谷川岳(西黒尾根〜トマノ耳で敗退〜天神尾根〜田尻尾根)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | 晴れ・山頂は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
明け方にはほぼ満車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(西黒尾根)急登です。アブがつきまといます。森林限界を超えると、太陽に照らされ続けます。良い休憩場所がなかなかありません。 (天神尾根)人が沢山います。安心です。 (田尻尾根)地図では破線になっていますが、整備されています。人は少ないです。熊がでそうで怖いです。 |
写真
感想
西黒尾根が日本三大急登だと知ったのは、帰ってきてから(笑)。どうりで大変だと思った・・・。
***
前日の夜に家を出て、土合駅の前に車を止めて仮眠したのだが、上手く眠ることができなかった。朝5時に出発する予定だったが、22分遅れてしまう。
しばらく国道を歩き、登山口に到着したのだが、今まで登った山とはちょっと違う感じがした。いきなりの急登だ。
登り始めて30分ほどで、後悔しはじめた。「何でこんな所来てしまったのだろう・・・」と。まあ、でもよくあることなので、景色が開けてきたりすれば、気分も良くなるはずだと信じて登り続けた。
とにかくアブがすごかった。虫嫌いの僕にはきつい。休んで止まっていると、沢山寄ってきてしまうので、落ち着いて休憩を取ることもできなかった。
やがて、森林を抜けて見晴らしが良くなった。うす暗い森の中を歩いているよりは気分は良かったが、太陽に照らされて、暑かった。とにかく水を飲んだ。
やがて、鎖場や急な岩登りが増えてくる。足場も今まで見たことのない滑りやすい石だ。神経がすり減っていくのがわかる。
結局、トマノ耳に着いた時には、予定より50分オーバーしてしまっていた。
本当はオキノ耳、一ノ倉岳、茂倉岳、土樽駅と行くはずだったが、天神尾根で帰ることにする。4リットル持ってきた水も無くなりかけていた。
天神平は観光客で賑わっていた。レストランで大量に水を飲み、ペットボトルに汲んだ。かき氷も食べて気分も良くなったので、ロープウェーは使わずに、来た道を少し戻り、田尻尾根をおりた。
さすがに、地図上では破線区間。人は歩いていない。
が、しかし、沢沿いの道に合流する手前で、若者達のはしゃぐ声が聞こえてきた。沢で遊んでいるのかな?と、思ったのだが、20人くらいが下から登ってくるのが見えた。男女半々のようだ。
熊対策にラジオをならしているのはよいのだが、足元を見るとサンダルやパンプスを履いている人がほとんどだった。道はぬかるんでいたので、みんな滑りながら登っていて、それで、「ワー、キャー」言っていたのだ。
「大丈夫?この先結構急だよ。戻った方が良いんじゃない?」という、僕のお節介を真剣に聞いてはくれたものの、やはりそのまま登って行ってしまった。「若い」ってスバラシイ。
というわけで、初めて計画通り行くことができなかった初めての山行でした。いつか、リトライします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する