武尊山（川場スキー場から半周回）

2014年06月01日(日) [日帰り]

• GPS: 09:31
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,187m
• 下り: 1,187m

コースタイム

6:35駐車場所−7:07高手山スカイライン取り付き点−8:02高手新道−9:16西峰−9:33無名峰−10:18剣ヶ峰−11:46武尊山−13:50剣ヶ峰−14:12ゲレンデトップ分岐−15:52駐車場所

天候

快晴・酷暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川場スキー場ゲート前に駐車可

コース状況／危険箇所等

スキー場はゲレンデトップまで立派な林道が走っているが、立ち入り禁止なので、遠慮がちに通行させていただく。
頂上まで雪はほとんど消えているが、数か所残る。高手新道は不人気コースなのか、トレースはかすか。必ず対岸に夏道はあるので、注意して夏道と夏道をつなぐように歩くこと。宝台樹からのコースと合してからは登山者も多く問題ない。
スキー場ゲレンデトップへの分岐は目印等ないが、踏み跡はしっかりしているのですぐわかる。

写真

6/1 6:32

スキー場のゲート手前に駐車。

6/1 6:41

ゲレンデ内には立派な作業用の林道が走っている。

6/1 7:10

左手から合流する上級コース・高手山スカイラインの端を登る。

6/1 7:26

斜度30度の急斜面。スキーが下手な私に滑降は絶対無理。

6/1 7:59

標高1660m、リフトをくぐるところで傾斜が緩む。このあたりで左手の高手山新道に入る。薮で全く踏み跡はない。

6/1 8:02

ほんの少し薮を漕ぐと登山道に出る。35�劼箸いΕ廛譟璽箸�かかっている。

6/1 9:07

シャクナゲが満開。

6/1 9:10

西峰頂上。

6/1 9:10

行く手に剣ヶ峰山頂が。

6/1 9:11

鬼岩越しに谷川岳、白毛門、朝日岳。

6/1 9:22

残雪で夏道が途切れるがトレースがほとんどわからない。今回迷ったのはここ。薮と雪の境目に夏道を探す。

6/1 9:33

無名峰から剣ヶ峰。

6/1 9:41

剣ヶ峰への登り。急な階段で、雪があったら相当怖いだろう。

6/1 10:03

山頂（左）から中ノ岳の稜線が近づく。

6/1 10:04

剣ヶ峰への急登。

6/1 10:11

剣ヶ峰山頂。

6/1 10:34

ひとしきり下り剣ヶ峰を振り返る。帰路に登り返すことを思うと気が重い。

6/1 10:44

山頂への稜線漫歩、と言いたいところだが酷暑で厳しい状態。ペースが落ちる。

6/1 10:53

さらに遠ざかると、剣ヶ峰は立派な山容だ。

6/1 11:22

武尊山山頂は近いがここからが急登。

6/1 11:29

頂上直下の雪田。上端が凍っているがアイゼンを付けるほどではない。

6/1 12:07

上越国境稜線。左から朝日岳、巻機山、下津川山、丹後山、奥に中ノ岳（越後駒も少々）、兎岳。

6/1 12:08

中ノ岳ー家の串ー前武尊

6/1 12:09

山頂。

6/1 12:09

尾瀬方面。右に燧が岳、手前中央に至仏山と笠ヶ岳、その左奥に平ヶ岳方面。

6/1 12:23

下山開始。剣ヶ峰が遠い。

6/1 12:32

川場谷源頭。思い起せば10年前に単独遡行したが、ビバーク中に中越地震が発生、断続する落石音の恐怖と、翌日の詰めの藪漕ぎが地獄だったのが心に残る。

6/1 13:11

剣ヶ峰への登り返し。

6/1 13:26

同じく。暑くて脱水気味。

6/1 14:05

剣ヶ峰を越えるとゲレンデトップが近い。

6/1 14:11

高手山新道の左手に踏み跡があるのでこれを下る。道標はない。

6/1 14:13

笹薮だが足元はしっかりした道。

6/1 14:28

ゲレンデには立派な林道が。冬季は林間コース。

6/1 14:43

高手ペアリフトからの連絡コースが右手から合流。

6/1 14:48

フキノトウは終盤。

6/1 14:49

のんびり下る。

6/1 15:05

左手からのクリスタルコースと合流。美林を眺めつつ、しばし休息。

6/1 15:42

やがてスキー場の巨大駐車場が見えてくる。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

OLYMPUS OM-D E-M1 オリンパス

感想

hananao

昨年3月、スノーシューで武尊高原キャンプ場から高手山経由で登ったが、トレースなく、西峰に達することができずに敗退した。今回は高手山をスキップしてスキー場を活用させていただいた。本来は立ち入り禁止ということなので大っぴらにはできないかもしれないが、静かで良いコースである。ゲレンデには立派な林道（シーズンは林間コース）があるので迷うことはない。ただし高手山からの尾根との連絡は、地図上は並走しているにも関わらず、全く標示されていない。むしろ薮が雪に覆われた冬季のほうが簡単に往き来できる。
剣ヶ峰〜武尊山往復はアップダウンがあり思いのほか消耗する。特にこの日は記録的な猛暑であり辛かった。登山者は大半が宝台樹からの往復または周回の方々。話を聞くと、我々の取った川場スキー場からのコースのほうが距離はあるが格段に安全のようだ。
ゲレンデに降り立ち林道を少し下ると右手から冷たい雪解けの清水が流れ込み、うまくて生き返る思いだ。
いろいろと事情はあると思うが、林道のみでも登山者に開放していただけたらと願う。草原や森が美しく、観光資源としても一級だ。ゲレンデトップから見た剣ヶ峰南東壁は圧巻。