014年05月14日 05:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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延々と白山を見ていました。
奥は御前山とか猿ケ馬場辺りでしょうか。
いまいち手を付けられずにいる山域です。
2014年05月14日 05:31撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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奥は御前山とか猿ケ馬場辺りでしょうか。
いまいち手を付けられずにいる山域です。
大笠より北側の稜線。
思っていたよりも変化のある稜線でした。
2014年05月14日 05:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大笠より北側の稜線。
思っていたよりも変化のある稜線でした。
奈良岳からの尾根。
切れ落ちています。
2014年05月14日 05:32撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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奈良岳からの尾根。
切れ落ちています。
人形山の向こうに北アルプス。
2014年05月14日 05:37撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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人形山の向こうに北アルプス。
人形山は割合登りやすい山でした。
2014年05月14日 05:37撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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人形山は割合登りやすい山でした。
さようなら白山。
2014年05月14日 05:36撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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さようなら白山。
奥の三方崩も、いつか登ってみたいですね。
2014年05月14日 05:37撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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奥の三方崩も、いつか登ってみたいですね。
北側の稜線。
2014年05月14日 05:41撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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北側の稜線。
笈ヶ岳。
2014年05月14日 05:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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笈ヶ岳。
大笠山。
2014年05月14日 05:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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大笠山。
ほがらかな北側の稜線。
2014年05月14日 05:38撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ほがらかな北側の稜線。
さようなら大笠山。
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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さようなら大笠山。
仙人窟山腹の縞模様。
2014年05月14日 05:39撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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仙人窟山腹の縞模様。
ショウジョウバカマ
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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ショウジョウバカマ
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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桂湖に戻ってきました。
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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桂湖に戻ってきました。
桂湖近辺のカタクリは、比較的大きいです。
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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桂湖近辺のカタクリは、比較的大きいです。
白鳥の中華料理屋でつまみを買ってから、道の駅白尾ふれあいパークで祝杯。
その気になれば帰宅できるのに、意味もなく車中泊するのがマイブーム。
2014年05月14日 05:40撮影 by  DMC-G1, Panasonic
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白鳥の中華料理屋でつまみを買ってから、道の駅白尾ふれあいパークで祝杯。
その気になれば帰宅できるのに、意味もなく車中泊するのがマイブーム。
撮影機器:

感想

腰痛を「魔女の一撃」ともいうそうですが、まさにそんな感じの山行でしたw
素性をよく知らぬ娘(大笠山という山の神)を「ようわからんけどなんとかなるやろ」と思ってかかったら、思っていたよりはるかにでかい器の相手で痛い目に遭い、己の甘さをひしひしと感じさせられた、そんな感じ。

まず残雪の歩き方に不慣れでした。必要な水を担ぐための体力も不足していました。それが弱点である腰に出てしまった、そんな山行でした。

それでも、ありえないくらい理想的な日の出風景と、惚れ惚れするような白山の雪景色を見せて、なんだかんだで無事に下山させてくれる。山の神の見栄と優しさも存分に実感できた山行。もっと山のスキルを磨いて、いつか「お礼参り」をしなければならない、そんなことを思ったりしてました。

久しぶりの非単独山行。
新築された大笠山頂避難小屋をベースに、笈ヶ岳を目指すというプランでした。

過去に一度大笠山には登ったことがあるのですが、その時は天気が悪く
諸事情により、ペース調整もままならない中の山行。
とにかく辛いイメージしかなかった大笠山でしたが・・・

やはり辛い山でした。
桂湖から伸びる道は、全体的に急で岩っぽく、常に神経を使わされます。
しかも長いので、疲れや気疲れを通り越し、飽きてしまいます。
旧避難小屋の水場はあてにならないとの予想のもと、水を大量に背負い上げたのも疲れの要因。
実際に旧避難小屋の水場は雪に埋もれていたし、担いだ水も使いきってしまったのですが・・・

思いのほか狭い山頂避難小屋で一夜を過ごし、さぁ笈を目指すぞって瞬間。
同行のseisman氏が腰痛でダウン、笈はお流れ。
seisman氏の回復を待って、大笠池を巡ってから下山したのですが・・・下山路が長い。。

完全に集中力が切れてしまい、ぐっちゃぐちゃ。
seisman氏が身内であることもあって甘えが出てしまい
『なんだよ、この道。絶対行きより伸びてるし、飽きてるっていってるのに終わりそうな気配もないし、融通きかんわ・・・』
などと、どうしようもない愚痴をブツブツ。

前回にはまったく得られなかった展望に恵まれ、満足した山登りだったのですが・・・
正直、笈まで足を進めていたらとんでもないことになっていた気がします。
笈はセオリー通り、石川県側からトライしてみようと思います、いつになるかはわかりませんが。

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