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Yamareco

記録ID: 4497590
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

羅臼岳・サシルイ岳

2022年07月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:27
距離
17.9km
登り
1,931m
下り
1,920m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
2:33
合計
9:54
距離 17.9km 登り 1,931m 下り 1,923m
4:01
5
4:06
64
5:10
5:12
7
5:19
35
5:54
14
6:08
6:09
23
6:32
11
6:43
6:45
8
6:53
6:59
13
7:12
7:47
3
7:50
7:52
23
8:15
8:21
2
8:23
8:24
32
8:56
8:57
31
9:28
10:12
25
サシルイ岳西峰
10:37
10:56
32
11:28
12:00
25
12:25
9
12:34
23
12:57
5
13:02
13:03
44
13:47
13:48
3
13:51
4
13:55
ゴール地点
天候 登っている途中は比較的晴れていたが、登頂15分前あたりからガスが😱
羅臼平に出て、山頂が見えてからが案外長い
さらに勾配もキツい
サシルイ岳西峰への縦走路は、時折道が覆われている箇所もあるが、はっきりしているので、安心して歩ける
三ツ峰露営地の湿原は花が盛りで見事
サシルイ岳からは硫黄岳がより近く見える
行ってみたくなるが、午後は展望がさらに悪くなるとの予報と、この日は阿寒湖まで移動することもあり、小一時間ほど堪能して戻った
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
03:30ウトロ〜04:00木下小屋着
コース状況/
危険箇所等
木下小屋の方が整備してくれているのか、すごく歩きやすい道
北アルプスの小池新道と並ぶ良道
右側、雲に覆われる羅臼岳
2022年07月18日 03:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 3:39
右側、雲に覆われる羅臼岳
朝日が眩しい
2022年07月18日 05:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 5:00
朝日が眩しい
この時、山頂にいたら最高だろうな
2022年07月18日 05:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 5:03
この時、山頂にいたら最高だろうな
エゾツガザクラという花らしい
2022年07月18日 06:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 6:13
エゾツガザクラという花らしい
大沢より
2022年07月18日 06:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 6:15
大沢より
クルーズ船が走っている
2022年07月18日 06:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 6:15
クルーズ船が走っている
羅臼岳が姿を現す
この時は晴れていた
2
羅臼岳が姿を現す
この時は晴れていた
知床連山
国後方面 雲海になっている
国後方面 雲海になっている
羅臼岳登頂するも、ガスが…
30分遅かったかぁ
2022年07月18日 07:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 7:23
羅臼岳登頂するも、ガスが…
30分遅かったかぁ
んー、連山を眺めたい
2022年07月18日 07:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 7:26
んー、連山を眺めたい
少し晴れ間が
2022年07月18日 07:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 7:27
少し晴れ間が
渋々下山 途中、時折晴れる
振り返れば、羅臼岳
2022年07月18日 08:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 8:04
渋々下山 途中、時折晴れる
振り返れば、羅臼岳
三ツ峰の鞍部が縦走路への関門のようだ
2022年07月18日 08:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 8:11
三ツ峰の鞍部が縦走路への関門のようだ
羅臼平から見た羅臼岳
2022年07月18日 08:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 8:40
羅臼平から見た羅臼岳
三ツ峰の鞍部から見た羅臼岳
2022年07月18日 09:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 9:15
三ツ峰の鞍部から見た羅臼岳
サシルイ岳に向かいます
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サシルイ岳に向かいます
サシルイ岳への稜線から
三ツ峰越しの羅臼岳
2022年07月18日 10:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 10:32
サシルイ岳への稜線から
三ツ峰越しの羅臼岳
サシルイ岳山頂より
硫黄岳を望む
サシルイ岳山頂より
硫黄岳を望む
三ツ峰湿原は花盛り
2022年07月18日 10:45撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 10:45
三ツ峰湿原は花盛り
チングルマの群生
2022年07月18日 10:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 10:47
チングルマの群生
お花畑とサシルイ岳
お花畑とサシルイ岳
三ツ峰より
向かいの峰を望む
2022年07月18日 11:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 11:53
三ツ峰より
向かいの峰を望む
サシルイ岳方面
少しだけ硫黄岳が覗いている
2022年07月18日 11:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 11:56
サシルイ岳方面
少しだけ硫黄岳が覗いている
止別駅のラーメンえきばしゃ
2022年07月18日 15:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 15:40
止別駅のラーメンえきばしゃ
ちょうど電車がきた
2022年07月18日 15:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 15:42
ちょうど電車がきた
印象深い広告
2022年07月18日 15:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7/18 15:53
印象深い広告
2022年07月18日 15:56撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 15:56
お土産は鮭とば 絶品
2022年07月18日 16:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 16:01
お土産は鮭とば 絶品
ブルースを感じる
2022年07月18日 16:02撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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7/18 16:02
ブルースを感じる
撮影機器:

装備

個人装備
スパークリングウォーター500mm アクエリアス500mm 水600mm トレイルミックス バーナー ボンベ スタンドコジー カップラ バームクーヘン チタンカップ(600mm+350mm) キャップ 長袖シャツ レッグ 雨具 長パン タイツ 靴(スカルパ) 靴下 ザック(グレゴリーtalme18L) グローブ タオル ストック AppleWatch iPhone モバイルバッテリー ヘッドランプ 予備眼鏡 GoPro(HERO9)

感想



知床と聞くと,まずは雄大な自然とヒグマを思い起こします。そんなところの山を歩いたらさぞ,気持ちがいいだろうなぁなんて思っていて,一方で,とにかく遠い。ヒグマというしゃれにならないリスクもあると言うことで,なかなか踏み出せない憧れの領域でした。
今回,その憧れの領域に踏み出すことができました。きっかけらしいきっかけがあった訳でもないのですが,こういう事は,結局は”勢い”なのだと思います。
他の記録でも書きましたが,知床に来る前に,2座をこなしていて,今回の登山は,道東山行全体で言うと4日目。本来は,テント泊での1泊2日で硫黄岳まで縦走するつもりでしたが,前日が結構な土砂降りにより,3日目の山登りを諦めたので,日帰りでの行程となりました。
朝3時半過ぎにウトロの宿を出発して,4時に岩尾別登山口に到着。心配していた駐車スペースは,先行車1台のみ。前々日に登った方が,連休と言うこともあり,車がいっぱいで,大変だったとの話を聞いていたので,拍子抜け。確かに,ウトロの宿の方に伺うと,観光船事故の影響で,今年の連休は客の入りがこれまでになく少ないとのこと。コロナの影響も重なり,いろいろ大変なようです。
さて,熊スプレーを携帯して,いざ出発。先行車の方は,準備中だったので,この日の一番乗りは私だと思います。
1時間ほどで弥三吉水に到着。弥三吉は木下小屋の元管理人の名前。道中は北アルプスの小池新道に匹敵するほどよく整備された道で,代々,木下小屋の主人が整備してくれているのでしょうか 頭が下がります。
ここから雪渓の残る大沢地点までは,前日の雨の影響なのか,道が沢っぽくなっているところもあって,少し歩きづらい辛かったです。午前6時半に羅臼平到着。ついに知床連山の稜線に乗った。左側には三ツ峰,そして右側にはどーんと羅臼岳が,聳えています。山頂に岩が乗っかっている羅臼岳。安達太良山に似てるなぁと漠然と眺めながら,ハイマツの中に伸びる道を上へ上へ。途中からは岩場に変わり,なかなかの急登。あ,石清水という場所では,上の岩からシャワーのように水が滴り落ちていました。湧水なので,飲水可とのこと。少し飲んでみましたが,体調に特に問題はなかったです。
 7時10分に羅臼岳到着。期待の展望は,んー登頂10分くらい前から少しづつガスが・・・
わずかに遅かったか しかしながら,時折覗く,オホーツク海や知床連山の展望はすばらしく,今思い出しても感慨深いものがありました。ガスが晴れることを期待して40分ほど粘りましたが,段々濃くなってきたので,渋々下山。羅臼平からいよいよ縦走ルートへ。人の入りが極端に少なくなるのか,ルート沿いの草木も濃い目。ただ,藪漕ぎと言うほどではなく,道ははっきりしているので,足元を見ながら歩けば心配無用。
三ッ峰の鞍部に乗ると,羅臼岳の全貌が一目瞭然。羅臼平から見上げるのとは違う。羅臼岳を堪能したいのであれば,まずは,山頂に至るルートの偵察も含め,ここまで登って,眺めた方が絶対いいと思う。
 これから進む硫黄岳方面は,湿原とその向こうにサシルイ岳が聳えています。1,400m級の山とは思えない堂々たる風格。知床の雄大な自然がそう感じさせるのかもしれません。
 三ッ峰湿原は,幕営指定地にもなっており,しっかりとしたテン場が用意されています。そう言えば,道中全体として,熊の雰囲気は全然感じませんでした。今回たまたまかもしれませんけど。湿原は,まさにお花畑状態で,チングルマなどが咲き誇っていて,本当にきれいだった。知床いいぞ。
ここから30分ほどの登り。時折振り返っては,三ッ峰の鞍部越しに見える羅臼岳に励まされながら,9時半前にサシルイ岳西峰に到着。硫黄岳がかなり近くなりました。二ッ峰の湿原も見えます。本来は,この湿原でテント泊する予定でしたが,今回はこの西峰山頂をもってピストン。相変わらず,ガスが湧いたり晴れたりしているので,1時間ほど粘ってから,来た道を戻ります。
途中,三ツ峰にも寄って,昼食。ここでもしばらく羅臼岳や知床連山の眺めを堪能していました。昼食を取ったせいか,帰りは元気いっぱい。勢いがついて2時間弱で下山。
 憧れの知床連山,羅臼岳のほか,少しですが,縦走することができました。展望は半分でも,高山植物の花々が盛りで,とてもきれいだった。さすが世界遺産。機会があれば,また登りたい。展望がよければ,きっと絶景だと思います。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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