オオトリ！鳳凰三山（夏休み百名山チャレンジ）／青木鉱泉〜ドンドコ沢コース〜地蔵岳〜観音岳〜薬師岳〜中道〜周回

2022年08月15日(月) [日帰り]

• GPS: 13:13
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,101m
• 下り: 2,116m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:04
• 休憩: 1:35
• 合計: 13:39

距離 17.5km 登り 2,122m 下り 2,116m

4:58 スタート地点
6:52 7:13 南精進ヶ滝
8:44 8:51 白糸の滝
10:21 10:48 鳳凰小屋
11:54 12:09 地蔵ヶ岳
12:28 12:29 アカヌケ沢の頭
13:13 鳳凰小屋分岐
13:50 14:05 鳳凰山
14:32 14:39 薬師岳
15:32 15:33 御座石
17:14 17:15 林道出合
17:51 中道ルート登山口
18:37 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/15 4:59

青木鉱泉からスタート。鉱泉前の駐車場はいっぱいだったけど手前入ったところはまだまだ。料金は800円／日、戻ってきたら未納のお知らせが挟み込んでありました。朝から支払いに行けたのかな？

5時スタート、右側のキャンプ場方面からドンドコ沢コースを進みます。

8/15 5:15

21年度の山高地図では工事中の迂回路として渡渉になってたけど、きれいに工事完了。右側のコンクリ道を進んでいけます。

8/15 5:38

樹林帯へ突入です

8/15 6:07

斜面がちょっと崩れてた注意ポイント

8/15 6:28

滝の下を渡ります

8/15 6:29

その先ちょっとした岩登り。赤ペイントを辿ってクリア。今回のルート上はいろんなところで、岩や木への赤ペイントがあって助かります。

8/15 6:49

左手の南精進滝へ。ドンドコ沢コースは滝巡りもポイントですもんね。

8/15 6:54

と思ったけど、ちょっと登りがあったのでUターンしたヘタレです。手前の眺望ゾーンで御所山と奥の大菩薩嶺と雲海を眺めながらおにぎりチャージです。

8/15 7:10

眺望のない樹林帯をえっちらおっちら登ってきます

8/15 7:21

木へのペイントも派手派手

8/15 7:27

苔むした感じもいい（でも先は長い）

8/15 7:35

まっすぐ10分進めば鳳凰の滝。名前にはひかれたけどパス（ど、ドンドコ沢コースなのに……）

8/15 7:47

崩壊地をトラバース。そんなにザレてはなかった。

8/15 7:51

振り返って奥の右上から人が降りてきて焦った。おそらく滝へ向かう道。自分もぼーっとして登りそうになった。ロープは貼ってあったようだけど、本ルートは右手へ進むのでつい間違えちゃうみたい。

8/15 7:58

ほとんど眺望ポイントなくて苦しい。

8/15 8:44

8/15 8:59

……滝巡ってないな

8/15 9:08

8/15 9:19

ちょっと難儀した場所

8/15 9:21

五色の滝入り口。ちょっと行ってみようかな。

8/15 9:23

で、ちょっと進んで木々の間から鑑滝

8/15 9:45

植生が変わってきたのかな。空が明るい。

8/15 9:53

危険ポイント。道は踏み固められてたけどバランス崩さぬように慎重に。

8/15 9:59

オベリスク見えた！あと少し（まだまだ）

8/15 10:00

ゴーロな沢を進みます

8/15 10:21

8/15 10:48

鳳凰小屋に到着です。小屋の方が声をかけてくれます。日帰りの方なら最後の水場なので美味しい水を汲んで行ってくださいね、とか。

8/15 10:27

ちょっと疲れたのもあったのと、テーブルベンチ使ってもいいとのことだったので、お昼ご飯いただきます。今日も冷し中華。冷凍ペットボトルで冷やしながら。
思ったより涼しかったけど、酸味のスープは体にしみわたります。

8/15 10:43

テン場の様子。なんかいい場所ですね

8/15 10:35

きれいなバイオトイレ。3個室。使用料200円

8/15 10:48

冷たい水場。あービール、いやコーラ、美味そう

8/15 10:45

ここまでで飲み干したペットボトル2本に冷たい水を汲んできます。下山まで足りるかな？

8/15 10:49

さて地蔵岳へ向かいます。左手は観音岳手前への近道。右手は地蔵ヶ岳へ。
1.0km、標準CT1：20、最初は樹林帯をガシガシ標高上げていきます。すぐに蟻地獄ではないんですね。

8/15 11:18

一瞬終わったな…と思った、転倒した目の前の景色。斜面を靴1つ分ぐらいのスペースに足をかけて斜めに上がってくところで、下足の右足が抜けなくて焦る。靴ひもが隠れてた飛び出した根っこに引っかかり。かろうじて山側に倒れたからよかったけど、反対だったら……

8/15 11:23

気を取り直して進んだら、その気が削がれていく最後の難所。ザレザレの砂の急斜面をヒーヒー言いながら登リます

8/15 11:32

途中振り返ったら！おおー。やる気でた。

8/15 11:42

目の前にはオベリスク。あと少しです

8/15 11:44

左手には観音岳も。

8/15 12:15

鳳凰三山・地蔵岳登頂です。コルには名前の由来、お地蔵さんがいっぱい。

8/15 12:10

さてオベリスクにチャレンジ！……は、岩の左手を進んだ取りつきまで登って終了。
このあと観音岳で一緒になった方の勇姿。元気にオベリスクのすぐ下まで登られていた。すごいなぁ。

8/15 12:26

まだ先は続きます。一気に登って赤抜沢ノ頭から。地蔵岳、オベリスク、何か要塞のような趣です。

8/15 12:33

振り返ると観音岳。こ、これ登っていくのか……と足をさすりながら武者震い。

8/15 12:46

白砂の道は素敵でした。右手には、どーん！と北岳、間ノ岳、農鳥岳が……アタマだけ見えません。
でも奥深いこっち側、全部ガスじゃなくて今日はホントよかったです。

8/15 13:06

このあたりでも岩への赤ペイントに助けられました。左手進んじゃうと最後に詰んじゃって自分じゃ足が足りない。

8/15 13:13

観音岳あと少し（まだまだ）白砂のザレ場

8/15 13:14

鳳凰小屋への分岐ポイント。ほぼ同じぐらいに進んだ（ずっと先に進んで薬師岳から戻ってきた）3人組さんは鳳凰小屋泊のよう。ここから降りていけば確かに近道で三山巡っていいなぁ。

8/15 13:15

標準CT40分で観音岳の模様。さて自分はどうなるか…。
これから鳳凰小屋泊の方や、薬師岳小屋、南御室小屋から観音岳、地蔵岳ピストンの方とスライド。山泊はやはり余裕ができていいなぁ

8/15 13:46

観音岳のビクトリーロード

8/15 13:50

鳳凰山（観音岳）2840m登頂。これで百名山27座クリアです。

8/15 13:52

山頂からの景色

8/15 13:52

ガスの隙間から街も見えた

8/15 13:53

歩いてきた稜線。素敵な稜線。ホントガスらなくてよかった。

8/15 13:52

これから進む薬師岳への稜線。夜叉神峠からの縦走も憧れます。
左手に富士山どーん！はまたの機会に
ここから薬師岳へはそんなにアップダウンなく進みます。

8/15 14:35

薬師岳登頂。鳳凰三山制覇です。

8/15 14:37

白砂の山頂から北岳、甲斐駒ヶ岳方面の青空。最後まであっちの雲は取れなかったけど、おかげでコチラ鳳凰三山はガスらなかったのかなと感謝してみた

8/15 14:37

ここから中道を通って青木鉱泉に戻ります。
長い長い道のりのスタートです

8/15 14:40

コベリスク？

8/15 14:41

雲の隙間から少しだけ（ほんの少しだけ）富士山が見えた！うれし

8/15 14:52

足場の悪い斜面をひたすら下っていきます。つ、辛い。

8/15 15:32

御座石でかい。ここから青木鉱泉までは標識によると2:45だとか……

8/15 16:08

無言でひたすら下ります。ソロなんですけど。

8/15 16:23

シラカバ林になった。明るい森をゆるやかに下ります。ここは足の負担少ない

8/15 16:38

きれいな明るい森。たまには顔あげてみます

8/15 17:14

林道と交差。ここから林道かなやったーと思ったら違った。脚辛い。

8/15 17:51

結構葛折の急斜面を下って、一度すっこけ尻もちついて、暗いのでヘッドランプつけて、泣きそうになった時に、後ろからトレラン女子に颯爽と追い抜かれて、あと少しですよーって言われて、頑張って、なかなかつかなくて、不安になったころようやく到着した登山口入口。

8/15 18:25

林道でも足の負担はそんなに変わりませんね。
ようやく青木鉱泉入り口に戻ってきました。当初計画より1時間遅れになってしまってました。

8/15 18:29

薬師岳、観音岳方面を見上げる。ホント樹林帯が行きも帰りも長くて、それがつらかった。
でもあの稜線をしっかりと歩けて楽しめてホント他ったなぁ。

8/15 18:46

青木鉱泉で駐車料金を払います。お風呂はまた今度。まだ降りてきていない人が多そうで、宿の方に他の方いなかったか聞かれました。このあと1組ちょうど降りてきてましたが、うーん、つらいよね中道で降りてくるの。

8/15 19:31

青木鉱泉はパスしたけど、麓の武田乃郷 白山温泉へ。700円。天然掛け流しの美人の湯。
洗い場8つでちょっと待った。内風呂と露天風呂。露天はちょいぬるめなのでひたすらぼーっと入ってられた。下界の街の明かりも見えて。
大広間は閉鎖中なのは仕方ないけど、のんびりしたかったな。

ということで怒涛の夏休みチャレンジは鳳凰三山クリアで終了です。楽しかったし疲れたし。許してくれた家族に感謝しつつ。おつかれさまでしたー

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

otou

今年こそチャレンジしたかった鳳凰三山。あの白砂の稜線を味わってきました。

鳳凰三山の景色
https://www.instagram.com/p/ChSAUDNvg4c/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

行きも帰りも長くてツラいけどそれを吹き飛ばす景色。蟻地獄、オベリスク、白砂、岩陵帯、そして周りの南アルプスの山々。ガスらないでいてくれた山の神、そしてこの旅を許してくれた家族に感謝です。

■トイレ
・青木鉱泉
・鳳凰小屋

■飲料水
麦茶、スポドリ×6本 3リットル
上りで2本消費、鳳凰小屋で2本水汲み
→下山時3本残し 5本消費2.5lちょいってところ