石鎚山系 岩黒山・筒上山の8の字周回

2022年08月20日(土) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 9.4km
• 登り: 880m
• 下り: 883m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 1:49
• 合計: 8:32

距離 9.4km 登り 880m 下り 886m

9:06 土小屋
10:15 10:22 岩黒山
10:49 10:50 丸滝小屋
11:16 11:17 筒上山北尾根ルート分岐
12:47 13:17 手箱越
13:40 14:00 大山祇神社
14:05 14:36 筒上山
15:58 16:04 筒上山北尾根ルート分岐
16:31 16:44 丸滝小屋
17:36 土小屋
17:38 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

写真

8/20 9:06

土小屋には立派なロッジが2棟、窓から石鎚山が見えるのだろうか。

8/20 10:06

樹林帯の中を登る。

8/20 10:06

へつる箇所も。

8/20 10:15

樹林帯を抜けるが、ガスで眺望なし。

8/20 10:17

眺望のかわりにウスユキソウが目を和ませる。

8/20 10:25

展望の良さそうな岩黒山山頂。

8/20 10:51

岩黒山の下りでこれから向かう筒上山が見えてきた。ポコンと飛び出ている

8/20 10:54

地図には丸滝小屋とあるが、覚心寺の丸滝山修験道場。左には神社の鳥居があり、少し登った先の岩峰がご神体。

8/20 11:07

分岐まで小ピークの東側をへつるが、鉄板の桟道が続く。急斜面によく道を付けたものと感心。ピークを越える道にしなかったのはきっと理由が。

8/20 11:20

笹がうるさい所も。

8/20 11:54

この急斜面を登り切ると右手に圧倒されるほどの石垣が現れ、手箱越となる。

8/20 11:57

急斜面途中で左に目をやるとキレンゲショウマが。

8/20 12:33

手箱越からの筒上山。鳥居を過ぎたあと、あの急斜面のどこを登るのであろうか考えてしまうほど。ちなみにあの鳥居手前で赤マムシに遭遇。なお、手箱越にも道場があり、西側の樹林の中にはひっそりと神社もあった。

8/20 12:49

足元には花が。

8/20 12:56

手箱越からの瓶ヶ森と西黒森。この西黒森の端正な姿に惹かれ、翌々日登ることに。

8/20 13:08

鳥居を過ぎるとルートはそのまま岸壁に取り付く。スタンスが乏しくしかも濡れているのでスリリング。この難所は50メートル近く続いた。

8/20 13:25

手箱越は真下。

8/20 13:32

難所を過ぎると笹原となり小さな社が次々と現れる。

8/20 13:49

筒上山南峰の大山祇神社。大三島に鎮座の神と同じ御神とのこと。

8/20 14:06

筒上山北峰山頂。南峰で雨が降りだしたが、北方に移動する間にやみ、無事ランチタイム。

8/20 16:09

帰りも鉄板の桟道を通るが、一部老朽化を感じた。

8/20 16:49

丸滝小屋からの石鎚山。

8/20 16:49

さすが西日本最高峰の貫禄。

8/20 17:38

登山口に生還。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

感想

tokondensetsu

・土小屋から岩黒山と筒上山を周回する。周回は通常楕円等で軌跡は接しないが、今回は軌跡が8の字となる周回となった。なお、筒上山は石鎚山と瓶ケ森を結ぶと丁度逆三角形の頂点となると書物にあった。
・筒上山に直接登る北側からのコースは地図によると登山道の傷みが激しいとのことなので、東側を巻いて手箱越から登ることにした。手箱越からの登りは予想以上の急崖で、鎖やロープが複数あるものの、スタンスが乏しくまた濡れていて、十分にスリルを味わえた。しかもその急崖は40メートル程続いた。
・筒上山からの帰りは急崖を避け、北の尾根を下る。途中から登山道は背丈ほどの笹に覆われ、ピンテも少なく、わかりづらかった。「登山道の傷みが激しい」というよりは「登山道が不明瞭」のように感じた。
・丸滝小屋、手箱峠ともに覚心寺の道場と神社があったが、筒上山南峰にはしまなみ海道の大三島と同じ大山祇神社が鎮座していた。なお、南峰には虻が飛び回っていたものの、不思議と北方にはいなかった。
・土小屋までの行き帰りはUFOラインで山岳ドライブを楽しみ、岩黒山・筒上山では静寂の石鎚山系を味わうことが出来た。なお、UFOラインはもともとは雄峰ラインであったが、同ラインで登山者が撮影した写真にUFOが写っており、UFOラインに改称したとのこと。今回何度もUFOラインを通行したが、残念ながらUFOを目撃することはなかった。