大持山・小持山・武甲山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,466m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
スキーシーズンが終了し、半年ぶりに登山を再開しました。まずはリハビリで奥武蔵の大持山・小持山・武甲山をつなぐ日帰り縦走コースを選択。しかし東横〜副都心〜西武池袋線の直通で、横山から奥秩父に行くのは大分楽になりましたなー。ある意味奥多摩より行きやすい。
名郷から鳥首峠へ登るところまでは、以前有間山に登った時(2005年。もう10年近くも前だ。ひぇ〜)歩いたことがある。そのときは天気悪い癖に妙に暑くて辟易した記憶があるが、今回は快晴の天気で快適そのもの。
車道の終点、登山口にはJFEミネラル武蔵野工業所のプランドが相変わらず(当たり前だが)建っていた。その隙間を縫うようにして登山道へ入る。この工場、構内に現役のトロッコがあって、登山道からもそれが非常によく見えるのだが、「写真撮影禁止」の看板が立っていた(以前は無かったと思うのだが)。残念。
登山道をしばらく登ると、JFEミネラルの石灰採掘場の下端、ズリ山(採掘した石のうち資源にならない「ゴミ」の部分を堆積させた山)と思われる場所に出る。そこだけ異様に白く輝いているのが遠目からもわかるw
鳥首峠から大持山への登りの途中で、右下方からエンジン音が響いてきた。今日の採掘作業が始まったのだろう。樹間から働いている重機の姿が見えた。誤解無いよう言っておくと、俺はこういう人里離れた山の中で営まれる人間による土木的作業というのが大好きだ。
さて、鳥首峠から大持山・小持山の尾根歩きは、広葉樹の緑が実にさわやかで、ところどころ展望が開けた箇所がところどころにあってとてもココロオドルものだった。大持山手前にある妻坂峠方面の分岐までは、ほとんど人と会わなかったが、そこから先はだいぶ人が増えた。大持山に登るのは妻坂峠ルートの方がメジャーなのだろう。
小持山付近からは正面に武甲山が見えるが、秩父の街の方から見たあの姿とは全然ことなり、こんもりした、言ってみればどこにでもある普通の山に見えるのが意外だった。シラジクボから登り返して山頂・御嶽神社に着。裏手の展望台からは、秩父市街のパノラマ…と足下で唸りを上げる石灰採掘の重機たち。繰り返して言うが俺はこういう土木的作業、ましてや山の形をも変えてしまうほどの壮大な営みというのはロマンを感じてしまうタイプの人間である。
下山は、浦山口方面へのルートを選択。浦山口駅近くにある、秩父札所28番・石龍山橋立堂と、その隣にある鍾乳洞を見学。鍾乳洞はめちゃくちゃ狭くて腰と首(頭をぶつけないよう常時上を見ていないといけない)が疲れた。
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