西穂高岳から焼岳へ(中尾温泉に下山)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,114m
- 下り
- 2,652m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:10
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中尾温泉に下山してバスで高山へ、高山本線の特急ひだで名古屋へ、新幹線で大阪へ帰着した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂独標手前から岩場が連続します。独標〜西穂も厳しい岩稜で、スリップしたらケガでは済まない箇所が連続します。 西穂山荘〜焼岳小屋までは標高は2000mを越えていますが、大部分が樹林帯で、時折展望が開け、穂高岳や明神岳が望めます。 中尾峠〜焼岳はザレた登山道で、手を着くと地面が熱いです。 中尾峠〜中尾温泉はやや厳しい登山道ですが、危険個所は無かったと思います。 2022年7月現在、ヤマレコのらくルートでは通行止めになっています。 更に調べると、新穂高温泉のHPに以下が記載されています。 『市道中尾焼岳線の災害復旧工事の為、2022年4月1日〜12月中旬にかけて焼岳登山ルート(中尾温泉ルート)は通行止めとなっております。迂回ルートもございません。 焼岳へ登山予定のお客様は 上高地・中の湯・西穂山荘 から入山していただくようお願いいたします。 ※中尾温泉への下山ルートも通行止めですのでご注意ください。』 |
その他周辺情報 | 中尾温泉の旅館、民宿は日帰り入浴できるところがあります。この日は山本旅館さんで入浴しました。 中尾高原口バス停下の蒲田川右岸に野天の新穂高の湯があります。朝早くだと、熱くて入れないほどです。道路から丸見えです。脱衣所はあります。 |
感想
上高地田代橋近くの登山口から西穂山荘へ。宿泊手続きをして独標へ。途中の進行方向右手には笠ヶ岳から弓折岳、双六岳の雄大な稜線が広がる。
西穂山荘の裏山を越えると、丸山の奥に独標から西穂の稜線が見える。登山道は厳しさを増し、独標直下は岩場になっている。
独標で休憩、午後から雷雨の恐れがあるので、kazunookeikoはここで引き返した。単身西穂に登る。厳しい岩稜の道だ。スリップしたら一巻の終わりだろう。登山道は整備されているので、足を引っかけたりしない、バランスを崩さない等注意すれば大丈夫。危険個所は四つん這いになる。
西穂山頂から前穂高岳〜奥穂高岳〜槍ヶ岳の稜線が素晴らしい。この先はバリルートで、我々の行くところではない。
緊張しながらも、急ぎ下山して、独標で小休止し、西穂山荘に帰り着いた。夜は畳1枚に2人という込みようだった。
翌日は稜線を辿って焼岳に登り、中尾温泉に下山した。
西穂山荘〜焼岳小屋は標高2000mの稜線だが、殆ど展望は無い。何か所か展望の開けた場所から穂高岳の全容を望むことができた。
中尾峠を経て地熱で熱いザレた登山道を登ること1時間で、焼岳北峰に着いた。山頂直下には小さな噴気孔があり、周囲に毒々しい色の硫黄が付着して、改めて活火山だと感じさせた。
山頂からは穂高岳と明神岳の全容と、槍ヶ岳も小さく望めた。
10分休憩して下山開始した。中尾峠を中尾に向かう。その後、中尾温泉登山口まで厳しい登山道だった。
中尾温泉の山本旅館に飛び込みで行って入浴させてもらい、湯上りに立派な応接室で休憩させて頂いた。ここで飲んだビールは最高においしかった。この日ほかに客はいないようだった。
休憩後、中尾高原口のバス停まで40分ほど歩いた。
バスで高山へ出て、特急ひだで名古屋へ、新幹線で大阪に帰着した。
(2022年 8月 記)
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