飛越・大長谷第四発電所から取水口経由で小白木峰往復
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- GPS
- 04:23
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 778m
- 下り
- 789m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:24
天候 | 霧のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大長谷第四発電所取水堰から尾根上に乗るまでのトラヴァース道は、足元が不安定で気が抜けない。 |
その他周辺情報 | トイレは、21世紀の森キャンプ場で済ませてから入山。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
サングラス
ポール
テント
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感想
『ヤマレコ』に掲載されている記録をみて、白木峰がニッコウキスゲの当たり年と知り、7月9日に弟子(妻)と二人で小白木峰まで行って来た。
白木峰といえばこれまでファミリー登山で八尾町21世紀の森側から8合目駐車場までクルマで入って登ったことがあり、2019年8月には弟子と2人で8合目駐車場からほぼ貸切状態で歩いたこともあるほど(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1971914.html)、身近な山だった。しかし、その年の秋の(北陸新幹線の車両基地を水没させたことで悪名高い)台風19号による被害で8合目駐車場への林道は寸断され、今も通行止めのままだ。他に富山県から白木峰に登るルートとしては、国道471号をさらに奥まで進んだところにある大長谷第四発電所取水口からの道がある。今回、弟子に取水口から小白木峰までの往復し、ニッコウキスゲをみに行く提案をした。弟子がニッコウキスゲに感動し、その気になったら白木峰まで足を伸ばすつもりだった。その結果は…。
メインルートだった8合目駐車場からのルートは使えないため、多くのクルマが大長谷第四発電所取水口に殺到し、駐車スペースが早々に無くなることを想定し、5時には現地に到着しておきたいと考え、3時に起床、3時半に『キャラメルハウス』を出発し、現地に向かう。今回のコース、小白木峰まではトイレは無いし、白木峰まで足を伸ばしてたとしてもトイレは使えない可能性が高かったので、一旦21世紀の森杉ヶ平キャンプ場に立ち寄り、トイレを済ませる。国道471号に戻って、大長谷第四発電所取水口へ向かう。大長谷第四発電所の送水管のところで多くのクルマが居るので「みんな金剛堂山へ向かうんだ」と思って一旦通過。そしたら、すぐにトラックが脱輪し立ち往生している現場に出くわした…(汗)。『酷道』として有名な国道471号のためトラックの横をクルマですり抜けるスペースは無く、引き返しを余儀なくされた。狭い国道にわずかにあるスペースを使ってクルマを転回し、大長谷第四発電所の送水管まで戻ってここで駐車。登山口のある取水口まで30分ほど余計な歩きを余儀なくされた。
5:44に取水口を出発。物置のようなトンネルふう通路を通過し、階段を使って堰を乗り越え、沢に下りる。いきなり渡渉が2回。そして斜面に向かって登って行くけど、しばらくはアップダウンのあるトラヴァース道。道も狭いうえに木の根などで足が取られ易く、気が抜けない。水が取れる小さな沢を横切るとすぐに尾根上に乗り、トラヴァースから解放された時にはホッとした。
予報では好天となっていたけど、霧が出ててどんよりとした天気。尾根道を上り詰めて最初の池塘に出て、ニッコウキスゲに出会えた時も、霧のせいか弟子の反応はイマイチ…。霧のなか、両側にニッコウキスゲが咲き乱れるような道を行くとやがて万波からのコースが右側から合流してきて、7:09に小白木峰頂上に到着。この頂上では展望は殆どないので、「展望地」の標識に従ってベンチのある展望地に行くけど、ガスでこっちも展望は無かった(苦笑)。
登山者の多くが小白木峰を通過して白木峰に向かうけど、ここまで弟子に「白木峰まで歩きたい」と思わせるような要素が欠けてた(酷いトラヴァース道に、どんよりとした霧)ため、7:30に予定どおり小白木峰から下山にかかる。そしたら、どんどん霧が晴れてきて、展望が得られるようになってきた。金剛堂山をバックに咲き乱れるニッコウキスゲはホントに可憐だった。
下山中も次々と多くの登山者が登ってくる。「もう白木峰まで往復して来られたんですか?」の問いには毎回「小白木峰までです」と答えてた。あと、「あのトラックはいつから居るんですかね?」という質問もされたけど、そんなの、こっちが知りたい!(爆笑〜!!!) 上りよりも下りのほうが神経を使ったトラヴァース道を無事下り切り、8:57に取水口に到着。ここまで戻れば『酷道』をクルマまで戻るだけ。小白木峰まで往復してる間に救助のクルマが駆けつけてトラックが居なくなっている…ということは起こらず、トラックは脱輪したまま。驚いたのが、トラックの(富山側の)手前の(私たちのクルマも展開に使った)転回スペースにも登山者のクルマが駐められていたこと。ここにクルマ置かれたら、ここまで知らずに来たクルマはバックで戻るしか出来ないんじゃない?(汗) 9:28に大長谷第四発電所の送水管のところに置いたクルマに戻った。
楽チンに登れた8合目駐車場からの白木峰のコースと比べると、危険に富んだ玄人向けのコース。8合目駐車場までの林道の早期復活を望みます(苦笑)。
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