2022年夏の笠ヶ岳(笠新道ピストン)
- GPS
- 19:13
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,218m
- 下り
- 2,207m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:27
天候 | 1日目:晴れ時々曇り 2日目:雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
23:00新宿発ー06:00新穂高温泉着 14:45新穂高温泉発ー20:30新宿着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ルート上、特別危険な箇所はなし(体力との戦い) ・笠新道入口から新穂高の中間付近に熊がいて、川側へ逃げたそうです。直接見てないけど、前を歩いていた人達から聞きました。 |
写真
感想
笠新道は噂に違わぬ急登で、しかも長かった…。久々のテント泊で装備も多かったので、運動不足の50代にはかなり堪えた。コースの変化は乏しいが、雲が晴れると目前に穂高・槍の絶景が望めるのが大きなポイントかな。
今回の山行でお気に入りの風景がひとつ増えた。杓子平からの笠ヶ岳〜抜戸岳。広々としたお花畑から背後の山々へきれいな曲線で結ばれている。苦しみの笠新道から尾根を越えたときは本当に別天地に来たかのようだった。杓子平から抜戸岳までは雄大な景色の中で、たくさんの高山植物が楽しめる。途中で雷鳥の親子とも会えた。稜線に着いてからは、ちょっと足を伸ばして抜戸岳へ。黒部五郎岳や薬師岳がきれいに見えた。福岡から来られた二人組の方と楽しくおしゃべり。この稜線から見る笠ヶ岳もどっしりしていてまたイイ!結局、テン場に着いたのが16時過ぎになり、体力も限界だったので山頂は明朝のお楽しみ。笠ヶ岳山荘で買った冷えたビールを飲んで眠りに落ちた。
テントでの生活は風雨に敏感だ。夜中何度か風に煽られたり、フライを叩くパチパチという音に目が覚める。しかも朝になっても止む気配なし。外はガスで何も見えず。こうなるとテントを出るタイミングが難しい。でも、帰りのバスの時間もあるので、6時に抜け出して空身で笠ヶ岳へ。テント場から山荘が15分、山荘から山頂まで15分。山頂は雨で何も見えないので、昨日見た景色を脳内で合成する。「頂上直下に泊まる晴天時は、明日を待たずにアタック」これが今回の教訓になった。
下りは、予定では小池新道だったが、見晴らしも時間もないので再び笠新道へ。雨天で杓子平の絶景が望めないのが残念(ここも脳内合成)。結局、笠新道では下りもヘロヘロになって、コースタイムを大幅にオーバーした。林道に出たのはバス出発1時間前になり、必死に歩いて新穂高に戻ったのだった。
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