愛山渓【松仙園】原始の森から大雪森のガーデン

2022年07月27日(水) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 10.7km
• 登り: 485m
• 下り: 477m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:27

6:47 愛山渓温泉
9:01 9:03 八島分岐
9:30 9:30 沼ノ平
9:35 9:41 六ノ沼
9:48 9:48 沼ノ平
10:06 10:06 八島分岐
10:09 10:09 沼ノ平分岐
10:50 10:52 三十三曲分岐
11:14 愛山渓温泉

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道39愛山渓ドライブインを曲がって約19km
愛山渓温泉は一軒宿です。
駐車場に簡易トイレ二基ありTPあり
靴洗い場あり

愛山渓温泉の電気は水力を使っており、毎日発電機のゴミをとっているとのこと。冬もスノーモービルで訪れ管理されているそうです。

大雪山でも内地の人より道内の人のほうが多く、団体グループよりもソロの人が多いとのこと。愛別岳へ行かれる方多し。静かな山行ができます。

コース状況／危険箇所等

入林届けのすぐ先で分かれ道あり
私は松仙園コースでしばらく林道歩き。

松仙園ルートは熟練者向きとのことですが、
原始の森感が漂い、湿原や池塘も多く、変化に富んだルートです。
NPO法人かむいが整備をして下さっていますが、
整備されすぎてないところがgoodです。
ドロドロ道も岩岩道も木道も楽しめます。
登り一方通行なので、人間とスライドすることはないですが、ヒグマの落とし物は古いモノから新しいモノまで。エゾシカの足跡も多数あり。

その他周辺情報

大雪森のガーデン
ミクニレストランは予約のみですが、緑丘茶房で軽食あり

写真

林道の先に登山口あり

熟練者じゃないし、
ビビるけど原始の森へ突入❗️

ヒグマの気配を感じながら森を抜けると、広い湿原に出た！

誰も居ないガスの中の湿原

おひさまガンバレ！

原始の森を1人歩いて来ただけに、ここは天国？

コバギボウシがツンツン咲いてる

リンドウもたくさん

どっちを見ても、湿原
そしてまた森へ入る

モミジカラマツ

ミヤマアキノキリンソウ
深山秋の麒麟草

ヨツバシオガマ

松仙園を歩く者だけが見る池塘

まだまだチングルマ

ウコンウツギ

エゾレイジンソウ蝦夷伶人草

刈払された背丈以上の笹藪を抜けると、また湿原

ここはエゾワタスゲと

バイケイソウ

バイケイソウの花

ふわチン

アオノツガザラ

リンドウたくさん

まだまだ咲くよ！
エゾコザクラ

エゾコザクラに
今年はたくさん会えて嬉しいよ

チングルマたちもね💕

ヒグマのオソマたくさんあったけど出口。松仙園はここで終わり

サラシナショウマ系

少し青空

大きな池

松仙園ルートでは、のんびり休憩もためらわれたので、まったりタイム

マルバシモツケ（丸葉下野）

エゾコザクラと池

ホソバノキソチドリ
細葉の木曽千鳥

今日はここまで六ノ池

両手ピースのお手上げ

下山中
りっぱなタマゴダケが食べごろ♪
国立公園なのでとるのは写真だけね

温泉直行
愛山渓温泉はココ一軒のみ。
ゆっくりできる湯温でした。

気になってた
大雪森のガーデンへ

ミクニさんの賄いポークカレーを食べたら

ガーデンも散歩

うたた寝zzz

なんと、今年始めてアジサイを見た7/27
大雪山標高1000で暮らしてるとアジサイもオオカメノキも無い。蝉も始めてだった

北海道ソフトクリーム
濃厚でした

感想

ねぎ

気合いを入れて前夜車中泊で登りたい山があったんだけど、
早々に層雲峡で寝てしまい、起きれなかった。。。

さて、天気もイマイチになっちゃってどこ行こう。
職場でおもしろいルートがあると聞きかじった
愛山渓の松仙園コースへ。
ピークを目指す場合に使うと、遠回りになってしまうし、
下山では登り一方通行のため使えません。
地図を見ても熟練者向きとあるが、池塘もたくさんある様子。
最近のレコ情報では整備もされているようなので、
ゆっくり散歩気分で突撃しました。
林道の先の登山口で案内を見ていると、
蚊の襲撃に会い、以後撮影も休憩もせず、
更にヒグマのオソマを見てしまってからは、
熊鈴追加、熊さんのほうが私に気づいて逃げてちょーだいっ！と
湿原にでるまでは大汗でガッツリ歩かせていただきました。
曇り空で展望なしのガスガスだけど、
そこが素晴らしい場所であることはわかります。

松仙園コース、面白かった♪

午後は森のガーデンでゆっくり休日を過ごしました。

negima

コメント

kt2343jp

まぁ、それにしても北海道の山野草達の名前を良く知っていますね。図鑑等を見て勉強をしたと思いますけど、感心します。ヘタな山野草屋さんより知っている。北海道は、本土と違い低い山でも多種の山野草が沢山ありますので、歩いていても楽しいでしょうね。ただ、１人で林道を歩くのは流石に怖い！本土の熊と北海道のヒグマは全然違うので充分注意してね。毎日、更新されたかな？！と楽しみにしています。

ねぎ

kt2343jpさん、こんにちは！
レコを楽しみにして下さる方がいると思うと励みになります♪

花の名前、出来るだけ調べてます。
褒められて伸びるタイプなので、嬉しいです。
もともと花も名前は疎くて、せっかく覚えても次のシーズンには忘れてます💦
カタカナに弱いので、漢字で覚えると良いのかと思ったりします。
花との出会いも一期一会、
せめてヤマレコの記録だけでも覚え書きで残しておきたいです。

車の通れる林道と、原始の森の登山道、
どっちも怖いなぁ。

ヒグマさん
第一に鉢合わせしないこと。注意しますね✌️
猟師さんみたいに周りを見ながら熊より先に見つけることは出来ないので、
熊に先に気づいてもらうため、熊鈴と、手拍子もつけました。
ストックは登りでは使わないのでパンパン手を叩く。
笛は呼吸が面倒です。
鹿がガサガサしても、こっちは熊か鹿か判別出来なかったりするので、
とにかくケモノさんには先に逃げてもらいました。
本当は、静かな森を楽しみたいです。
なので、見晴らしの良いところでは、控えてます。

もし、遠くでのんびり草を食べる熊がいたら、
熊も距離を判っていると判断し、そっと立ち去ります。
むやみに鈴や手拍子で脅かすつもりは無いんです。
ひぐまは、肉を食べることはあっても、基本草食です。
熊が人間を襲うのは、殆どが人間のせいです。
放置された人間の食べ物の味を覚えてしまった熊は、
とても可愛そうです。。。。。

hapira

negimaさん、こんばんは
花園レコ、ほんとに美しいですね。
でもヒグマこわいな〜毎回negimaさん無事で良かったっていつも思いますよ。
計画予定だった車中泊もヒグマは大丈夫なんですか？？？
タイトルに松仙とあったので篠ノ井の松仙閣？ん？帰ってきたの？って思ってしまいました(笑)
登山後はやっぱりソフトクリーム美味しいですよね♪

ねぎ

hapiraさん、心配してくれてありがとうです。
ホント、私も自分が心配
でも、北海道に来て、熊に対する考え方は変わった気がします。
怖がるだけじゃなく、熊と人間の共存を続けるにはどうしたら良いか。
熊も雷鳥も山じゃないと生きられない。
オオカミのように絶滅に追いやる訳にはいきません。

北海道、お天気悪くても歩けるような里山がありません…。