東日原BS〜鷹ノ巣山〜石尾根〜奥多摩駅
- GPS
- 16:45
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[道の状況] 特に危険と感じる場所はない。水根山付近で登山道に倒木が何度もあるが通行に問題ない。 [登山ポスト] 東日原から中日原に向かう途中の駐在所に用紙とポストあり [温泉・飲食店] 奥多摩駅にもえぎの湯(駅前に待ち時間30分の掲示あり) |
写真
感想
梅雨に突入する前にぼちぼち体力だめしのチャレンジ山に登っておこうと、まだまだ新緑が楽しめそうな鷹ノ巣山にした。登りは稲村岩尾根と決めたが下山ルートがなかなか決まらない。本当に日暮れまでに石尾根を歩いて奥多摩駅に帰れるのか?ついにヘッドランプ登場か?
睡眠時間は少し短めだったが体調は概ね良好。後は電車で眠って…と思っていたが立川から先は同じく登山客がたくさんで座席がなかった。たまたま電車の乗車位置が良く、バス停へ早く着いたので運よく座れた。というか1台目のバスの座席が埋まり、ああ立ちかと思ったら2台目のバスに案内され座れたのだ。2台分の座席が埋まった後の乗客から立ち乗りにするという、なんと親切なバス会社!(ここまでに、おにぎり1個、パン1個)
東日原にはトイレがあり、ここで支度を整える。近くの派出所で山行計画書を投函し、中日原バス停を少し超えた登山口から、まずは下る。日原川を超えて岩が点在する沢を登る。岩と沢、どちらも私の好きな景色なのでなんだか幸せだ。東日原から30分歩いた平地で5分休憩(うぐいす餅1個)。沢を渡ったところから急坂が始まる。しんどい。さっきエネルギー補給しておいて良かった。尾根に出るもまだまだ登りは続く。少し平らになったところで2度目の休憩。この後もつらい登り→緩い傾斜→つらい登り→緩い傾斜を何度も繰り返しながら高度を上げる。新緑と青空の綺麗な平地に着いたので3度目の休憩。予定では頂上まで1時間半あるので、バテ防止におにぎりを半分だけ食べる。体力は問題ないが、つらい登りばかり続くので脚の筋肉が先に疲労を訴える。まだかなーと考えていると時間が経つのが長く感じるので考えないようにする。ぼんやり他ごとを考えててコースを外れて落ち葉に踏み込みそうになる。
ようやくヒルメシクイノタワについた。予定より10分早く着いたのでびっくりだ。いつも好き勝手に写真撮ったり景色を眺めたりと予定のコースタイムをオーバーしてばかり。しかし今日は到着予定が18時。遅くなったら洒落にならないのでせっせと歩き、水分補給、エネルギー補給、休憩配分と真面目に歩いたのは事実だけれど。軽い休憩を取ってから山頂を目指す。ますます脚の筋肉が悲鳴をあげる。こんなに辛い山行は塔の岳以来か、それとも妙高山か。過ぎた辛い思い出は忘れてしまうのでもう分からない。
どうにかこうにか山頂に到着。見晴らしが良いと聞いていたが、見ると聞くではやはり違う。達成感と爽快感。富士山を目の前にランチタイム。今日のランチはカップスターしお味とりんご。あーやっぱりカップラーメンは頑張った後じゃないとね。小さい黒いダニみたいな虫がうろうろしてるのに最初気付かず、もしかしたらリンゴと一緒に食べてしまったかも。。。まあいいか。
まだ筋肉の疲れが取れきっていなかったが、お腹も満たされ予定の時間にもなったので下山開始。坂道をびゅーんと降りると穏やかな平地が続く。ずっとこうだといいのになあ。桜が咲いてワラビが生えてすみれも咲いて…倒木はなくていいけど。軽いアップダウンを繰り返しながら、軽いお天気雨に会いながら、しばらくすると森が深くなり急坂となる。木を頼りに降りる。六ツ石山分岐前後では枝の隙間からときおり奥多摩湖が見える。みずみずしく綺麗な湖にコースを変えたくなるが、ここは予定通りに。またこの辺りは楓がたくさん生えていて新緑が美しかった。途中、狩倉山に寄り道してみたが山頂はどこかよく分からなかった。ここからが長い長い坂道の始まりだった。行けども行けども坂道、坂道、坂道。いい加減不安になったころに三ノ木戸分岐に到着。予定コースタイムより1時間近く早かったので、安心してTea timeとする。今日のおやつはコーヒー、うぐいす餅、ぶどう。カフェインとクエン酸はやっぱり疲労回復に効果があると思う。ここにも小さい黒い虫がうろうろして、淹れる間に1匹コーヒーに入った(避けて飲んだ)。
三ノ木戸分岐からしばらくなだらかな道を行き、雑木林と植林地帯を繰り返しながら下っていく。空は曇り何となく薄暗い。少し心配になりながらも稲荷神社に到着。旅の無事に感謝して、再び下り始めたところで右膝に痛みが走った。今までお守りとして持ち歩いていたサポーターの効果を試す機会がやってきた。ほどなくして車道に降り、ショートカットの林道を抜けつつ羽黒三田神社を通過し住宅街へ出た。駅までは約10分。ゴールを待ち遠しく思う分だけ長く感じた。
しかし計算外だったのは、3時間かけて登り5時間かけて降りるのだから下りは緩やかだろう、という思い込み。奥多摩駅からバスで30分登ったのだから、鷹ノ巣山の登り+バスの登り=下り、自分の脚で登った以上に下るということに駅に着くまで気づかなかった。
45分と短い距離だったがサポーターにより右膝の痛みはその後はなく最後まで歩けた。でも長い下りで笑った膝の疲労には効果がないと分かった。
翌日は朝から脚パンパンの筋肉痛だった。
(食事)
パン1個、おにぎり1.5個、ウグイス餅2個、カップラーメン1個、りんご1/2、ぶどう、おからのお菓子少々
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