針ノ木岳 頂上横を直登
- GPS
- 08:05
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,403m
コースタイム
08:20大沢小屋付近
12:30-13:10針ノ木岳山頂
14:45登山口帰着
天候 | 晴れ、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:30に着きましたが、まだ2,3割り空いてるかなといった感じでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢小屋手前までは夏道ではなく沢沿いを行けます。夏道は林の中でアップダウンが割りとあります。 夏道:かなり親切にリボンなどがあるので安心していると、この時期は雪が残っていることと、あまり通る人がいないのか一部不明瞭で分かりにくい箇所があります。 沢沿:写真5のところを左へ行きます。しばらく舗装道路を進んだら、舗装道路は右へおれていきますが、沢へ行くには土手道みたいな土の道が正面か、やや左に見えますのでそこを進みます。で、少し進んだら沢を渡れるポイントがあります。沢の左側(針ノ木岳方面が前として)についたらあとはずっと沢沿いに登って行くだけです。(沢沿いを進んだ場合は写真のテント場は見えません)(地図のルートは夏道です。) 雪渓はくされた雪が延々と続きます。午後はくされ度マックスです。マヤクボ沢と針ノ木小屋方面との分岐点あたりから斜度がきつくなってきます。それまではゆるゆると登ってく感じです。デブリはところどころにあります。また、踏み抜くところもあります。突然くるので、足がボキっとならないように注意ですね。クラックや雪庇はほとんど無いと思います。 斜度が結構あるので12本爪アイゼン、ピッケルは必須と思います。 |
写真
感想
私がちょくちょく行くローカルな山に比べると遥かに人が多いのですが、それでも北アルプスの中では人が少なかったですね。そして他の山もそうですが、ほとんどBCの方でした。というかBCの聖地らしいですね。たしかにゲレンデのようにクリアで広い滑走面は魅力なのでしょうね。やってみたいですが技量も装備もないです。笑
最近ここに来たという方に話をうかがうと風が強くて大変だったそうです。予報では今日も高度が上がると割りと強めの風が吹くようだったのですが、実際には無風かそよかぜ程度’(部分的には多少風がありました)でとても天気がよかったです。逆に暑すぎで汗がしたたりおちるほどでした。雪質はずーっとくされていたのとひたすら登りですので、なかなかしんどいです。
しかし視界が開けているのでとても開放感があります。登る人によっていろんなパターンのルートがあって面白いですね。私は沢に入ってからはとにかく針ノ木岳一直線に進んでみました。そんなことをしていたら距離か短いかわりに傾斜がキツイところが多くて、頂上の手前のところでパンツを破いてしましました。ショックー。でも登りきったらいきなり見える景色は、そんな気持ちも吹き飛ぶ天国みたいなところでした。真っ白な壁を超えたらいきなり見える絶景っていうのがドラマチックでいいですね。ここ最近は登り切ったと思ったらその先が断崖絶壁とか雪庇だったりして、条件反射的に稜線に出る瞬間はビビってしまうのですが、今回はちゃんと平らなとこがあって安心です。
狭めのピークで、なおかつ視界を遮るものがない360度の絶景、北アルプスの全域が見えまくりです。しかも、このとき頂上にいるのは一人だけ。贅沢すぎます。
地図は書き方がいまいち分からなくて行き帰り同じになっちゃってますが、行きが大沢小屋まで夏道で帰りは沢沿いです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する