北海道央地方の象徴! 羊蹄山、憧れの山へ!
- GPS
- 10:07
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:00
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
その他周辺情報 | まっかり温泉で日帰り温泉に入浴! |
写真
感想
子供の頃、北海道に旅行に来るたびに毎回目にして、毎回「富士山だ」と言い、毎回親に「羊蹄山だよ」と訂正されていた思い出の山。
後方羊蹄山(しりべしやま)が正式名称なのに、それより羊蹄山(ようていざん)の名前が定着している不思議な山。
○○富士は全国にあれど、冠雪する姿が最も富士山に似てるのが羊蹄山。そんな美しい佇まいの山。
8月10日、満を持して登山へ!
しかし羊蹄山へ向かう札幌市内からの移動の車中の時点でなかなかの大雨!
午後から晴れる予報を信じていざ登山開始。
午前7時半からの登山開始予定で8時を登山開始最低ラインとしていた。雨対策のため準備で時間が遅れ、7時50分から登山開始。
昨年南コブ山まで行った経験を活かして1合目、2合目までは休憩なしで行動。
3合目を過ぎたあたりから雨は止み、4合目からはガスを抜けて麓の真狩村が見えるように。
4合目からは登山道のぬかるみが悪化し始め、段差も増えたため徐々にペースダウン。同時に下山客ともすれ違いが多くなり互いに情報交換しながら登っていく。5合目に到達時、駐車場で見かけた登山者達が休んでいるのが見受けられ以降8合目までは同じようなペースだった。
平日水曜日にも関わらず、6合目以降は10分に1組程の割合で下山者とすれ違い、真狩コースの人気度を窺い知ることができた。同時に登山道が乾き始めたのでズボンのレインウェアを脱いでも問題のない状態に。やや悪路と着替えや休憩多めの登りではあったが予定より20分早く9合目へ。余裕があれば避難小屋に行く予定ではあったが天気予報と違い、正午になっても曇天が続いているため立ち寄ることなく真っ直ぐお鉢へ。
お鉢に着き、昼食休憩。春には雪解け水が貯まって幻の湖ができるらしいお鉢の底には前日までの雨の影響か、小池がありその話の信憑性を物語っていた。昼食を食べながら眺めていると、山頂付近の岩場、一等三角点付近の石積み、さらにはお鉢周りをしている人々が歩いている様子がハッキリと見えた。その眺めに感動に打ち震えながら撮影したのがサムネであります!
山頂までは岩場経由でお鉢回りを選択!
喜茂別下山口が見えたと同時に、遂に!山頂を示す標識が!ガスで周りの風景は見えねどそんなことはどうでもいい!遂にやったぞ!
山頂では他に1組が休憩していたが、十分な広さと腰掛ける岩が豊富にあり、晴れている景色もまた楽しみたいところである。
自分たちはそのまま山頂で写真撮影と水分補給のみで通過した。
この真狩コースにおける最難関の登山道が岩場経由の山頂アタックであろう。そもそも道がわかりにくく、岩場が高く、怖い。
一等三角点を過ぎた辺りから風と濃霧が酷くなったため上着を着込み、真狩下山口へ
下山時は霧が濃いために景色が見えないのであまりモチベーションが上がらず、さらには滑りやすいため終始無言であった。
8合目、6合目、4合目、2合目と偶数合目で1時間おきに休みながら下山。登山開始から約10時間後、無事に下山。
下山後はまっかり温泉で綺麗さっぱり!
この登山では初めて足が痛いと思ったし、帰宅途中の眠気もすごかったし、日常生活に戻っても疲労がなかなか抜けなかった。故に山行記録も10日が経過した今、ようやく書ける状態だ。
しかし代わりに得たものはすばらしい思い出だったのでとても楽しい山行になった。来年、富士山登山を目論む自分としては良い予行演習になったであろう。残る北海道の夏の期間は短いが、まだまだ燃え尽きるには早いので何かしらの山には登っていきたい。また、羊蹄山の別ルートがまだ3ルートもあるので、他の登山道も歩いてみたいと思った。
素晴らしい思い出と達成感をありがとう、後方羊蹄山。
日本百名山、第6座、後方羊蹄山、登頂!
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