【御嶽山(岐阜・3067m)】濁河温泉から飛騨小坂口登山道で剣ヶ峰へ、ライチョウもお出迎え
- GPS
- 10:23
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
6:40 湯の谷峠
7:05 のぞき岩
8:55 飛騨頂上
9:15 摩利支天山の中腹で休憩(25分)
10:00 摩利支天乗越
10:05 サイノ河原避難小屋
10:35 二の池
11:15 剣ヶ峰(25分休憩)
11:55 二の池
12:20 サイノ河原避難小屋
13:00 五の池小屋(35分休憩)
14:30 のぞき岩
15:30 仙人滝でマイナスイオンシャワー
16:00 登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口前に駐車場有り、20台くらい。 登山ポスト(用紙・筆記用具も有り)、バイオトイレ有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 特に危険個所はなし。 木道は修繕されているものの歩き易くはない、雨の日は要注意です。 のぞき岩から上部で雪がついていましたが、 飛騨頂上へのトラバースは夏道が出ていました。 アイゼン履いてかえって疲れました。 (五の池〜剣ヶ峰) 往復とも摩利支天乗越経由。 他のルートは何だか微妙で… 下山後の温泉 下呂市営露天風呂 【濁河温泉 市営露天風呂】 濁河温泉の中心地にある市営の露天風呂で、男女別に大きな浴槽がある。野趣あふれる温泉。 場所 岐阜県下呂市小坂町落合 営業時間 9時〜17時 4月中旬〜11月中旬まで営業。 (※天候により営業終了日が変更となる場合がございます。下記までお問合せください。) ※H26年度は4月18日(金)からの営業中です。 定休日 期間中はなし。(※天候により営業中止。11月中旬〜4月中旬は休み) 入浴料金 大人500円、小学生300円 問合先 濁河温泉市営露天風呂 電話:0576−62−3373(営業期間中のみ) ※つながりにくい場合がございます。 備考 シャンプー、石けん 浴室に常備 タオル(200円) |
写真
感想
残雪期の御嶽山登山、2年連続で尻セードを交えて楽しんできましたが、
いずれも長野県側・王滝口登山道のピストンでした。
他のルートで登ってみようと思い、
選んだのは濁河温泉登山口が起点の飛騨小坂口登山道。
ポイントは何と言っても温泉!
標高1800mにあるこの温泉は、通年利用できる温泉としては最高所らしい。
案の定レコは少ないものの、厳冬期でも飛騨頂上までは登ってきているよう。
目標は剣ヶ峰、距離も少し長いけど、行けるところまで行ってみよう。
というわけで行ってきました。
登山口は橋を渡った御嶽神社里宮からスタート。
登山道は整備はされているものの、雨天は相当苦戦しそう。
湯の谷峠を過ぎたあたりから雪が目立ってきました。
樹林帯ですが、時々御嶽山を見ながら登って行きます。
森林限界を超えたあたりでアイゼンを装着したんですが、
ほとんど夏道が出ていたり、雪が腐っていてアイゼン装着するまでもありませんでした。
乗鞍岳を横目に見ながら、飛騨頂上へ向けてトラバースの道を登って行きます。
アイゼンのおかげですっかり疲れてしまい、摩利支天山に登りかけたところで休憩。
ここからどうやって剣ヶ峰へ行こうか、三の池ルートをそれとなく見渡しますが、
ちょっと微妙です。摩利支天乗越経由で行くことに。
摩利支天乗越からは剣ヶ峰が見えます。
背後には継子岳とその後ろに北アルプスが!
風も強くないし、絶好のコンディションです。
滑れるところは、少しだけですがヒップソリを使い、二の池へ。
黒沢口からの登山者でしょうか、一気に人が増えました。
最後の剣ヶ峰の登りは、辛抱して足を動かしほうほうの体で頂上へ。
360度のパノラマです。
下りは二の池まで尻セードです。
途中、上着が落ちていたので拾いました。
雪はかなり腐っていて、思うような滑降はできませんでしたが、
やはり楽しいものは楽しい。
摩利支天乗越への登りの途中、ライチョウに会いました。
何だか頬が赤い。
メスを呼んでいるそうです。
五の池小屋で少しの間休憩させてもらいました。
ベンチから見る摩利支天山、周囲の山々の景色は素晴らしく、
しかもこの天気、下りるのがもったいなかったです。
泊まっても良かったかなあ。
五の池小屋から下部は、生ぬるい風が吹き込んで一気に暑くなりました。
ゆっくりゆっくり下山しました。
途中で、仙人滝へ立ち寄りました。
マイナスイオンシャワーをたっぷり浴びて、
また、水しぶきが心地よくしばらくのんびりしていました。
仙人滝の分岐に戻って1km弱で登山口へ。
下山後は温泉。
市営露天風呂へ行ってみると、パトカーが停まってます。
看板も「本日は終了しました」
ちょうど警察の方が出られたところだったので、
入ることができました。
何でも、急病人が出たんだとか。
ご無事だと良いのですが…。
おかげで貸し切り状態でしたが…。
今回は、御嶽山の違った魅力を発見できて良かったです。
飛騨小坂口は、アクセスも狭路走行を強いられ、ヒヤヒヤしながらの運転。
ルートも距離が長いため、登山者も少ないのでしょうか。
静かな山歩きを楽しめそうです。
帰りの山道から御嶽山を見て、また来ようと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する