北アルプス 目指せ3000m! 南岳小屋テント泊


- GPS
- 15:36
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,131m
- 下り
- 2,130m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:34
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:28
標高差2000mを登ります。前半の林道歩きと槍平小屋までのコースは、距離が長く時間もかかるが、そこで1000mを稼ぐことができる。
槍平小屋からの南岳新道は急登を一気に1000m登ることになる。
天候 | 麓は晴れ時々曇り 南岳新道途中からガスに巻かれてそれっきり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この時は5割程度であったが、翌日出発時は満車。 下山時は、枠外駐車禁止を無視して駐車している輩の多いこと(怒!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・新穂高から2時間ほどの整備された林道歩きで、飽きたころに白出沢に着く ・その先から、槍平小屋まで川沿いの狭い石だらけの登山道。滝谷は雨量が多い時は渡れない恐れもあるので注意。一本橋から落ちないように渡る(監視カメラあり) ・新穂高から標高差1000mを登ったところにある槍平小屋に到着する。 水はじゃぶじゃぶなので、タップリ補給しよう。一休み後、これから進む南岳新道は、最初樹林帯であるが、ゴロゴロした石と新旧入り混じった梯子・木道が続く。古いものは損傷が激しいので注意して使用する 森林地帯は虫がうるさく纏わりつくので、下山時はネットを被った ・中間地点あたりにある救急ボックスのある場所を通過すると森林限界を突破する。 南岳新道は休憩に適した広い場所がほとんどないので、この辺りでの休憩が良いでしょう。その先、狭い稜線上はちょっと傾いた木道があり、濡れていると滑りやすい。ここで転倒すると稜線から滑落の恐れがあるので注意。 ・稜線から梯子で少し下り、ほとんどなくなりそうな雪渓(7月頃はステップが切られていたり、状況次第で軽アイゼンが必要な場合もある)を跨いで、ガレ場をトラバースする。上からの落石やガレ場での滑落に注意。 ・その後、石の多いジグザク道を〇ペンキマークを見失わないように登っていく。たまに、新旧両方の〇があったり、直角に曲がるところがあったりと、迷いやすい。途中には空中にかかった橋があって、ドキドキ ・ガスがあるとルートを外しやすいので、注意して山荘に到着となる |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
新穂高登山指導センターで登山届を提出すると「登山届届出済証」を携帯するって初めて知った😮 1パーティーで1枚あればよいそうだ
登山届を提出したら持っていくことになっているようだ。これは下山届として登山ポストに提出できるとのこと。(山域毎にルールがあるので要確認)
現在、北アルプスなどでは登山届は義務化されているので、忘れずに提出しましょう。オンライン提出しても、提出後の返信メールを控えておく必要があります。電波が届かないエリアでも、証明できる必要があるためですので、メールの写しをコピペしてスマホに保管しておくなど、忘れずに。
さて、思い立って久しぶりに埃をかぶったヘルメット🪖を引っ張り出し、槍穂連峰の一端へとやってきました。
天気が不安定なのが一番の心配。2番目の心配は1年ぶりのテン泊装備の重量を担いで2000mの標高差を登ること🥲。
本来、描いていたルートは、新穂高から槍平小屋を経て、南岳小屋でテン泊。
大キレットを縦走して、穂高岳山荘にテン泊し、スキを見て奥穂とジャンダルムを登ってしまおうと思っていた。帰りはなんとか通過できるようになったらしい白出沢を下り、新穂高へと戻る予定としていた。
3000mの稜線景色⛰️、テント🏕️で美しい星空🌠を眺めて酒を飲む🍻・・・・予定であった。
残念ながら、悪天候のため、一度も景色を見ることなくピストンで往復するだけの山旅となってしまった。
何しろ天候が読めない。松本側の天気は晴れ予報でも、高山側の天気は雨といった具合で、稜線上はどうなのかがよくわからない。雲の移動予報でも、そんなに悪くはないのだが、実際は雲ではなく霧で視界が効かないといった具合で、難しい判断であった。前日までは好天だったようで何ともうらやましい。
下界でも局所的に線状降水帯で災害が発生するなど、今年は不安定。
南岳小屋到着時に既に霧が濃かった。テント設営後、小雨パラパラ。南岳への登頂すらできず。小屋ではdの電波が入るので、天気予報を見るが安定しない。
夜、トイレに行こうと外に出ると視界5mもないほど濃い霧であった。ライトを点けても目の前に白い壁があるだけで、何も見えない。ちょっと恐怖😱でした。
脳内GPS🧠で方向を定めて小屋を目指したが、帰りつけるか不安になった。
帰りも大体の方向を定めてウロウロ。無事テントを見つけてホッとする。
危うくテント場で遭難するところだった🥲 夜中も小雨交じりの悪天候が続いていた
翌日、相変わらずの小雨交じりで霧、そして10mくらいの風。
視界も得られず、濡れた危険なルートを歩くのは無理と判断。他のルートに行っても、視界が悪いことには変わりなし。
翌日以降も回復見込みが薄いことから、撤退となりました。前日の同じ道を辿って、わずか6時間ほどで新穂高へと帰還したのでした。
今回の旅では写真や動画を見ても、大したもんがなく面白くないと思い、過去に快晴・展望抜群といった写真をつなげて、縦走した動画(妄想編)を作って遊んでみました。
意外と写真だけでもそれっぽい動画になるもんだと自分でも感心しております。
興味ある方はご覧ください。ジャンダルムの攻略ルートなども入っています。
まずは、今回の山旅動画です。
次に、縦走していないけど、縦走したような妄想動画です😁
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