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Yamareco

記録ID: 463079
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国

笠木山(室戸市)

2014年06月09日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.9km
登り
572m
下り
570m

コースタイム

10:43登山口-途中小休止-12:04ミニ霊場逆打ちコースに合流-12:16~12:38西側の尾根に移る地点で休止-13:48~14:08山頂-14:42~14:54渡渉後最初の涸れ沢で休止-15:33農作業車道-15:53往路登山口
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口側には軽四車なら駐車可
コース状況/
危険箇所等
高度100mを超えて少々行くと、所々シダの藪漕ぎを要する。400mピーク先のコル以降、何割かは熾烈な藪漕ぎがある。但し、復路は藪は皆無。しかし渡渉地まではほぼ廃道状態。
御田八幡宮から笠木山運動公園を経由して登るミニ四国霊場の逆打ちコースなら、本コースとの合流地点までは、藪はないのではないかと思われる(未確認)。
登山口(右側)
2014年06月11日 20:51撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 20:51
登山口(右側)
急勾配の岩場
2014年06月11日 20:52撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 20:52
急勾配の岩場
麓から太平洋
2014年06月11日 20:54撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 20:54
麓から太平洋
西の川から太平洋まで
2014年06月11日 20:56撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 20:56
西の川から太平洋まで
白い花
2014年06月11日 20:58撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 20:58
白い花
シダがヤブ化する
2014年06月11日 20:59撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 20:59
シダがヤブ化する
行当岬方面を遠望
2014年06月11日 21:02撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:02
行当岬方面を遠望
400mピーク(右端)から山頂部まで見渡せる
2014年06月11日 21:04撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 21:04
400mピーク(右端)から山頂部まで見渡せる
ミニ四国霊場
2014年06月11日 21:05撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:05
ミニ四国霊場
一直線の下り道
2014年06月11日 21:06撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:06
一直線の下り道
霊場逆打ちコースとの合流点の手前
2014年06月11日 21:06撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:06
霊場逆打ちコースとの合流点の手前
左側の尾根へ移る
2014年06月11日 21:07撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:07
左側の尾根へ移る
400mピーク先のコル
2014年06月11日 21:08撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:08
400mピーク先のコル
442m独立標高点北方のコル
2014年06月11日 21:08撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 21:08
442m独立標高点北方のコル
東の山並み
2014年06月11日 21:10撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 21:10
東の山並み
笠木山山頂
2014年06月11日 21:10撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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笠木山山頂
渡渉してすぐ現れる滝状沢
2014年06月11日 21:11撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 21:11
渡渉してすぐ現れる滝状沢
涸れ沢の土砂を乗り越して行く
2014年06月11日 21:12撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:12
涸れ沢の土砂を乗り越して行く
左下が切れ落ちている
2014年06月11日 21:14撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:14
左下が切れ落ちている
御崎神社
2014年06月11日 21:15撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:15
御崎神社
田圃の畦道に下り立つ
2014年06月11日 21:16撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
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6/11 21:16
田圃の畦道に下り立つ
一直線に続く農作業車道
2014年06月11日 21:17撮影 by  FinePix HS20EXR, FUJIFILM
6/11 21:17
一直線に続く農作業車道
撮影機器:

感想

[復路はピークハンター未踏の唯一藪がないルート]
室戸市は近年、室戸ジオパークで活気づいているが、市内の山は取り残されている観がある。しかし6月10日の「室戸の日」前後には、海にも近い市内の低山を登りたいもの。拙著(part2)では室戸市の山として、四十寺山、池山、笹ケ平、観音山、大角山等を紹介しているが、未収録の笠木山を登ることにした。
この山があるのは吉良川町地区だが、国道沿いの地区の中心部は、ジオパーク指定前から歴史的町並みの町歩きで人気を博してきた。

笠木山に登るのは、物好きな無名峰ピークハンター位。それは彼らが登る、笠木山運動公園コースや本コースの往路では、中腹から上が熾烈な藪漕ぎを要すため。しかし今回紹介する復路なら、渡渉地までは廃道同然なものの、藪は皆無。ルートも終始谷沿いだから分かり易い。

登山口は送電鉄塔の斜向かいで、山中を巡る「吉良川八十八ヶ所」の解説板が建っているから分かる。が、ここから登る順打ちコースは、途中から所々、猛烈なシダの藪となっている。しかしこのコースを登るピークハンターはネットを見る限りでは殆どいないため、敢えて選んだ。回遊ルートにするためでもある。尚、漕げないほどの猛烈な藪の箇所は、踏み跡は殆どないものの、山中を迂回できるようになっている。

霊場石仏は途中から、皆、倒れているが、これは昭和の南海地震によるものだろうか。
高度100m台で、麓から太平洋までを見渡せるポイントがある。
277m独立標高点も広場風になっており、進路の400mピークから笠木山方面の上部を見渡すことができる。

高度320m前後で、尾根を東に逸れ、一旦横道になった後、急下降し、すぐ急上昇する。その上り詰めた先は広くなっており、前方に笠木山運動公園から上ってきた逆打ちコースを擁す尾根が見える。
その尾根に乗ると最初は歩き易いが、ほどなく広い、植林帯の間伐地の中を登るようになる。踏み跡は殆ど消えかけているが、伐採された倒木群がルート。東側にシダの尾根が見えるが、それはルートではない。

伐採地が終わると、目の前は灌木の斜面だが、西側の尾根に移る。しかし尾根上を進むのではなく、地形図の破線通り、尾根の西直下の植林帯側を進む。が、踏み跡はピークを巻き終える手前で消える。しかしコルはすぐ先なので焦ることはない。
コルからも破線のルートだが、442m独立標高点北のコルからは、破線よりも傾斜が緩い斜面をトラバースする踏み跡を追う。しかし踏み跡は途中で消え、そこから先は藪になるので、適当に斜面を上がって尾根上に出る。

500mピークには林業関係の公団か何かのコンクリートの境界標柱が立っている。一旦下って、また上りになると熾烈な藪漕ぎが再開される。ミニ霊場コースよりも更にひどいヤブである。
山頂手前の細長い尾根に乗ると、下山コースの破線道を見てみたが、完全に廃道化している。
山頂には驚くことに、今年登頂したピークハンターの登頂記念板があった。ブログに笠木山のことを綴っていた方だろう。MH2氏の記念板は既に朽ちてない。
三角点は地面に埋没して、天辺しか見えていない。長らく再測量を行っていない証拠である。山頂は一般的な無名峰と同じで、展望はなく、ただ落ち葉と雑木と植林があるだけ。

復路は廃道化していても、谷を下るだけなので、ルートファインディングは容易い。最初は植林帯の中の急斜面。水流が現れると、南岸を行く。廃道ではあるが、所々、踏み跡よりも薄い道の痕跡は認められる。
高度350m前後で右岸に渡渉する。その渡渉地の手前に間違えやすい渡渉できる箇所もあるが、渡った先の植林帯が急傾斜故、誤りに気付くはず。

渡渉すると踏み跡が現れ、そのうち「道」となる。沢からはかなり高所を走っている。涸れ沢部では土砂が堆積している。足を滑らせると谷底へ落ちてしまうので、体重を右側にかけながら渡る。
この道は地形図で見るより傾斜は緩く、ジグザグに下る箇所もある。
そろそろ麓に出る頃、と思っていると水路を橋で渡り、その先、いきなり道が消え、茅の藪になっている。取り敢えず水路の茅沿いを下って行くと、矢竹のような細い竹藪を通り抜け、青いネットが張られている所に出る。ネットは水路の縁に上がって越える。その手前のコンクリート橋を渡った所に、地形図の神社マークである御崎神社の祠がある。

水路を降りると田圃の畦道に出る。少々先で未舗装の農作業車道に出るが、この道は地形図(平成12年発行)では破線になっている。
アスファルト道路に出ると、後は南下して往路の登山口まで戻るのみ。

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