雲取山:鴨沢からもえぎの湯
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 2,576m
- 下り
- 2,784m
コースタイム
10:40 七ッ石小屋
11:29 奥多摩小屋
12:00 雲取山
12:39 七ッ石山
13:58 鷹ノ巣山
14:44 六ツ石山分岐
16:03 もえぎの湯
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
一度行ってみたいと思ってた雲取山。それも、鴨沢ピストンじゃなくて、奥多摩駅まで下るコースに挑戦してみた。
いやー、このコースは素晴らしい。標高差はあるけど、なだらかなのでほぼ全コース走れるし(体力があれば・・・^_^;)、何よりもトレイルが美しい。
この時期の休日は鴨沢コースともえぎの湯がメチャ混みのようなので、有休をとっての挑戦。それでも奥多摩駅からのバスは満員で、50人近くが鴨沢バス停で降りた(さすがに増便はなし)。大半の人は1泊プランのようで、大きなリュックを背負ってる。狭いトレイルでこの人たちを抜くのはお互い快適でないので、ストレッチもそこそこに1番手でバス停を出発。
行く先々に標識が設けられているので、迷うことはほとんどない。唯一判断に迷ったのは写真6のマムシ岩分岐のところぐらい。
石尾根に出てからは、広々とした尾根トレイルで、本当に気持ち良かった。高尾や陣馬や笹尾根や浅間尾根にはない開放感。
後半に体力を残して下りをいかに気持ちよく走れるかがキモだと思ったので、登りは無理しない。石尾根に乗るまでで走ったのは2割ぐらいで、あとはひたすら早歩き。それでも標準歩行時間のほぼ半分ぐらいのペースで行けた。雲取山山頂到着はぴったり正午。スタートから2時間38分。
雲取山山頂からの動画↓ 富士山が見えなかったのが残念。
思ったより短い時間で登れたものの、モモの裏側とふくらはぎが既にかなりヘタってて、帰路では、少しでも上り傾斜の道を走ろうとすると、攣りそうな感じ。
当初予定では、七ッ石山を超えたあと、また七ッ石小屋上の分岐まで降りて水を補給するつもりだったけど、次の水場までギリギリ水が足りそうだったのと、脚が疲れててメンドーになったので、水の補給はやめた。その代わり千本ツツジは巻いた――これはちょっと心残り。
写真コメントにも書いた通り、高丸山東南の尾根道はキレイだった。ちなみに高丸山と日蔭名栗山の山頂は寂しいと書いてる人がいて、実際写真を見ても惹かれなかったのでスルーする。
鷹ノ巣山避難小屋下の水場で息を吹き返した。冷たい水をたらふく飲み、頭からかぶり、顔も洗ってリフレッシュ。ありがたい。
鷹ノ巣山への登りは美しかった。雲取山近辺以外はそれほど期待していなかったんで嬉しい驚き。写真撮りまくったせいで時間かかっちゃったけど・・・。このあたりから脚が攣りそうな気配も出なくなった(七ッ石山手前で飲んだ芍薬甘草湯が効いてきた可能性も)。ただ、ハエが顔の回りをブンブン飛び回るのが困りもの。山でのハエ対策って何かいい方法あるのかな?
鷹ノ巣山山頂からの動画↓
カラ沢の頭からの下りは短距離だけどかなり急。2、3歩進んでは木に手をついて勢いを止めるって感じ。
(これを避ける巻き道をとるには、水根山西100mの分岐の時点で巻道に入っておかないといけない。榧の木か倉戸を指す標識が立ってた気がする)
そのあと六ツ石山分岐にかけてまた平坦になり、六ツ石山分岐以降はバス通りに出るまでずーっと下り。走れないほどの勾配じゃないけど、膝でブレーキをかけながらのランニングが延々続くので、膝に来やすい。
814mのピークの先の三叉路で、測量用コロコロローラー(?)を手に標識の写真を撮っている2人連れの方に出会った。「測量ですか?」と声をかけさせてもらうと、地図作成作業とのこと。ぶしつけながらどの地図会社か伺ったら、吉備人出版さんだった。石尾根の地図を秋に出版予定らしい。吉備人出版の地図は細かくて一番頼りになるので、出たらぜひ買いたい。にしても、ホントにコロコロローラーで距離測ってるんだなー。ご苦労様です!
ようやくバス通りに出て、奥多摩の街をボロボロの脚でひょこたんひょこたん走って、もえぎの湯に着いたのはスタートから6時間42分。標準歩行時間のちょうど半分、目標の7時間を切ることができたのは嬉しい。
累積登り2857mは自己標高。
予報では夕方から雨だったけど、最後まで天気に恵まれ、梅雨入り前に納得の行くランが出来て良かった。
*****
ここから先は自分のための備忘録。
東京の最高気温は28度。
上半身は半袖ジップロックシャツのみ。袖なしでもいいぐらいだった。雲取山頂用にアームカバー持参するものの、またく出番なし。
下半身は両膝にニューハレを貼った上で、後半での筋肉ヘタリを避けようとSkins着用。多少暑かったけど、耐えられないほどではなかった。
膝はわずかに痛くなったけど、悪化することはなく、ゴールしたら痛みも引いてしまった。
水場を活用したかったので、ハイドレーションはなし。七ッ石小屋でフラスクに500mlほど詰めた状態で出発、それから鷹ノ巣の水場まで3時間20分の水がタイトだった。七ッ石小屋でもう少し補給できるよう、フラスクの使い方を工夫すべきだった。
ラン中に摂ったカロリーは1200kcalぐらい。
今日のGPSは、今月買ったi-gotUのものを初めてアップしてみた。2秒に1回の高頻度ログで設定。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する