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Yamareco

記録ID: 455581
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

<10年振り登山道全通>シャクナゲの大台ヶ原〜大杉谷

2014年05月25日(日) ~ 2014年05月26日(月)
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.4km
登り
845m
下り
2,122m

コースタイム

<第1日>
大台ヶ原駐車場(昼食/11:10)・・・(11:40)日出ヶ岳(1694m/11:55)・・・(12:25)シャクナゲ平・・・(13:00)シャクナゲ坂・・・
(13:03)粟谷小屋分岐・・・(13:15)堂倉避難小屋・・・(14:00)堂倉滝(14:15)・・・(15:40)七ツ釜滝(15:55)・・・(16:10)桃の木山の家(泊)

<第2日>
桃の木山の家(06:50)・・・<七つ釜滝往復>・・・桃の木山の家(07:50)・・・(08:15)平等前(08:20)・・・(08:30)ニコニコ滝・・・(08:45)シシガ淵(09:00)・・・(09:35)千尋滝(09:45)・・・(10:10)京良谷(10:15)・・・(11:10)大杉谷登山口
天候 1日目:晴れ
2日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:近鉄京都発06:35〜(近鉄線)〜大和上市09:00発バス〜大台ヶ原着10:40
復路:大杉谷登山口12:10〜道の駅奥伊勢おおだい着13:40…徒歩にてJR  三瀬谷駅へ(約10分)…三瀬谷発14:21〜(南紀4号)〜名古屋着16:10/16:27発〜(新幹線ひかり)〜東京着18:10
コース状況/
危険箇所等
・全般的に歩き易い整備された道で、指導票も多く道迷いの可能性は少ない
・大杉谷の堂倉滝から大杉谷登山口までの下りは大杉谷沿いのルートとなり岩壁沿いの道もあるが、しっかりした鎖が山側についているのでサポートに利用するといい。
・特に、岩場が濡れている下りの場所は必ず鎖を持って滑らないよう進むことをお勧めする。雨でなくても岩から下り落ちる水で濡れている場所がけっこうある。
・大崩壊地は岩を削って歩き易くしている。ルート上には上流側はピンクリボンが岩に付けられたり、リボンを巻いた石が置いている。下流側は大岩に赤のペンキ印が書いてあるのでそれを目印に進めばよい。
大台ヶ原駐車場は休日で満車
大台ヶ原駐車場は休日で満車
日出ヶ岳へ遊歩道を進みます
日出ヶ岳へ遊歩道を進みます
大台らしい枯れ木のモニュメント
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大台らしい枯れ木のモニュメント
日出ヶ岳の頂上が見えてきました
日出ヶ岳の頂上が見えてきました
1695mの三角点
大峰の山々
尾鷲湾方面
正木峠へ階段道が見えます
正木峠へ階段道が見えます
いよいよ大杉谷へ
いよいよ大杉谷へ
シャクナゲも歓迎
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シャクナゲも歓迎
シャクナゲの中を下ります
シャクナゲの中を下ります
倒木には歩き易いように切り口が
倒木には歩き易いように切り口が
青空にシャクナゲが映えます
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青空にシャクナゲが映えます
新緑も爽やかです
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新緑も爽やかです
真赤なシャクナゲ
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真赤なシャクナゲ
シャクナゲの中を進みます
シャクナゲの中を進みます
ヤセ尾根が短区間ですが
ヤセ尾根が短区間ですが
シャクナゲのトンネルです
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シャクナゲのトンネルです
シャクナゲ平
根っこがひっくり返った下をくぐります
根っこがひっくり返った下をくぐります
標語のとおり一歩一歩
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標語のとおり一歩一歩
シャクナゲにミツバツツジです
シャクナゲにミツバツツジです
きれいな道です
反対ルートでシャクナゲ坂を大台へ進む留学生のグループ
反対ルートでシャクナゲ坂を大台へ進む留学生のグループ
シャクナゲ坂の最下点
シャクナゲ坂の最下点
堂倉避難小屋
内部は綺麗です
一旦林道へ出ます
一旦林道へ出ます
再度登山道へ入るが、ここから10年振りの道です
再度登山道へ入るが、ここから10年振りの道です
2本の大木が寄り添っています
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2本の大木が寄り添っています
シャクナゲもここらが最後の見頃
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シャクナゲもここらが最後の見頃
岩の上に大木ですが、根はどこから?
岩の上に大木ですが、根はどこから?
鎖を持って木の根っこを進みます
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鎖を持って木の根っこを進みます
ヒメシャラの若葉の下を進みます
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ヒメシャラの若葉の下を進みます
大杉谷に下り、堂倉滝に到着
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大杉谷に下り、堂倉滝に到着
水がとっても澄んでいます
水がとっても澄んでいます
堂倉滝全景
滝壺も美しい蒼色
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滝壺も美しい蒼色
滝の上部・水量が凄いです
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滝の上部・水量が凄いです
滝の中央
滝の下部
これが大杉谷の淵
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これが大杉谷の淵
岩をへつった道
青い水が輝いています
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青い水が輝いています
与三郎滝が見えてきました
与三郎滝が見えてきました
隠滝の吊橋
隠滝は?分かりません
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隠滝は?分かりません
谷にかかっています
谷にかかっています
大崩壊地の全景です
大崩壊地の全景です
光滝の下部はナメ滝
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光滝の下部はナメ滝
光滝が日に輝いています
光滝が日に輝いています
形の良い光滝
やがて河原に出ます
やがて河原に出ます
水の流れは河原の砂でここまで
水の流れは河原の砂でここまで
河原を進みます
いよいよ大崩壊地へ
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いよいよ大崩壊地へ
ピンクリボンを目印に進みます
ピンクリボンを目印に進みます
ピークを振返る
下流部は赤マークを頼りに
下流部は赤マークを頼りに
再び谷沿いに鎖を持って
再び谷沿いに鎖を持って
大崩壊地を振返る
大崩壊地を振返る
大杉谷の水はほんとに澄んで石ころまで見えます
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大杉谷の水はほんとに澄んで石ころまで見えます
綺麗です
水の流れと青い水
水の流れと青い水
岩壁を削った道が続きます
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岩壁を削った道が続きます
七ツ釜滝吊橋です
七ツ釜滝吊橋です
七つ釜滝の下部が見えてきました
七つ釜滝の下部が見えてきました
滝の横から見た七ツ釜滝
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滝の横から見た七ツ釜滝
日本の滝100選の七ツ釜滝は下3段が見えます
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日本の滝100選の七ツ釜滝は下3段が見えます
これは正面から
3段のうちの上2段
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3段のうちの上2段
下部です
後の山とはこういう位置です
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後の山とはこういう位置です
滝の下流部
滝下流部の淵も美しい
滝下流部の淵も美しい
桃の木山の家です
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桃の木山の家です
内部の寝室
カツとカレーライスの夕食
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カツとカレーライスの夕食
エッグなどの朝食
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エッグなどの朝食
平等瑤梁膣篳
吊橋から見た平等
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吊橋から見た平等
ニコニコ滝
下部の流れ
ニコニコ滝
ニコニコ滝の上部
ニコニコ滝の上部
シシ淵は岩と澄み切った水が絵のようです
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シシ淵は岩と澄み切った水が絵のようです
ニコニコ滝も見えます
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ニコニコ滝も見えます
素晴らしい
大きな岩の間をくぐって進みます
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大きな岩の間をくぐって進みます
シシ淵よサラバ!
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シシ淵よサラバ!
清い流れと淵が続きます
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清い流れと淵が続きます
根が道に張り出した下を進みます/背の高い人は要注意
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根が道に張り出した下を進みます/背の高い人は要注意
大杉谷の最大の滝は千尋滝
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大杉谷の最大の滝は千尋滝
京良谷出合から広がる大杉谷
京良谷出合から広がる大杉谷
13名のグループに追いつきます
13名のグループに追いつきます
苔が生えた岩の横を進みます
苔が生えた岩の横を進みます
綺麗な流れです
蒼が映えます
大日堯焚蕊瑤靴写っていませんが)の下の流れ
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大日堯焚蕊瑤靴写っていませんが)の下の流れ
いよいよサラバ大杉谷
いよいよサラバ大杉谷
登山口には”笑門”のお飾り
登山口には”笑門”のお飾り
宮川第三発電所の横に出ます
宮川第三発電所の横に出ます
発電所から舗装道に出てすぐに東屋
発電所から舗装道に出てすぐに東屋
東屋からの清い流れ
東屋からの清い流れ
桃の木山の家のお弁当は中華ちまき/美味しいです
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桃の木山の家のお弁当は中華ちまき/美味しいです

感想

若い時から歩きたかった大杉谷。
平成16年の台風による山崩れにより、滝と渓谷を巡る素晴らしいコースも不通となってから10年。
今年の4月末に整備が終了し遂に登山道が全線開通。
実は今年に1月に雑誌を見て開通を知り、東京日本橋の三重テラスという三重県の会場(PR、アンテナショップ)でコース途中にある桃の木山の家からスタッフ女性が上京され講演会をしていただけた。
この講演で来訪決定。勿論桃の木山の家に泊まって講演女史とも再会。

日本三大渓谷といわれるが、昨年歩いた黒部峡谷・下の廊下と比べたら可哀そう。
断崖絶壁が延々と続き人を寄せ付けないV字渓谷とは危険性がない分違います。
この大杉谷は谷により近く、清く澄み切った蒼い水の流れと淵に親しみさを感じます。
少し経験があれば手軽に行けるのもGOODです。

今回は大台ヶ原から大杉谷へ下りましたが、ヤマレコなどで見ると逆コースを使う人が圧倒的に多いようです。アクセスで帰宅の足が大台ヶ原からが便利なせいでしょう。
京都で集まりがあったこともあり今回コースをとりましたが、このコースの方が下りが主体なので楽は楽ですね。
下山後の帰京ルートもめったにない紀勢線の特急がうまく使えるので、登山口から12:10発のバスに乗って、東京駅に着いたのが18:10でした。6時間ですからけっこう早いです。

さて、今の5月下旬はシャクナゲが登山道を彩ってくれ、新緑と合わせて素晴らしい素敵なコースとなっています。
大台ヶ原上部側ではまだ蕾のシャクナゲも多かったので、あと1週間の5月一杯は楽しめるでしょう。

多くの滝と渓谷美、清い水と素晴らしかった大杉谷でした。

なお、堂倉滝と七ツ釜滝の素晴らしい滝の動画を下記ブログに掲載しておりますもで、合わせてご覧ください。
http://yama200.blog110.fc2.com/blog-entry-140.html
(以上)

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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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