林道規制の大千軒岳 三百名山 72/101座目

2022年08月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 17.3km
• 登り: 1,163m
• 下り: 1,158m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:41

5:02 大千軒岳奥二股林道ゲート
5:34 5:35 大千軒岳 奥二股登山口
6:28 6:33 広い川原
7:14 7:14 金山番所跡
7:48 7:55 休み台
8:32 8:32 千軒平
8:56 9:05 大千軒岳
9:28 9:29 千軒平
10:02 10:02 休み台
10:36 10:37 金山番所跡
11:13 11:13 広い川原
12:03 12:04 大千軒岳 奥二股登山口
12:36 12:42 大千軒岳奥二股林道ゲート
12:43 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大千軒岳奥二股登山口に至る林道の通行規制について
大千軒岳奥二股登山口（福島町千軒ルート）駐車場までの林道の通行については、大雨による路体流出により車両の通行が出来ない状況となったため、林道ゲートを施錠し通行止めとしております。
なお、復旧時期は未定であり、長期になるものと予想されますのでこのまま来春まで通行止めとなります。予めご了承お願いします。
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/hiyama/osirase/shintyaku/211104.html
（総て引用）

コース状況／危険箇所等

渡渉や道迷いしやすい箇所においてピンクリボンが無い場所もある
渡渉・ルートファインディング・崩落崖のトラバース・（登山道崩落地点での）藪漕ぎ・ズルズル急登のロープ場・倒木越え
一つ一つの難易度は高くなく規模も小さいものの幅広いジャンルのリスクがある。
総合的な歩行技術力が必要な登山コース

大千軒岳奥二股林道ゲート〜大千軒岳奥二股登山口
約30分超の林道歩き
自転車があれば重宝

大千軒岳奥二股登山口〜広い河原〜千軒銀座
いきなりこの登山の核心部から始まる
大千軒岳奥二股登山口から渡渉直後、アップダウンの多い沢の高捲き道にとりかかる
先日の豪雨直後の為か、崩落した崖のトラバースや登山道が崩落し、それを突破するための藪漕ぎ（樹林漕ぎ）がある
崖のトラバースではさほど高度感のない場所が殆どで、危機感をあまり感じないが、一つ間違えれば即滑落するような個所が多い
渡渉について
渡渉は多いが、僕はストックもフル活用し登山靴で靴の中へ漏水することなく渡れた
登山時は沢沿いの道への入り口にピンクリボンがあるが、下山時側の入り口にはピンクリボンが無い箇所が数か所ありルートファインディング必要
見落とすと引き返すか沢歩きをしなければならない
（誰か登山時に下山用のピンクリボン設置してあげて〜）

千軒銀座〜千軒平
千軒銀座から少し先で本流の沢を右折するように支沢に入り、本流の沢と支沢の間の尾根に取りつく
尾根に取りつくとつづら折りの登山道ががけ崩れによって崩落し、一直線にズルズルの急斜面をロープで登らねばならない個所にすぐにさしかかる
休み台まで登れば急登は落ち着きガンバレ岩付近からは森林限界を越え、徐々に草原風景が広がる
大千軒岳山頂が右手に見えるとまもなく千軒平

千軒平〜大千軒岳
カトリックのモニュメントで有名な千軒平
ここから大千軒岳山頂までは高山植物のお花畑が広がるビクトリーロート
大千軒岳だけしかない美しい光景が展開する

写真

8/28 5:00

大千軒岳奥二股林道ゲート
ここから約30分の林道歩き

8/28 5:01

林道を歩いてみたが…
クルマの走行には問題ないように思う
（個人的感想です）

8/28 5:24

林道歩き

8/28 5:25

立派な橋もあります
雨上がり直後なので泥濘は多い

8/28 5:34

大千軒岳　奥二股登山口
30分歩いて到着
ここまでクルマで来たかった

8/28 5:34

登山口の看板…

8/28 5:37

林道がぷっつりと切れ登山道となり沢へ下り

8/28 5:40

渡渉

8/28 5:44

崩落した崖のトラバース道
先日の豪雨で崩落したのだろうか？
崩落個所が数か所あります

8/28 5:53

渡渉
降雨直後で増水していますが、登山靴でも渡れます

8/28 6:11

崩れやすいトラバース高捲き道
アップダウンも多くとても歩きにくい
危険度も高い
（見た目よりも危険な道）

8/28 6:13

ブナ林のトラバース道
千軒銀座まで沢歩きはしなくても良いように一段高い場所に歩道が付いている

8/28 6:25

広い河原
2/10

8/28 6:33

広い河原付近は中州を進む

8/28 6:57

石崎越の沢
3/10

8/28 7:14

金山番所跡
4/10

8/28 7:14

カトリック教会のモニュメント
金山番所跡

8/28 7:26

千軒銀座
5/10
この先で本流の沢を右折するように支沢に入り、本流の沢と支沢の間の尾根に取りつき急登が始まる

8/28 7:48

休み台
6/10
ここまで登れば急登は落ち着く

8/28 8:07

振り返ると知内の街が見えてきた

8/28 8:18

ガンバレ岩
7/10
この付近から森林限界を越える

8/28 8:30

大千軒岳山頂が見えてきた

8/28 8:31

千軒平とモニュメント（奥）
8/10
看板があちこちにある

8/28 8:32

千軒平交差点
クマよけの鐘を鳴らすが、音はイマイチだった💦

8/28 8:33

カトリック大千軒岳モニュメント

8/28 8:35

山頂までのビクトリーロード

8/28 8:55

山頂までもぅすぐ

8/28 8:56

大千軒岳山頂とうちゃこ

8/28 9:04

大千軒岳ゲット
日本三百名山 72/101座目

8/28 9:04

三角点たっちち

8/28 8:57

一等三角測量開始百年記念プレート
大千軒岳は明治29年北海道で最初に一等三角点が設置されたそうだ

8/28 9:06

さぁ下山しよう
まずは足元の千軒平へ目指して歩きます

8/28 9:25

大千軒岳を振りかえる
いいお山だ…

8/28 9:31

大千軒岳バイバイ
この先沢へ向けて一気に高度を落として行きます

8/28 10:36

金山番所跡

8/28 11:14

登山口到着

8/28 12:01

さぁ30分の林道歩き…

8/28 12:02

どこも問題ないように思えるのだが

8/28 12:03

8/28 12:36

林道ゲート見えた

クルマの乗り入れさせて欲しかった

8/28 12:37

下山完了

午後は渡島駒ケ岳登山へ

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-41A docomo シャープ

感想

けいじ

北海道遠征2日目

荒天の道央を避け道南の大千軒岳へ
沢歩きがあるとのコトだったので沢靴を持参

林道崩壊とのコトで大千軒岳奥二股林道ゲートから歩行開始
林道ゲートから登山口まで30分歩いてみたが、林道は八ヶ岳美濃戸へ行く程度の状態で通行止めにするほどではないなぁ〜というの率直な感想

登山口からすぐに渡渉し小さなアップダウンの続く高捲き道へ取りつく
この登山の最大の危険個所はこの高捲き道で、足場が脆く狭い崖のトラバースや落石危険地帯をアップダウンを繰り返しながら進む

トラバース道が追わると沢の渡渉も数多くある
しかし沢の中を遡上することはなく、沢靴を持参したが出番はなかった
但し僕は靴を濡らすことがあるが、靴の中まで浸水しなかったが一緒に来た相方は登山靴が完全防水ではなく靴の中までビショビショになったそうだ

尾根に取りつくとすぐにロープ場の急登から始まる
休み台まで登ると急登は落ち着く
ガンバレ岩まで登ると森林限界を超え道南のパノラマが広がる
大千軒岳山頂が右手に見えてくると草原歩きとなり、高山植物のお花畑がひろがる
モニュメントで有名な千軒平からは日本海を遠目に右手に知内の街と津軽海峡と函館山を眺めながら、目の前の山頂を目指して歩くパノラマ道となる
山頂からは道央の山々とは違う格別な360度の道南の大パノラマが展開した