伊豆山稜線歩道(仁科峠〜三蓋山)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 808m
- 下り
- 796m
コースタイム
09:50 水呑の頭⇒ 10:35 手引頭⇒ 11:25 つげ峠⇒
11:45 三蓋山(みかさやま)12:30⇒ 12:40 つげ峠⇒
13:55 水呑の頭⇒ 14:00 猫越岳⇒ 14:50 後藤山⇒
15:20 仁科峠
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
乗用車5〜6台の駐車スペースがありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
好天に恵まれ富士山がバッチリ見え、高原の乾いた清々しい空気の中を仁科峠から笹原の中を歩き始めました。 牧場の柵沿いを過ぎると木製の階段の登りになりました。 登り切ると平らな稜線尾根の後藤山になり、さらに進み展望台や高原の池などを散策しました。 アセビの森を過ぎると新緑のブナの森に変わり、背の低いところから枝が張った西天城のブナ特有の樹形をのんびりと鑑賞しながら歩道から右や左に外れなかなか前に進みませんでした。 ミツバツツジやシャクナゲの花が咲き始めていて新緑の中でピンクの花の色が際立っていました。 途中から伊豆山稜線歩道から外れ北方向の尾根に入り手引頭に寄り道、ブナの天然林と山頂付近であまり人眼に触れないでひっそりと咲くシャクナゲの花を楽しみ再び伊豆山稜線歩道に戻りました。 手引頭から長沢頭に伸びる尾根を巻いて伊豆山稜線歩道をつげ峠に向かいました。 三蓋山へは再度伊豆山稜線歩道から外れ黄楊山の稜線尾根を登り三蓋山山頂に向かいました。 三蓋山山頂表示板横のベンチで昼食、復路は来た道を戻り仁科峠に無事到着しました。 |
写真
感想
予定していた地区の作業が昨日で完了したので,新緑の時季に今回のルートを歩いてみようと急きょ計画して実施しました。
秋と冬の時季には訪れたことがありますが新緑の時季は初めてなので,ブナの古木が新緑に染まった時を見るため心をわくわくして登りました。
ブナの太い幹に緑が映え、見ていると心が落ち着き森林浴と天然林の美しさにうっとり時の経つのを
忘れ何時までも留まりたい雰囲気になりました。
林床にはあちらこちらとブナの幼苗が芽を吹き出していました。
やがては成長して成木になるのでしょうか、大きなブナ林の中には若木のブナはありません不思議です。
ブナの森はある時いっせいに世代交代が成されるのか同じような年代太さのブナの木が並んでいます。
つげ峠付近のブナは見るも無残に枯れたり倒木になり荒れ果てて終いましたが、土の表面に苔などが生えてきて植生が少しずつですが回復しているようです。
苔むした床にブナの幼苗が生え何十年何百年先には元の自然を採り戻しブナの美林になると思います。
人間が破壊したものは元には戻りませんが自然に荒れた所は自然が元に戻す力があると信じます。
手引頭のシャクナゲは樹高が高く五分咲き程でしたが、今年は当たり年なのか蕾がたくさん付いていて満開の時は圧巻だと想像して今日訪れて良かったと思い一見の価値は十分ありました。
今日は兵庫県から来た人と途中から一緒に歩きました。
伊豆山稜線歩道から外れ寄り道したり自分の好きなルートを紹介しました。
至らぬ点があったと思いますがブナ林やシャクナゲの花に感激され喜んでもらいました。
綺麗な西天城の森をお見せでき同時に自分も楽しむ事ができました。
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