無意根山《北海道百名山》
- GPS
- 06:03
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:03
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
泥濘んだ登山道、木道あるが浮いている箇所も、山頂部は這松の被りがある |
その他周辺情報 | 立ち寄り湯は豊平峡温泉または定山渓温泉 |
写真
感想
定山渓の宿から4.3劼靴離れていないのでホテルの朝食を取ってすぐに出発した。薄別バス停付近に車を止め宝来沢林道を歩き出した。最初のポイントは宝来沼で林道がすぐ傍を通るので気にしていたが一向に現れず知らぬ間に第2ゲートに達してしまった。ゲートの傍に駐車場があり、此処まで車で入れるようだ。
ゲートの先も林道が続き左手の小川に沿って遡っているが右側にも水音のはっきりした支流があり水線が描かれていても良い位の沢だった。林道が大きく崩落した箇所がありゲートが閉じられていたことに納得した。軈て宝来小屋(標高約798m)に達した。小屋と云ってもバス停の建屋程度のもので扉もなく中には丸太の椅子が2脚置かれただけで登山届に記帳した。昨日今日の登山者はなかった。
長い宝来沢林道歩きを終えいよいよ登山道に入った。昨夜雨があったようで草木に水滴が付いているので。湿気の多い道で田圃のような処や木道があり何とか靴を汚さずに進んだ。酷い処は木道の板が池に浮いただけで乗ると水没してしまものもあった。渡涉地点にはアルミ梯子を寝かせてその上に板が敷かれただけで強度は弱く乗れば揺れる代物だった。軈て大蛇ケ原湿原が左手に現れた。 が群落を為し美しいが標高900mを越えた辺りから雲の中に入り視界が悪い。500m程進むと無意根尻小屋 い達した。北海道大学所有の立派に小屋で鍵は掛かっていないようだが開け方が分からず中を窺うことはできなかった。
雲の領域に入ると湿っぽくなり足元を草露で濡らさぬように雨具のズボンを履いた。無意根山の東の支尾根の登りは等高線が詰り梯子を斜面に敷いて滑りやすい斜面に対策されていた。支尾根の上部に達すると傾斜が収まり軈て元山分岐に達した。 鉱山のある元山から登るコースで途中の長尾山を巻いていなければそちらを選択したのだが・・
登山道は市町境の稜線の東側を巻くように付いており、山頂直前で漸く稜線に達した。今日は誰も登っていないと思っていたが元山コースからきた男性とであった。稜線は這松が登山道に被り水滴が肩を濡らした。無意根山(1,464m)山頂は登山道から5m程左手に入った処にあり、その先に展望が開けていたが濃いガスで何も見えなかった。さらに先に進むと2等三角点「無意根」(1,460m)があり、ここは岩場で360°の展望が得られそうだった。
天気の崩れを恐れ、お腹も減らないので休憩せずに下山に掛かるとトレランスタイルの男性が登ってきた。この人も元山コースのようだ。来る時は、標高900m超えでガスの中だったが、1,100m位まで下ると雲の領域を脱し遠くの山まで見えるようなった。無意根尻小屋に戻ると11:50で流石にお腹が空いた。小屋前のベンチで昼食を食べ、20分程休憩した。
来るときには気づかなかったが大蛇が原湿原の中に木道があり中心部迄辿っていった。 の集落が一層美しかった。湿原の下部に標識が倒れていたので起こして写真撮影、いつまで立っているだろうか。12:46宝来小屋に戻ると登山道はお仕舞い。もう何時雨が降りだしても良い。後は傘を差して歩ける。
第2ゲートに達すると男性がゲート付近でうろうろしている。森林管理部の人でパトロールに来たそうだ。「携帯トイレは持っているか?」と聞かれたが、「日帰りなので持っていない」と答えると「一つあげます」と此のあたりの山のパンフレットと一緒に下さった。これも啓蒙活動の一環のようだ。「写真を撮っても良いですか?」渡も言われ「良いですよ」と答えると京都から来た男性としてHPにアップするそうだ。
来るとき見落とした宝来沼は笹藪の向こうに静かに佇んでいた。雨が降るものと覚悟していたが天気予報は大外れで何と日が射してきた。薄別バス停に戻り6時間の山行を終えた。
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