飯縄山トレッキング(西登山口in/out)
- GPS
- 04:34
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 898m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、戸隠山と黒姫山へダブルヘッダー登山をし、戸隠連峰内の百名山・二百名山で未踏峰は飯縄山のみ!ってことで、今回、満を持して飯縄山へ挑みます。が、天気予報が悪い方に変わり、本日の晴れは9時頃まで、ということで、朝6時、眺望を求めて登山開始です。西登山口という、昨日もお世話になり、下山後もお世話になった戸隠神告げ温泉のちょっと先にある場所で、1台先行車が停まっており、女性ソロの方でしたが、防虫ネット+帽子、というスタイルでした。そこで前日の黒姫山での害虫祭を思い出し、この山域も同様かと思い、今日は防虫ネットをサコッシュに入れ、いつでも取り出せる状態で登山開始です。私なりの学習能力です(笑)。
そこそこの急登が続きますが、いつも通りのハイペースで登っていきます。ちょうど1時間ほどで稜線に出て、眺望が得られます。西登山口から登ったのは私が2番目で、先行者は入山直後に追い越しましたが、南登山口分岐(一の鳥居方面)の辺りで、すでに南登山口方面へ下山していく人がいました。その後、山頂までの間にもすでに下ってくる人が複数いて、皆さん朝早いなー、と感心です(笑)。
スタートから1時間半弱で9合目に到達。9合目には「南峰」とあり、そういえば、昨日黒姫山から飯縄山を見た時、言われてみれば双耳峰ぽい見え方だったことを思い出しました。いわゆる飯縄山というのは、北峰なんですね、勉強になります。南峰〜北峰(飯縄山本峰)間は、山頂同様ですが、志賀高原方面の山々がキレイに見えます。写真を多数撮りながら、南峰から15分ほど、スタートからは1時間40分程で飯縄山(北峰)へ到着!二百名山66座目(+百名山100座)です。
そう言えば、今年GWに残雪の北アルプス唐松岳から、(角度的に戸隠山は見えないものの)飯縄山は高妻山と並んでクッキリ見えました。なので、こちらからも北アルプス後立山連峰群はよーく見えるはずなんですが…。志賀高原方面の峰々(浅間山は見えねど、四阿山〜草津白根山〜横手山〜岩菅山〜苗場山〜鳥甲山等)はスッキリ見えてましたが、北アルプスや眼前の戸隠連峰はドンヨリした感じです。時折雲が一部取れるものの、飯縄山の頂では、中々スッキリした眺望は得られませんでした。
が、瑪瑙山(メノウヤマ)経由で周回下山する最中、そちら側は進行方向に北アルプスや戸隠連峰を望む形になり、徐々に雲が取れていくため、最終的にはそこそこの絶景が見れました!西登山口単純ピストンでは味わえないビューです。飯縄山へ車1台で入るなら、この周回コースを強くオススメします!
瑪瑙山へは「まじか!?」と思うほど下ってから登り返す形になります。ただ、瑪瑙山まで下る道中、昨日一度も見えなかった高妻山の雲が取れ、火打山〜焼山〜妙高山までの頸城山塊がスッキリ見え、モチベーションは高まる一方。上記に加え、昨日登った戸隠山や黒姫山ももちろん見えて、最高です。なので、瑪瑙山への登り下りは苦に感じませんでしたよー。
瑪瑙山からも、上記峰々は樹木に邪魔されることなく、よく見えます。あと、唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍〜爺ヶ岳といった、北アルプス後立山連峰群も。また、瑪瑙山から飯縄山を眺めると、双耳峰であることがわかり、これまた想い出深い光景となります。そして、眺望的な真骨頂は瑪瑙山からの下山路。戸隠スキー場のゲレンデ沿いに下りるんですが、眼下には戸隠牧場、眼前にはドーンと迫るジグザグな戸隠連峰+高妻山!夏でも圧巻ビューですが、冬の好天日にここをスキー滑走したら、最高でしょうねー!
復路、途中で道を誤って萱ノ宮方面へ進んでしまいましたが、すぐに気づいて戻り、概ね3時間半で周回登山を完了させました。そうそう、防虫ネットですが、往路では一切害虫は気になりませんでした。復路、戸隠スキー場を離れ、怪無山分岐を下り始めた頃から気になり始め、昨日は装着を面倒臭がったことを悔い、本日は即座に着けます。すると、不思議なことに着けた瞬間から害虫が気にならなくなります。そして想像以上に視界はクリアで、決して視野を遮りません。この防虫ネットは3年前に苗場山や飯豊山で着けたが最後で、最近は持参すら忘れる日が多く、その効果はすっかり記憶に残っていませんでした。そのまま装着した状態でしばらく下り続け、快適が持続しますが、この効果がネットによるものなのか、たまたまその区間は害虫がいなかったのかわからず、一旦外してみると、害虫はいません(笑)。しばらく外したまま下山していると、やはり害虫区間が再来し、再装着するとやはり気にならなくなります。不快な、耳障りな音を立てて攻撃してくるアブだかブヨだかが近づいてきません。蚊的な虫が来ても、顔面まで上昇してこず、胸の前辺りでうようよしているだけ、という光景も目撃しました。間違いなく、効果ありますね、防虫ネット!夏登山の必携アイテムとして以降眺望します!
かくして下山後、戸隠神告げ温泉へ再訪し、再び戸隠そばを食して、戸隠エリアを後にします。戸隠連峰内に3つもある二百名山へは、都合1.5日で完登しました。想像以上に、思い出深い登山となりました!
下山後、飯綱高原内のコインランドリーで衣類・登山靴を洗い、明日のターゲット山を検討します。本当はここから近く、未踏の二百名山群(有明山・餓鬼岳・烏帽子岳・針ノ木岳)がひしめく北アルプス北東部を攻めたかったのですが、直近の天気はダメダメ。翌日朝だけ晴れそうな福島・帝釈山まで、奥只見エリア経由で一気にロングドライブすることを決意し、長野県を終えて新潟県へ入り、十日町市で夕食を摂りつつ天候を見ると・・・。連休最終盤(8/19〜20)の南北アルプスに晴れマークが!そこに賭け、まだ長野県に留まる決意を下し、夕食後、来た道を引き返し、再び長野県へ。翌日は曇り&雨基調の天気ですが、早朝のワンチャンスを狙って、北信五岳ラストワンの三百名山・斑尾山へ登る計画とし、登山口となる斑尾高原スキー場を目指します!かれこれ120km、2時間半近くを無駄にドライブしたことになりますが、まぁ仕方ない!
斑尾山へ続く)
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