日本百名山#21悪沢岳#22赤石岳 南アルプス荒川三山2泊3日
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,009m
- 下り
- 2,996m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:40
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:50
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
→6:30畑薙第一ダム臨時駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 椹島ロッヂ(09:35)・・・滝見橋・・・吊橋・・・小石下・・・清水平(13:02)・・・蕨段・・・見晴岩・・・駒鳥池(15:41)・・・千枚小屋(16:25) 【2日目】 千枚小屋(04:43)・・・千枚岳(05:43)[休憩 10分]・・・丸山(06:46)・・・悪沢岳(東岳)(07:29)[休憩 15分]・・・中岳(09:04)[休憩 15分]・・・前岳(09:23)[休憩 15分]・・・荒川小屋(10:32)・・・大聖寺平・・・小赤石岳(13:01)・・・赤石小屋分岐・・・赤石岳(13:54)[休憩 20分]・・・赤石小屋分岐・・・北沢源頭・・・富士見平・・・赤石小屋(16:36) 【3日目】 赤石小屋(05:25)・・・カンバ段(06:39)・・・椹島ロッヂ(09:00) |
写真
感想
南アルプスは10年前の北岳以来。
ここは百名山が5座、3000m級5座、標高ベスト10圏内のお山が3座もある山域。
ですが
行き慣れた伊那側からのルート(仙流荘バス停)とは異なり、
お初の静岡側からのアプローチ。
和歌山を夜9時半に出て、第二京阪、新名神、新東名・・と走り
静岡ICで降りて、途中で食料ガソリン調達予定が。。全く、ない!!
仕方なく50劼曚彬名紊靴燭里飽き返し、元の静岡ICから再出発。。。。
出だしから躓きました(笑)
というか、新東名の静岡インターから井川まで、70Km!!!
静岡県は東西だけでなく、南北にも長いのだと、この時、初めて思い知りました。。。
さて、大井川沿いに北上し、駐車場の畑薙第一ダムには6:30に到着。
7時前のバスには余裕!!と思いきや、すでに長蛇〜のバス待ちの列!!
順番を気長に待って、ようやく臨時便の8:00のバスに乗り。
連れて行かれた登山基地、椹木(さわらぎ)は
北アルプスで言えば徳沢や横尾のような雰囲気。
高原っぽくて、ジェラートも売っているお店はとてもオシャレ。シャワーもあるそう。
滞在したい気持ちをぐっと堪え、ここから登山スタート。
一日目の千枚岳までの登りは、ずっと樹林帯。ひたすら樹林帯。
振り返れば山々が見えるとか、一切、ナシ。眺望、ナシ。
その長――い樹林帯を抜けると、いきなり千枚小屋。
6時間ほどうつむいて歩き続けたので、若干、肩こりました(笑)
翌日は透き通るような快晴!!
富士山もばっちり見えて、さて、気持ちよい天空の稜線歩き開始です。
前半はずーーっと富士山に見守られ、
後半はお花畑と雄大〜な山並みと。
山ガールも外人さんも皆無の、静かな静かな山行きでした。
皆さん同じルートなので、抜きつ抜かれつ、顔馴染みになるのも楽しかった!
千枚岳→荒川東岳(悪沢岳)→丸岳→荒川中岳→荒川前岳・・と縦走し、
二日目は赤石小屋泊。
ちょうど滑落事故があったようで、ヘリコプターが頭上を通過すること数回。
南アルプスにはヘリの降りられる場所がなく、ホバリングしたまま救助するそうで
隊員のみなさまの技術には心から感謝、ですね。。
千枚小屋もそうでしたが、
赤石小屋も、こんな山深いところにあるにも関わらず、
トイレは清潔で食事は美味しく、記念グッズも豊富。
管理人の方もとてもいい感じ。気持ちよく過ごせました。
三日目は6時前に出立し、下りの得意な私が先に降りてバスチケットをGET。
10番台、つまり、24人定員の一番バスに乗れることになり、無事下山。
近くの白樺の湯に浸かり、お昼ご飯を食べ
帰路はまた和歌山まで3人で運転交代しながら、これまたハードな行程を粛々と帰りました。
振り返れば楽しい道程ではあったけれど
累積高低差は約7500m!!そして3000m級のピークを5座踏破するタフなコース
今までのお山ではベスト3に入るしんどさでした。
南アルプス・・雄大すぎる!!
なので、聖岳やテカリ岳行きは想像を絶するなぁ。。。
余談ですが、
この赤石岳を中心とする南アルプス一帯の広大なエリアを
大倉喜八郎というひとりの大財閥が買い取って整備したこと、
今はそのグループのひとつ、東海製紙グループの東海フォレストが、
山域、山小屋、登山バス含め管理運営していることは、行ってから知りました。
一企業が一括管理している山域って、日本にそうはないような。
(基本的に国立公園は私有地にはなり得ませんし)
その点でも新鮮な山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する