黒岩山ー大崩ノ辻ーおにぎり山の周辺でミヤマキリシマ鑑賞会
- GPS
- 04:44
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 263m
- 下り
- 551m
コースタイム
天候 | 快晴 黄砂? 気温高め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大崩ノ辻ーおにぎり山の道は、「どこでも歩ける感じ」なので踏み跡が弱い場所は、テープをしっかり確認すること。油断してはいけません。 途中で林道に出ますが、以前と場所が違っていて、道標もあったのですが、道標も見つからず、踏み跡も2ヶ所「ここかな?」という場所があったので、しばらく歩いて確認しましたが、踏み跡もテープも発見できず、これでは迷うリスクがあったので、今回は林道を歩きました。 |
写真
感想
日曜日の半日が取れたので、自宅を2時出発、歩きはじめを4時に設定して「どこを歩こう?」と迷いましたが、山開きで快晴が約束されたこの1日、しかも標高1600〜1700m付近は3〜4分咲き、とのことなので1300m〜1600m付近のミヤマキリシマは満開かな?と「プレ・ミヤマキリシマ鑑賞ツアー」と題して毎年行く、扇ヶ鼻の南側の岩井川岳付近を散策する予定で計画を立てていましたが、polanさんの山行記録を読んでいたら「瀬の本からは伐採作業で立ち入り禁止」との情報があったため、同じ標高帯である「黒岩ー大崩ノ辻ーおにぎり山ルート」に行くことに決定しました。
牧ノ戸峠付近のミヤマキリシマは、食害がひどく花もぱっとしません。株によって被害の差が大きいです。上の黒岩山分岐付近のミヤマキリシマは本当にきれいでした。ここから泉水山方面に向かう途中の絶景ポイントで非常に美しい夜明けを撮影でき、ルンルンで大崩ノ辻へ、ここも東斜面は「壊滅的な食害」でしたが、北斜面はよかったです。途中のシャクナゲもここは開花時期が他よりも遅いので「あるかな?」と少し期待して歩きましたが、1株だけ花を見ることができました。
大崩ノ辻からおにぎり山へは、歩きやすい道ですが、どこでも、どっちにも歩ける場所なので枝道が多く、しかも踏み跡が弱い場所ばかりで、逆にルートを見失いやすい場所が多いので、油断せずテープを丁寧に確認しながら歩くことですね。
前回、林道に降りる場所が崖で苦労した記憶があったのですが、今回は知らないうちに別のルートを歩いていたようで、別の場所に出たために、本来あるはずの林道からさらに下る道の入り口がわからず、下りながら可能性のある場所は全部確認したのですが、2ヶ所とも踏み跡やテープも確認できなかったので、安全のため林道を歩いて下山しました。
林道の周辺は珍しく自然林なので非常に気持ちのいい歩きとなりました。この林道を歩いてはじめて「大崩ノ辻」の名前の由来がわかったような気がしました。林道の上部、急な斜面が大崩壊している場所がたくさんありました。(帰宅してログを確認すると、大崩ノ辻山頂から下る道は、その大崩壊している場所のすぐ上を歩いていました。)大規模な治山工事と共に、はじめて見るような巨大な砂防ダムがありました。途中でヤマボウシを見ることができました。
電話で「お迎え」を確認すると到着までに、どうしても1時間半程必要なので、草原の中の木陰を探し「Zレスト」を敷いてしばらく朝寝。(ここでGPSのスイッチもOFF)昨日から仮眠のみでほぼ徹夜の状態で出発、というか日々の疲れがどっと出て、ここでスイッチをオフにすると「永遠の眠り」となり夕方まで爆睡の可能性もあるので、緊張感スイッチはオンにしてウトウト朝寝。それでも1時間ほど倒れていました。それからお湯を沸かし「キムチチゲ味スープ」をいただき、パッキングしなおして出発。
木陰からひなたに出ると「この1時間で別世界」というほど日差しが強く夏のような感じになっていました。
暑い中を歩いて下っていると「あっ、忘れた!!」とストックを朝寝場所に忘れたことに途中で気づいたことに感謝。でも暑い中の登り返しはメンタル的につらいものがありましたが、気持ちスイッチがONになっているので軽快な歩きでした。
それにしても朝寝の場所を出発する時、忘れ物がないかをいつもの習慣で最終確認したのに、忘れたことにショック。寝過ごしスイッチは警戒してONだったのに、その他はOFFだったようで、目の前にあったストックが見えていなかったようです。
新緑に輝く草原でしたが、前日、日田市の気温が35度を超えた、とニュースになっていましたが、標高1000m付近の泉水も今日は紫外線と黄砂の1日でした。車調整時間がなくて8:30頃にもう少し早く下山していれば温泉にも行く予定でしたが1時間以上遅れたため直帰、となりました。
<オスプレー ホーネット46 使用インプレ>
今回は、ホーネット46を初めて使用しました。
46Lなのに680g(1L当たり約14g)という驚異的なスペックを誇り、しかも普通の大型ザックと同じ機能を備えているので、今回はウルトラライト想定の野営装備一式とその他諸々で同じような重量にするために水を多めに持って歩いてみました。
感想としては「バツグンの背負い心地」。ウエストベルト、ショルダーハーネス等も大型ザックと全く同じ調整機能を装備しているので、微妙な調整が可能でピッタリと最高の背負い心地でした。
欠点としては、いつも使っているグレゴリーZ55と比較すると「背中の空気の通りが悪く、熱がこもり背中に汗をかく。」ということです。まあ、Z55の背中部分は、「エアストリームシステム」という名前がつくほどで「風が通っている。」と体感できるほどの性能ですが、それがいつのまにか自分にとっての「常識」となってしまい、それと比較されるときついかな。ホーネット46は、ウルトラライトを最優先するためにフレーム等の強度を考えて、この背面システムを採用しているのだと思います。デコボコがなく背中に接する面積が広い分、フィット感はバツグンです。
弱点として言われている強度については、藪コギをすると、サイドポケットがメッシュ地なので、枝にメッシュを引っ掛けたまま強く引っ張ると破けてしまう可能性を感じました。その他は問題ないレベルです。
収納性については、普通の大型ザックとまったく同じかそれ以上で、強度の面では弱点となったメッシュのサイドポケットも収納性では最大のメリットとなり伸縮性が大きくマットやイーグルクリークのザチェアも簡単に飲み込んでしまいます。雨蓋のポケットの使い勝手も絶妙で2箇所もあります。ウエストベルトについているサイドポケットは最高です。1つはメッシュ、1つは防水仕様と使い分けができます。
全体的な感想としては、
「ザックの重さを忘れさせる『スーパーエアーザック』、そして『本格ザック』の2面性を持つハイパーザック」ですね!
『オスプレー ホーネット46」に関する日記の紹介です。
http://www.yamareco.com/modules/diary/6011-detail-73008
コメント
この記録に関連する登山ルート
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山開きの喧騒を避けて逆の黒岩山ですか・・大人の山歩きですね~(^_^)v
ちなみに私も伽藍岳に行った時、休憩した後、忘れ物がないか確認したにも関わらず帽子を忘れて下山途中で取りに帰り2往復してしまいました~^^;
もうそんな歳なんでしょうね(>_<)
最終確認をした時、「おっと、忘れるところだった 」と別の忘れ物に気を取られて、そのすぐ横にあったストックが見えていなかったことが直接の原因ですが、本当は「朝寝」があまりにも気持ちよかったせいで、その時は「完全に寝ぼけていた。」気がします。
ミヤマキリシマの印象よりも「木陰で爆睡」の印象が強かった山行でした
ちなみに今回、とうとう私も「グレゴリーユーザー」から「オスプレーユーザー」となりました。
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