記録ID: 4579350
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
稲子岳南壁 アルパイン
2022年08月11日(木) ~
2022年08月12日(金)
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:12
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 851m
- 下り
- 1,471m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:55
2日目
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:30
13:02
1P目 リード sola16
取り付きまでは迷わなかったが、ルートの右からトラバースをしてきた関係で
スタート地点が本来の取りつきより5m程度高い地点(ちょうど赤いハーケンの高さ)から登攀開始。
ごくわずかだがトラバースするのでランナーをセット
ちょうど小さい亀裂がありカムの#0.3が使えた
風が強いため細かくピッチをきることにしていたので途中のアンカーで終了
2P目
階段状の壁を浮石に気を付けて登っていく。ところどころでカムが有効に使える。
3P目(本来の2P目) リード sola16
特に難しくもないが浮石に気を遣う。
ランナーはハーケンやしっかりしたハンガーボルトあり
チムニー下にアンカーが2つある。今回は丈夫な方を使用
4P目(本来の3P目)
最近だと左のワイドクラックから上がる方が主流という記録を見たが、
チムニーに入る方が自然だと感じた。チムニーの入り口にちょうど良いクラックが
走っており#2、#0.75がしっかり決められるので安心(ビレイ中にずっとこのクラック見ていてカム決めたいと思っていた)
チムニー内にも左側にハンガーボトルがありこれまた安心
ホールド、フットホールドともに豊富
上部でやや左に移動するところが微妙にバランシーかも
チムニーを抜けてすぐに終了点
5P目(本来の4P目) リード sola16
途中までは同時登攀で移動し適当なところで岩を利用したアンカーを作成してから
取り付いた方が良かった。
凹角を一旦抜けた後に左か右かみたいなところでロープの残りが気になったので
クラックと近くにあったハーケン2つを利用してアンカーを作成
6P目(本来の4〜5P目)
左の方へ行くルートを取る。出だしが難しいようで苦戦していた。
結構前の記録を見るとA0用のスリングがあった。
残置ハーケンが数本
自分がリードする場合は左のクラックにカムをきめる。ハンドジャムバッチリきまる。足を一つ上げて踏みかえするのが少し難しいかも。私はリーチで右上のがガバが
そのまま届いてしまったので背が低いと少し踏ん切りが必要かもしれません。
5m程度歩くとおまけピッチの場所に
7P目(おまけ) リード sola16
やる必要なかったけどせっかくということで
登りだして右側にハーケンが2本、左のハンドサイズのクラックにも#2か#1が決められます。登るときにギアの受け渡しをしなかったのでこの時カム無し…。
すぐ終了点。
反省点としては4P目についてきちんとパートナーに説明しておくべきでした。
マルチで組むのは初なのでコミュニケーションをいつも以上に念入りに行う必要
がありました。
冬の南八ヶ岳のバリエーションが混んでるときにここ来るのも面白いかもしれません。
記録:sola16
取り付きまでは迷わなかったが、ルートの右からトラバースをしてきた関係で
スタート地点が本来の取りつきより5m程度高い地点(ちょうど赤いハーケンの高さ)から登攀開始。
ごくわずかだがトラバースするのでランナーをセット
ちょうど小さい亀裂がありカムの#0.3が使えた
風が強いため細かくピッチをきることにしていたので途中のアンカーで終了
2P目
階段状の壁を浮石に気を付けて登っていく。ところどころでカムが有効に使える。
3P目(本来の2P目) リード sola16
特に難しくもないが浮石に気を遣う。
ランナーはハーケンやしっかりしたハンガーボルトあり
チムニー下にアンカーが2つある。今回は丈夫な方を使用
4P目(本来の3P目)
最近だと左のワイドクラックから上がる方が主流という記録を見たが、
チムニーに入る方が自然だと感じた。チムニーの入り口にちょうど良いクラックが
走っており#2、#0.75がしっかり決められるので安心(ビレイ中にずっとこのクラック見ていてカム決めたいと思っていた)
チムニー内にも左側にハンガーボトルがありこれまた安心
ホールド、フットホールドともに豊富
上部でやや左に移動するところが微妙にバランシーかも
チムニーを抜けてすぐに終了点
5P目(本来の4P目) リード sola16
途中までは同時登攀で移動し適当なところで岩を利用したアンカーを作成してから
取り付いた方が良かった。
凹角を一旦抜けた後に左か右かみたいなところでロープの残りが気になったので
クラックと近くにあったハーケン2つを利用してアンカーを作成
6P目(本来の4〜5P目)
左の方へ行くルートを取る。出だしが難しいようで苦戦していた。
結構前の記録を見るとA0用のスリングがあった。
残置ハーケンが数本
自分がリードする場合は左のクラックにカムをきめる。ハンドジャムバッチリきまる。足を一つ上げて踏みかえするのが少し難しいかも。私はリーチで右上のがガバが
そのまま届いてしまったので背が低いと少し踏ん切りが必要かもしれません。
5m程度歩くとおまけピッチの場所に
7P目(おまけ) リード sola16
やる必要なかったけどせっかくということで
登りだして右側にハーケンが2本、左のハンドサイズのクラックにも#2か#1が決められます。登るときにギアの受け渡しをしなかったのでこの時カム無し…。
すぐ終了点。
反省点としては4P目についてきちんとパートナーに説明しておくべきでした。
マルチで組むのは初なのでコミュニケーションをいつも以上に念入りに行う必要
がありました。
冬の南八ヶ岳のバリエーションが混んでるときにここ来るのも面白いかもしれません。
記録:sola16
天候 | 初日快晴、夜から雨風 2日目朝は雨風、日中曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
徒歩でしらびそ小屋でテント泊 しらびそ小屋からルートへの分岐を辿り、ピンクテープに導かれて南壁、 下山後お天気の悪化を心配してしらびそ小屋から稲子湯へ下山。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南壁取り付きまでピンクテープと踏み跡あり。 結構半分くらいまて斜面を登る感じでした。 クライミング中は随所にボルト、ピトンあり。 クラックがたくさんありカムで支点をよく取りました。2番〜0.3を使いました。 周囲を見渡すときれいなペツルのボルトもあります。 ヌンチャクはアルヌン含めて5-6本。 浮き石、一見安定してそうだけどもカチカチ動く岩多数。 ガバでも引っ張りすぎないように要注意です。 50mダブルを使いました。 |
その他周辺情報 | 稲子湯で入浴 モンベル会員は10%オフ シャワーがなく、桶に蛇口と熱湯をいい具合に混ぜて体を洗う式です。 温泉は赤茶の鉄の香り。 稲子湯からバスがあります。 |
写真
感想
天気と相談して前々から来たかった稲子岳南壁左カンテへ
麦草峠から入り高見石、中山を経由してしらびそ小屋にて幕営
高見石は高校生の時に一度訪れてからくる機会がなく実に20年ぶりに
他のことはたいして覚えていないけど山のことだけはよく覚えているよなって
就寝時刻あたりから雨が降り始める。
風もうるさく正直今回ダメかなと悶々としていた。
朝食時も雨が強まったりでどうしようかと
強風のおかげで水が飛んでいたのか岩はほぼ乾いており、クラックやチムニーの
中も濡れていなかった。
風でコールサインが届きにくいこと、浮石に注意すれば比較的気楽に来て
本チャン楽しめる良いルートだと思います。
八ヶ岳でアルパイン!
台風接近のためお天気が安定せず、中止か直前まで迷いました。
行ってみて、夜と朝にしっかり雨でしたが強い風のおかげで岩壁が乾きました。
ここに支点が取れそう、のセンスをもっと自分で身につけられるようになりたいです。
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山では死なないよう、経験とトレーニングを積んでください。
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