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Yamareco

記録ID: 4499941
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

小太郎山@真っ白な世界でも百高山・白根御池テント泊で。

2022年07月17日(日) ~ 2022年07月18日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
23:26
距離
11.8km
登り
1,716m
下り
1,712m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:41
休憩
0:17
合計
1:58
距離 2.7km 登り 725m 下り 6m
2日目
山行
6:15
休憩
1:27
合計
7:42
距離 9.0km 登り 974m 下り 1,701m
3:25
75
4:40
4:46
9
4:55
5:01
74
6:15
6:22
74
7:36
7:51
9
8:00
50
8:50
9:41
29
10:10
10:11
13
10:42
10:43
20
11:03
4
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】7/17(SUN)
新宿7:00→8:27甲府(あずさ1号,2310+特1480円)
甲府9:05→10:58広河原(南アルプス登山バス1990+300円)

※コロナどこ吹く風であずさ1号は満席。甲府駅からのバスもそのそこ混んでおり,同時間に三台でたようです。あずさ1号だとバス出発時間の30分前に到着するので,余裕で一台目に乗れました。

白根御池テント泊(1000円)※7/16予約

【帰路】7/18(MON)
広河原12:00→13:50甲府
甲府15:15→16:58新宿(かいじ36号)
コース状況/
危険箇所等
【広河原→白根御池→小太郎山分岐】
広河原から白根御池小屋までは雨の登頂となりましたが,樹林帯の傘と完全整備の土のトレイルのお陰で難儀することは全くありませんでした(泥対策は必要)。白根御池から小太郎山分岐まではザレの急登になりますが百名山ルートなので(?)困るような事はありませんでした。

【小太郎山尾根】
本題の小太郎山へのルートは,やはりそれまでよりは難度が増します。小太郎山分岐から前半はピークを西に巻き,後半は尾根のハイマツの切れ目を進む感じでした。ピンクテープや白テープはそこそこあっても,後半のガレとハイマツ地帯では踏み跡が不明瞭で交錯しているところがあります。横に分岐する正規ルートをハイマツが隠していて,それっぽいガレの踏み跡が正面に続いているケースが罠への入口あるあるです。
その他周辺情報 【白根御池小屋】小屋泊もテント泊も予約が必要。3日前からキャンセル料が発生しますが,2回までは直前でも無料で日時変更が出来るので,いざとなったらとりあえず将来の日付に変更しておけばOK。一旦将来の日付に変更して,それをキャンセルすればキャンセル料が掛からないのか?は興味がありますが試していません(笑
ファイル
【後日参考用】当日と二日目の天気予報
(更新時刻:2022/07/18 22:26)
3連休中日,満席のあずさ1号で甲府駅へ。
2022年07月17日 06:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
15
7/17 6:53
3連休中日,満席のあずさ1号で甲府駅へ。
広河原に着くなり大雨。少し待って雨が弱まったのを見計らって出発!
2022年07月17日 11:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/17 11:43
広河原に着くなり大雨。少し待って雨が弱まったのを見計らって出発!
広河原と言えばこれ。奈良田の橋より揺れなくて物足りない(笑
2022年07月17日 11:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/17 11:46
広河原と言えばこれ。奈良田の橋より揺れなくて物足りない(笑
雨なので見るべきは景色より花。ホタルブクロ。
2022年07月17日 12:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 12:07
雨なので見るべきは景色より花。ホタルブクロ。
ショウマっぽいけど…どなた様で?
2022年07月17日 12:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/17 12:37
ショウマっぽいけど…どなた様で?
ヒヨドリバナかな。
2022年07月17日 12:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 12:37
ヒヨドリバナかな。
まやかしの晴れ間。実際はほとんど雨でした。
2022年07月17日 13:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 13:17
まやかしの晴れ間。実際はほとんど雨でした。
水も滴るいいお花。ミヤマハナシノブ。
2022年07月17日 13:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 13:28
水も滴るいいお花。ミヤマハナシノブ。
艶やかなクルマユリ。
2022年07月17日 13:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 13:28
艶やかなクルマユリ。
白根御池到着。撤収中の方からレイクビューの一等地を譲って頂けました。
2022年07月17日 14:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 14:29
白根御池到着。撤収中の方からレイクビューの一等地を譲って頂けました。
雨の合間のコーヒータイム。優雅な休日を演じてみる。
2022年07月17日 16:27撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 16:27
雨の合間のコーヒータイム。優雅な休日を演じてみる。
高嶺からオベリスクへの稜線が綺麗。高嶺も未踏の百高山なのでそのうち。
2022年07月17日 16:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 16:38
高嶺からオベリスクへの稜線が綺麗。高嶺も未踏の百高山なのでそのうち。
本日の夕食一式。今日の運動量的には食べすぎでした。ゲフッ
2022年07月17日 17:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/17 17:12
本日の夕食一式。今日の運動量的には食べすぎでした。ゲフッ
月明かりの夜。
2022年07月18日 00:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 0:07
月明かりの夜。
ラジオ深夜便を聞きながらあるく。大好きな時間。
2022年07月18日 04:26撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 4:26
ラジオ深夜便を聞きながらあるく。大好きな時間。
本日の日の出時間4:43。雲がどんどん増えてくる。
2022年07月18日 04:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 4:43
本日の日の出時間4:43。雲がどんどん増えてくる。
草スベり分岐から先はお花畑。そして真っ白な世界へようこそ。
2022年07月18日 04:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/18 4:50
草スベり分岐から先はお花畑。そして真っ白な世界へようこそ。
小太郎山分岐から先も真っ白。ピークハンターに景色はおまけさ,と強がってみる。
2022年07月18日 05:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
6
7/18 5:07
小太郎山分岐から先も真っ白。ピークハンターに景色はおまけさ,と強がってみる。
富士山が辛うじて見えたのが救い。
2022年07月18日 05:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:23
富士山が辛うじて見えたのが救い。
あれ,もう着いた?と思いましたが,
2022年07月18日 05:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:30
あれ,もう着いた?と思いましたが,
偽ピークのくせに名前がある。
2022年07月18日 05:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:50
偽ピークのくせに名前がある。
その先はハイマツ地獄。
2022年07月18日 06:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7
7/18 6:05
その先はハイマツ地獄。
露でビチャビチャになるのでレインウェア履いたらハイマツ攻撃により穴が開きました(涙
2022年07月18日 06:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
9
7/18 6:12
露でビチャビチャになるのでレインウェア履いたらハイマツ攻撃により穴が開きました(涙
気分は萎え萎えでも日本標高第87位2725mの小太郎山ゲットです!
2022年07月18日 06:15撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 6:15
気分は萎え萎えでも日本標高第87位2725mの小太郎山ゲットです!
カラ元気で百高山ゲット記念。山梨百名山でもあるらしい。
2022年07月18日 06:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 6:19
カラ元気で百高山ゲット記念。山梨百名山でもあるらしい。
頂上付近に残るかわいい石楠花達に癒される。
2022年07月18日 06:24撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 6:24
頂上付近に残るかわいい石楠花達に癒される。
ガスが晴れると山梨百名山らしきポテンシャルを一瞬感じる。
2022年07月18日 07:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 7:17
ガスが晴れると山梨百名山らしきポテンシャルを一瞬感じる。
気が向いたら北岳にも登るつもりでしたが,もちろんそんな気分にならず。
2022年07月18日 07:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
5
7/18 7:35
気が向いたら北岳にも登るつもりでしたが,もちろんそんな気分にならず。
景色はアレでもキンバイとイチゲがわさわさで綺麗。
2022年07月18日 07:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 7:50
景色はアレでもキンバイとイチゲがわさわさで綺麗。
小さなハクサンチドリと大きなバイケイソウ。
2022年07月18日 07:52撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
13
7/18 7:52
小さなハクサンチドリと大きなバイケイソウ。
とにかくも目的だけは果たして戻って参りました。
2022年07月18日 08:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 8:40
とにかくも目的だけは果たして戻って参りました。
こんな天気でも白根御池小屋は満室。大人気。
2022年07月18日 09:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 9:42
こんな天気でも白根御池小屋は満室。大人気。
さっさと帰ろうと予定より3時間以上早く下山。
2022年07月18日 11:04撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 11:04
さっさと帰ろうと予定より3時間以上早く下山。
広河原山荘の約10分800円シャワー。
2022年07月18日 11:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 11:19
広河原山荘の約10分800円シャワー。
体も心もさっぱりしました。
2022年07月18日 11:20撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 11:20
体も心もさっぱりしました。
超キレイな広河原山荘でコーラ。生ビール飲みたいけど,そんなことしたらこの後の2時間バスに耐えられない。
2022年07月18日 11:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 11:39
超キレイな広河原山荘でコーラ。生ビール飲みたいけど,そんなことしたらこの後の2時間バスに耐えられない。
甲府駅に着いてから満を持して肉とビアー!お疲れさまでした!
2022年07月18日 14:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 14:12
甲府駅に着いてから満を持して肉とビアー!お疲れさまでした!
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ アームカバー フリース(薄) レインウェア(上下) タイツ ズボン(薄) 靴下 指だしグローブ アウター手袋(夏用防水) 夏帽子 ザック 朝昼夜ご飯 行動食 非常食 飲料(ポカリ+水で計1.5L) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル テント装備一式 マット(薄) シュラフ(#3) 身体ふき 燃料 コンロ 調理一式 ナイフ ロールペーパー ストック カメラ スマホ ラジオ 虫除け マキロン 着替え(下着&半ズボン&歯ブラシ)
備考 出発時12kg

感想

アルプス方面は北も南もイマイチな天気予報だったこの連休。万一雨に祟られても何とかなりそうな百高山狩りということで,北岳の途中にある小太郎山に狙いを定め,直前でも白根御池のテント場の予約が取れたので今シーズン初のテント泊としました。

天気予報は曇りのはずでしたが,広河原に到着するなり雨がザーザー降り始め,気分はだだ下がり。でも少し弱まったところで出発してみれば,蒸し暑い樹林帯の中では雨も気持ち良いシャワーのようで,早々にレインウェアを脱いでTシャツ一枚で気分よく登れました。テン場でも雨が降ったりやんだりでしたが,レイクビューの一等地を確保出来たお陰で,テントの中や池の畔でうだうだと楽しい時間を過ごせました(これぞ休日!)。

さて,翌日。いつものように暗い内に出発し,雲が多くイマイチなモルゲンを眺めつつ急登を登り切れば,そこは真っ白な世界。ネトネトした風が吹き荒れ,今にも雨が降りだしそうな雰囲気で,気分が盛り上がらないまま小太郎山ゲットとなりました。メインディッシュの小太郎山の後は,デザートとして北岳にも登ろうかとも考えていましたが,見ても全然おいしそうに見えなかったので無駄なことはせず即下山。綺麗な広河原山荘のシャワーを浴びて明るい内に家に帰りました。こんな中でも小太郎山を目指す人達やバスでご一緒した方と道中偶然お会いしたりで,挨拶がてらお話出来たのが良い気分転換になりました。

今シーズンは百高山ピークハンターに徹するつもりとは言え,頑張って登るなら晴天のアルプス縦走のついでにピークを踏みたいなぁ,と改めて思った二日間でした。それって贅沢かしら?

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