ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 450507
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

伊豆山稜線歩道(仁科峠〜三蓋山)

2014年05月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:30
距離
13.2km
登り
808m
下り
796m

コースタイム

07:50 仁科峠⇒ 08:10 後藤山⇒ 09:30 猫越岳⇒ 
09:50 水呑の頭⇒ 10:35 手引頭⇒ 11:25 つげ峠⇒
11:45 三蓋山(みかさやま)12:30⇒ 12:40 つげ峠⇒ 
13:55 水呑の頭⇒ 14:00 猫越岳⇒ 14:50 後藤山⇒ 
15:20 仁科峠
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
静岡県伊豆市県道59号線(伊東西伊豆線)仁科峠の駐車場に車を置きました
乗用車5〜6台の駐車スペースがありました
コース状況/
危険箇所等
 好天に恵まれ富士山がバッチリ見え、高原の乾いた清々しい空気の中を仁科峠から笹原の中を歩き始めました。
 牧場の柵沿いを過ぎると木製の階段の登りになりました。
 登り切ると平らな稜線尾根の後藤山になり、さらに進み展望台や高原の池などを散策しました。
 アセビの森を過ぎると新緑のブナの森に変わり、背の低いところから枝が張った西天城のブナ特有の樹形をのんびりと鑑賞しながら歩道から右や左に外れなかなか前に進みませんでした。
 ミツバツツジやシャクナゲの花が咲き始めていて新緑の中でピンクの花の色が際立っていました。
 途中から伊豆山稜線歩道から外れ北方向の尾根に入り手引頭に寄り道、ブナの天然林と山頂付近であまり人眼に触れないでひっそりと咲くシャクナゲの花を楽しみ再び伊豆山稜線歩道に戻りました。
 手引頭から長沢頭に伸びる尾根を巻いて伊豆山稜線歩道をつげ峠に向かいました。
 三蓋山へは再度伊豆山稜線歩道から外れ黄楊山の稜線尾根を登り三蓋山山頂に向かいました。
 三蓋山山頂表示板横のベンチで昼食、復路は来た道を戻り仁科峠に無事到着しました。
仁科峠道路標示板左手に駐車スペースがあります
天皇両陛下を迎え全国植樹祭を開催するために立派な道路が作られました
2014年05月19日 06:21撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:21
仁科峠道路標示板左手に駐車スペースがあります
天皇両陛下を迎え全国植樹祭を開催するために立派な道路が作られました
仁科峠より笹原の中を登ります
これから天城峠方面には自然が残されています
2014年05月19日 06:22撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:22
仁科峠より笹原の中を登ります
これから天城峠方面には自然が残されています
魂ノ山裾を走る西伊豆スカイラインと富士山
戸田峠方面に続くスカイラインが開通して自然は失われつつあります
便利になった山など魅力は半減します
2014年05月19日 06:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
5/19 6:23
魂ノ山裾を走る西伊豆スカイラインと富士山
戸田峠方面に続くスカイラインが開通して自然は失われつつあります
便利になった山など魅力は半減します
静岡県牧場施設
広大な笹原を牧草地に変えてしまいました
牛の姿は見えません
2014年05月19日 06:23撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:23
静岡県牧場施設
広大な笹原を牧草地に変えてしまいました
牛の姿は見えません
木製の丸太の階段を登ります
2014年05月19日 06:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:24
木製の丸太の階段を登ります
後藤山 標高994m
表示が無いと通り過ぎてしまいそうな山頂
2014年05月19日 06:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:24
後藤山 標高994m
表示が無いと通り過ぎてしまいそうな山頂
ブナの森に入って行きます
2014年05月19日 06:24撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:24
ブナの森に入って行きます
少し登ります
2014年05月19日 06:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:25
少し登ります
展望台からの富士山
2014年05月19日 06:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
5/19 6:25
展望台からの富士山
高原の池
以前は猫越火口湖と表示されていました
2014年05月19日 06:25撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:25
高原の池
以前は猫越火口湖と表示されていました
ブナの古木
2014年05月19日 06:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:26
ブナの古木
白いドウダンツツジ
2014年05月19日 06:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:26
白いドウダンツツジ
白いドウダンツツジ
2014年05月19日 06:26撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:26
白いドウダンツツジ
ブナ林
2014年05月19日 06:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:27
ブナ林
ブナの幼苗初めて目にしました
かなりたくさんありましたが成木に成長できるのでしょうか
2014年05月19日 06:27撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:27
ブナの幼苗初めて目にしました
かなりたくさんありましたが成木に成長できるのでしょうか
道標はしっかり設置されています
よほどのことが無い限り迷うことはありません
2014年05月19日 06:28撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:28
道標はしっかり設置されています
よほどのことが無い限り迷うことはありません
ブナの幹が太く貫禄があります
2014年05月19日 06:28撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:28
ブナの幹が太く貫禄があります
西天城の稜線は風が強くぶなは背丈を伸ばせなく低いところで枝を張ります
2014年05月19日 06:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:29
西天城の稜線は風が強くぶなは背丈を伸ばせなく低いところで枝を張ります
力強いブナの幹
2014年05月19日 06:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:29
力強いブナの幹
トウゴクミツバツツジ
2014年05月19日 06:29撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
5/19 6:29
トウゴクミツバツツジ
山稜線歩道脇のシャクナゲ
2014年05月19日 06:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:30
山稜線歩道脇のシャクナゲ
シャクナゲ
2014年05月19日 06:30撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:30
シャクナゲ
山稜線歩道から少し外れた所にあります
2014年05月19日 06:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:31
山稜線歩道から少し外れた所にあります
新緑と枝ぶり
2014年05月19日 06:31撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:31
新緑と枝ぶり
シャクナゲ
2014年05月19日 06:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:32
シャクナゲ
山稜線歩道横の大きなブナ
2014年05月19日 06:32撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:32
山稜線歩道横の大きなブナ
ヒメシャラ木肌がきれいでした
2014年05月19日 06:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:33
ヒメシャラ木肌がきれいでした
手引頭標示板
2014年05月19日 06:33撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:33
手引頭標示板
手引頭付近のブナ鳥肌が立つほど美しい
2014年05月19日 06:34撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:34
手引頭付近のブナ鳥肌が立つほど美しい
手引頭付近
2014年05月19日 06:34撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:34
手引頭付近
手引頭のシャクナゲ
根が踏み荒らされていないので樹勢は旺盛
当たり年なのか花はたくさん付いていました
見応えがありました
2014年05月19日 06:34撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
5/19 6:34
手引頭のシャクナゲ
根が踏み荒らされていないので樹勢は旺盛
当たり年なのか花はたくさん付いていました
見応えがありました
ピンク色が強い蕾
2014年05月19日 06:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:35
ピンク色が強い蕾
あと数日後満開を迎えそうでした
2014年05月19日 06:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:35
あと数日後満開を迎えそうでした
天城山を代表する花シャクナゲ
ほかには花の百名山で紹介されている白いヒメシャラの花
アマギツツジ山名の元になったと思われるアマチャ
2014年05月19日 06:35撮影 by  DSC-HX10V, SONY
2
5/19 6:35
天城山を代表する花シャクナゲ
ほかには花の百名山で紹介されている白いヒメシャラの花
アマギツツジ山名の元になったと思われるアマチャ
山稜線歩道に戻り山裾を巻いて進みました
2014年05月19日 06:36撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:36
山稜線歩道に戻り山裾を巻いて進みました
橋があります
2014年05月19日 06:36撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:36
橋があります
崩壊した所落石に注意
2014年05月19日 06:37撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:37
崩壊した所落石に注意
安定してきた落葉の歩道
2014年05月19日 06:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:50
安定してきた落葉の歩道
つげ峠
2014年05月19日 06:50撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:50
つげ峠
長沢頭トウゴクミツバツツジ
2014年05月19日 06:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:51
長沢頭トウゴクミツバツツジ
つげ平
2014年05月19日 06:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:51
つげ平
つげ平見事にブナが枯れてしまいました
2014年05月19日 06:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:51
つげ平見事にブナが枯れてしまいました
コケ類が地肌を覆い始め少しずつですが自然が回復の方向に向かっているようです
2014年05月19日 06:51撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:51
コケ類が地肌を覆い始め少しずつですが自然が回復の方向に向かっているようです
黄楊山へ
2014年05月19日 06:52撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:52
黄楊山へ
横たえても踏ん張ります
2014年05月19日 06:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:53
横たえても踏ん張ります
小木の集合体
2014年05月19日 06:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:53
小木の集合体
背の高いブナの大木
2014年05月19日 06:53撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:53
背の高いブナの大木
ブナの木肌
2014年05月19日 06:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:54
ブナの木肌
富士山が見えました
2014年05月19日 06:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:54
富士山が見えました
三蓋山(みかさやま)標高1012.8m
2014年05月19日 06:54撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:54
三蓋山(みかさやま)標高1012.8m
つげ峠に下がります
2014年05月19日 06:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:55
つげ峠に下がります
黄楊山のブナ
2014年05月19日 06:55撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:55
黄楊山のブナ
つげ峠付近
2014年05月19日 06:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:56
つげ峠付近
山稜線歩道を戻ります
2014年05月19日 06:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:56
山稜線歩道を戻ります
落ち葉が積もった山稜線歩道
2014年05月19日 06:56撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:56
落ち葉が積もった山稜線歩道
木橋
2014年05月19日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:57
木橋
山稜線歩道大きなブナの木まで戻って来ました
2014年05月19日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:57
山稜線歩道大きなブナの木まで戻って来ました
どうしても富士山を見たくなります
2014年05月19日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:57
どうしても富士山を見たくなります
山稜線歩道
2014年05月19日 06:57撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:57
山稜線歩道
ヒメシャラ
2014年05月19日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:58
ヒメシャラ
ブナもそろそろ見納め
2014年05月19日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:58
ブナもそろそろ見納め
水呑頭
2014年05月19日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:58
水呑頭
水呑頭付近のブナ
2014年05月19日 06:58撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:58
水呑頭付近のブナ
猫越岳山頂 二等三角点
2014年05月19日 06:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:59
猫越岳山頂 二等三角点
アセビの大木
2014年05月19日 06:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 6:59
アセビの大木
仁科峠まであと少しの距離になりました
2014年05月19日 06:59撮影 by  DSC-HX10V, SONY
5/19 6:59
仁科峠まであと少しの距離になりました
仁科峠
2014年05月19日 07:00撮影 by  DSC-HX10V, SONY
1
5/19 7:00
仁科峠

感想

予定していた地区の作業が昨日で完了したので,新緑の時季に今回のルートを歩いてみようと急きょ計画して実施しました。
秋と冬の時季には訪れたことがありますが新緑の時季は初めてなので,ブナの古木が新緑に染まった時を見るため心をわくわくして登りました。
 ブナの太い幹に緑が映え、見ていると心が落ち着き森林浴と天然林の美しさにうっとり時の経つのを
忘れ何時までも留まりたい雰囲気になりました。
 林床にはあちらこちらとブナの幼苗が芽を吹き出していました。
 やがては成長して成木になるのでしょうか、大きなブナ林の中には若木のブナはありません不思議です。
 ブナの森はある時いっせいに世代交代が成されるのか同じような年代太さのブナの木が並んでいます。
 つげ峠付近のブナは見るも無残に枯れたり倒木になり荒れ果てて終いましたが、土の表面に苔などが生えてきて植生が少しずつですが回復しているようです。
 苔むした床にブナの幼苗が生え何十年何百年先には元の自然を採り戻しブナの美林になると思います。
 人間が破壊したものは元には戻りませんが自然に荒れた所は自然が元に戻す力があると信じます。
 手引頭のシャクナゲは樹高が高く五分咲き程でしたが、今年は当たり年なのか蕾がたくさん付いていて満開の時は圧巻だと想像して今日訪れて良かったと思い一見の価値は十分ありました。
 今日は兵庫県から来た人と途中から一緒に歩きました。
 伊豆山稜線歩道から外れ寄り道したり自分の好きなルートを紹介しました。
 至らぬ点があったと思いますがブナ林やシャクナゲの花に感激され喜んでもらいました。
 綺麗な西天城の森をお見せでき同時に自分も楽しむ事ができました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2307人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら