鍋割山〜塔ノ岳〜真っ暗な大倉尾根
- GPS
- 09:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,399m
コースタイム
9:00 大倉
↓
12:00 鍋割山 到着
(昼食休憩)
13:00 鍋割山 出発
↓
14:20 塔ノ岳
↓
18:00 大倉
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭で明るい内は間違えようがありませんが、真っ暗になってライトも持たない状況では大倉尾根でさえ危険な道になります。 道は整備されていますが、岩や石がゴロゴロしている場所もありますので、私が履いていたような、つるつる&ぺらぺらスニーカーで歩かないことをお薦めします。(^_^;) |
写真
感想
10月の大山登山で気をよくした私は、紅葉を見に鍋割山に登ることにしました。秦野市観光協会のWebサイトを見て、何となく登りやすそうに思えました。
11月ともなると寒くなることは予想できたので、ユニクロのエアテックジャケットやマフラー、毛糸の帽子、手袋など、一応の防寒対策はしました。特に手袋は大助かり。これがあるとないとでは辛さが全然違いますね。しかし、足下はジーンズにスニーカー。雨具は薄っぺらいウィンドブレーカーのみ(防水ではありません)。大山にもこれで登ったし、大丈夫だろうと思っていました。
この頃の私は「山には朝早く出掛け、昼には下山開始」という常識を持ち合わせておらず、また、秋の日が短いことも頭にありませんでした。鍋割山から鍋割山稜を歩いて金冷ヤシに至り、ここで大倉尾根を下るかどうか迷ったのですが、「せっかく来たのだから」と欲張って塔ノ岳へ。塔ノ岳からの景色は素晴らしかったのですが、風が吹いていて少々寒かったです。
さて、大倉尾根を暫く行く間は前方に下りる集団も見えていたのですが、私の膝が痛くなり始めて(またか!)徐々に引き離されて姿が見えなくなりました。それでもまだ明るい内は良かったのですが、駒止茶屋付近で辺りは真っ暗になってしまいました。暗い山道に私たち二人だけ…。こんなことは想定していなかったので懐中電灯は持ってきていません。月明かりもありませんので、当然ながら足下が見えません。膝をかばいつつ、足を引きずりつつ、やっとの思いで大倉まで辿り着きました。
膝の痛みは翌日も引かなかったので、病院に行ったところ、膝の故障ではなく外側の筋肉の炎症という診断でした。O脚気味なので痛めやすいんだそうです。膝のレントゲンを撮ったところ、「軟骨が磨り減り始めていますね。山には行かない方がいいですよ。」という話でした。この言いつけを守ることは今のところないけれども。(^_^;)
この山行では、防寒対策と非常食の携帯は忘れませんでしたが、靴などの装備、そして時間的な見込みが甘すぎました。暗くなったらやばいということを身をもって知ることができた、貴重な体験となっています。
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