編笠山(展望、花「ミヤマモジズリ」、鍛錬)
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- GPS
- 08:25
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅「小淵沢」で車中泊。駐車場4時55分到着。 |
写真
感想
3日間の山旅の2日目。この山を中心に前後に組み合わせた。
平成25年9月(9年前)に、「編笠山」(関東100山)、「権現岳」(首都圏300山)、「西岳」(東京周辺350山)をまとめて、この「観音平」から7時間30分で、周回(西岳は「青年小屋」からピストン)した。現在では、西岳ピストンはおろか権現岳周回も難しそうだと思った。
もう一度この辺りの山に登ろうと考えたきっかけは、まず昨年8月30日のIzumi333さんのレコで、花の情報で「オオビランジ」が
咲くとあったから。「天女山駐車場」からのピストンで、
「観音平」からと同程度の行程と思われた。
「権現岳」へのヤマレコは件数が多くて、花の情報を得るのに
探すのが大変で諦めてしまった。「権現岳」の周りにお花畑が
ある事はわかるが、「編笠山」までしか行けないので、
花については行ってみて、咲いている花があれば見逃さないよう、
ゆっくり登ることとした。もともと「オオビランジ」の
咲いている8月終わりに計画したのに、そこまでいかないのだから、
時期を遅らせて展望の良い9月の方がよかった。
時期はそのままとしたのは、標高2500m越えの場所で、
この時期の花を見たかったから。
展望は、「決定版 展望の山歩き ベストコース[関東周辺]」
の中で40コースの中に入っていたことから、期待できると思った。
「雲海」までのゆるやかな区間で、大阪の母、息子ペアに
追いつかれたのを機に、遅めの母のペースに合わせ、頂上までの
登り区間を同行させていただいた。標高も高いし樹林帯の中で
暑くはないが、岩ごろごろで表面が湿っていて注意力を
切らさないようにしなければならない、景色が変わらないので
長く感じられた。やっと森林限界を超えたら、富士山と
南アルプスの山並みが見えた。下界は雲海で全く見えず。
「編笠山」山頂に着いたすぐでも、すぐ隣の「権現岳」が
うっすら見えただけ。1時間弱待っても、かえって山頂付近に
ガスが付いて見込みがないと思われたので、下山開始。
テン泊で降りてきたグループの人に「押手川」で会って
聞いたら、今朝9時頃は晴れていたというので、
3時間のコースタイムで登っておればと、これまた中途半端。
山頂で話をしていたら、19日金曜日は頗る天気が良かったそうだ。
天気予報ではまあまあでも、山頂・遠くの山まで
スッキリ晴れるのは、1週間でも1日あるかないかだろう。
予定では、19日に来ることも考えたが、前後の日の天気が
良くなかったので、1日で高速を使ってそれだけで
帰ることは止めたが、少し後悔している。関西や関東から
この山だけを目当てに来る人も多いのに、おそらくもう1回
登ることはないだろうから、中途半端であった。
富士見高原方面から登る方が、楽だよという、そのコースを
通って来た人の話も聞いたので、そちらも次回の検討の余地がある。
このところ花を見るための山行きが多くて、標高差の多い、
足元に気を付けて歩かねばならない行程に対する「鍛錬」の
山行きであった。
山頂手前付近以外は殆ど花はなく、花については、
「雲海」までの区間で今まで見たことがない花を見つけたことが
収穫であったが、スピードを上げて登っていれば
気がつかなかった可能性大。
ただ出発点から近い所なので、苦労して登る必要はない。
追記:この花は「ミヤマモジズリ」だったようです。
他の山のレコを見て、確認してわかりました。
いろいろ思いの残る山行きでした。コースの案内は多くの
レコがあるので、花のレコはしっかり残して、花好きの方の
参考になるようにはしておく。
下山後は、途中で日帰り入浴して、道の駅「信州新野千石平」
に20時8分到着。翌日は愛知県最高峰の「茶臼山」から
家に向かって降りていく。
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