火打山「雪.スキー.日本海.雷鳥.北アルプス.全部見たい人お勧め」(日本百名山.新潟県妙高市.糸魚川市)

2014年05月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,239m
• 下り: 1,224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:55

7:45 笹ヶ峰登山口
11:00 12:00 高谷池ヒュッテ
13:15 13:20 火打山
14:30 14:30 高谷池ヒュッテ
16:40 笹ヶ峰登山口

天候

晴れ。高野池から上部は時々ガスが掛かっていたが登頂時は、ガスが晴れていた。
山頂稜線は、日本海からの風が強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越道の妙高高原インターから登山口のある笹ヶ峰まで、車で40分くらい。
杉の沢の旅館街から、妙高杉ノ原スキー場の中を通っていく。
登山口周辺にはキャンプ場等あり、駐車場は完備されている。
バスは季節運行なので確認してほしい。

コース状況／危険箇所等

1 積雪は登山口から残っているが十二曲り(標高約1600m)くらいまでは50センチくらいの残雪
急登の山腹、十二曲を登った上にある稜線は、時折、地面が現れており、踏み抜きやすく、歩行に注意が必要

2 その上、富士見平(標高約2000m)から上部は1メートルから2メートルの積雪があり、一面の雪原状態

3 高谷池(標高約2105m)から上部、山頂(標高2461.8m)までは、時折、雲に覆われるが、日本海からの北風が吹き付けており、待っていれば雲が晴れることもある。
新雪が降った形跡があり。
雪面がフィルム状にパリパリに凍っていた。

その他周辺情報

隣の妙高山は火山なので、山麓の妙高高原は、赤倉温泉等の温泉地として全国的に有名。
ぜひ下山後は入浴を楽しんでほしい。
麓の杉の沢の旅館街に｢苗の湯｣という日帰り入浴施設があるのでお勧めだ。登山口の笹ヶ峰から妙高高原インターの経路上にある。

写真

5/10 9:36

高妻山方向(日本百名山、標高2352.8m)

5/10 10:53

富士見平から望む火打山

5/10 11:03

日本海からの北風が吹き付ける火打山

5/10 11:03

新雪の斜面(富士見平〜高谷池)

5/10 11:05

雪の付いた木々から望む

5/10 11:26

雪に埋もれる高谷池ヒュッテ(標高約2105m、食事付き、宿泊可)

5/10 13:40

右奥は、新潟県上越市周辺の頸城（くびき）平野か。

5/10 13:41

眼下に日本海を望む(手前は鉾ヶ岳、権現山)

5/10 22:25

山頂(眼下は日本海と新潟県糸魚川市の市街。
海からの強風の影響か、山頂のみ着雪していない)

5/10 13:46

焼山(標高2400.3m、活火山)、雨飾山(日本百名山、標高1963.2m)方向

5/10 13:57

山頂から一望できる北アルプス後立山連峰(右側が日本海の親不知、栂海新道を経て、白馬岳、杓子岳、白馬鑓、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と続く)

5/10 14:02

妙高山(日本百名山、標高2454m)

5/10 14:18

山頂稜線(雷鳥平付近)
残念ながら、今回は雷鳥にお目に掛かれず。
ちなみに、火打山が雷鳥生息地の北限

5/10 14:20

山頂斜面

5/10 14:33

白銀の火打山

5/10 14:39

一面の雪原(天狗の庭、標高約2110メートル付近)

5/10 16:48

笹ヶ峰登山口 (標高約1300メートル、まだ周辺にも雪が残る)

撮影機器：

docomo STYLE series F-08A 富士通

装備

個人装備

アイゼン(1)

備考

登山口の登山届小屋の裏に、ストック１本をデポしておいたら、あっさり盗まれた。
モンベルの紺色だ。
テプラで、でっかく名前が貼ってあるのに、盗んでいくとは。
｢盗んだ人、剥がすの大変だよ。｣
縦走用のビッケルを持っていたので、今回は２本も不要と思い、１本置いていった。
目立たぬように、小屋の裏に隠しておいたつもりだったが、逆に下山者から丸見えだったのだ。
親切な方が拾得物として地元の警察に届けてくれたかと期待したが、届いておらず。
昨年も谷川岳の一ノ倉沢でやられた。
田舎者の性分で、｢都市近郊の山と違い、人が少ない田舎の山なら。｣と安心してしまっていた。
｢山に悪人はいない。｣は、もはや過去の迷信か。
心当たりの方が、もしいたら、今からでも改心して、拾得物して届けてほしいものだ。

感想

echigonogaku

火打山周辺は、バックカントリースキーのメッカだけあり、当日は、BCスキーヤーの姿を多く見掛ける。
麓は春だが、山の上部は新雪も積もり、まだまだ冬の様相だった。

山頂からは、東に妙高山(百名山、信越トレイル、志賀高原、南に高妻山(百名山)、黒姫山といった信越国境の山々、西に焼山、雨飾山(百名山)、頸城山塊、さらには日本海の親不知から栂海新道を経て、白馬岳、唐松岳、鹿島槍と続く北アルブス後立山連峰の山々、そして北には眼下に広がる日本海と、至れり尽くせりの素晴らしい景色だった。

このまま、ずっとここでこの景色を眺めていたいという思いにさせられた一時であった。

雷鳥には、今回、縁がなかったけどね。
白馬岳では会えたんだけどなあ。

コメント

ゲスト

お疲れさまでした。
素晴らしい景色ですね。
この地域は、５月でもこんなに雪が残ってるんですね。
三角屋根の小屋も良いですね。