富士山(吉田ルート)〜下りは吉田大沢を気持ち良く大滑走〜
- GPS
- 10:34
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,660m
コースタイム
−9:22八合目(太子館)−11:01本八合目須走分岐−12:06迎久須志神社
−12:58〜13:23吉田・須走口山頂(久須志神社)−13:29〜38白山岳コル−14:08〜20七合目
−14:22七合目トモエ館−15:11六合目−15:36泉ヶ滝−16:02富士スバルライン五合目登山口
天候 | 晴れ時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
やがて、国道138号線と合流するので、道なりに進みます。 山中湖に突き当たった旭日丘交差点を左折して、国道138号線を道なりに進む。 途中から国道139号線になり、スバルライン入口交差点を左折して富士スバルラインを 道なりに進むと、登山口となります。 富士スバルラインは、往復2060円です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、登山届は準備していったのですが、ポストは気付きませんでした。 <五合目〜六合目> 泉ヶ滝までは広い林道をダラダラと下りますが、下山後のここは意外ときつかった〜。 泉ヶ滝からは登山道となり、ダケカンバやカラ松の森の中を進みます。 <六合目〜九合目> ここからは山頂が見えていますが、実に長い。これが富士登山のイヤなところ。 ジグザグに登り、七合目手前から岩場が出てきます。スキーブーツでのこの岩場は、登り 難かった〜。以降、山小屋が多くありますので、そこで休憩ができます。登山道には雪が 残っているところがありますが、ステップが付いているので、ノーアイゼンで登れました。 ここまでは、夏道を歩きました。 <九合目〜山頂(久須志神社)> 御来光館から先は夏道も使えますが、途中からは山頂に向けて直登。キックステップで 蹴り込みながらのぼり、最終的にはノーアイゼンで山頂へ。 <山頂〜(吉田大沢)〜七合目> 白山岳のコルより吉田大沢を滑走。途中、分岐があるがここまではほぼフラットなバーン。 あまり左に寄りすぎると、雪がかなり割れていたので、注意が必要です。分岐を右へ下って 行くが、ここからは雪面がかなり荒れていました。雪が切れたところでスキー板を外し、 すぐ右手に七合目トモエ館があるので、後は登山道を歩いて下山。 下山後の温泉は、リゾートイン芙蓉 河口湖インター店にある『泉水』へ。 入浴料は800円。浴壁・浴床に、富士山の溶岩を使っていて、温泉ではありませんが、 富士山の伏流水を使っているそうです。 |
写真
感想
今シーズン最後のバックカントリーは富士山の吉田大沢へ。
本来は、先週の6月7日に計画していたのだが、悪天のため14日に順延して実行。
2年前に富士宮から登ったときは、まだ今の兼用靴を持っていなかったので担いで
登ったが、今回は兼用靴を履いて初めての長時間登山となる。傾斜が緩い歩き出し
はよかったが、岩場が出てきた七合目辺りから思うようにバランスが取れずに、
余分な力ばかりが入って体力が急速に低下していく。途中からは、右足の太股が
つりそうになり、様子をみながら歩を進めるも、2、30歩が限度。S師匠に励まさ
れながら登るも、思うように進まない。結局、予定していた12時には山頂に到着
することができず、1時間遅れで到着する。
山頂では、フランス人の方と出合い、話をしていると、パラグライダーを背負って
昨日登ってきて、風が悪くて飛べずにテント泊し、2日目も風が悪くて飛べずに
いるとのことだった。
軽く昼食を摂ったあと白山岳のコルに移動し、ここからいよいよドロップするが、
先ほどまでつりかかっていた太股の様子も大丈夫そうだ。ガスが頻繁に発生する
ので、晴れた一瞬を狙って滑り出す。下から見たドロップポイントはかなり急に
見えていたが、いざ滑り出してみるとそれほど急には感じない。滑走するバーン
があまりにも広大過ぎてそう感じないのか。一気に滑り降りたら勿体ないので、
大きなターンで滑り降りる。雪質は、程よいザラメで凄く滑り易い。八合目辺りの
分岐は右へ下るが、雪面は荒れていて落石も多く滑りにくい。やがて雪が切れ、
ここで今年の滑走は終了。すぐ横にある小屋は七合目トモエ館。ここからは
夏道を下る。特に、泉ヶ滝から先の林道の登りはかなりの苦痛。足を動かして
いれば何時かは着けると自分に言い聞かせながら歩を進める。やがて到着した
スバルライン五合目は観光地。自分たちの姿が場違いに思える。ここを歩いて
いても、聞こえているのはほとんどが中国語(?)。スキーを背負って歩いている
我々を見かけて記念撮影を依頼されることも。
以前から気になっていた吉田大沢を、かなりいい状態で滑り降りる事ができ、
大満足の山行と今シーズンのバックカントリーの締めとなった。
S師匠、お疲れ様でした。
kameさん,おはようございます。
富士山,大滑走気持ちよさそうですね
私も,やってみたいな〜
totokさん、こんにちは。
いや〜、夏の富士山は下から眺める山ですが、残雪期の富士山を滑るのは
気持ちいいですよ〜
雪質にもよりますが、今の時期でしたら楽しく滑ることができると思いますよ
今年は雪がかなり多いようですので、7月1日の山開きには山頂まで登れないのでは
ないでしょうか?
今年も富士山気持ち良く滑走決められましたね。
パラグライダーの外人さん、2日間も風の具合で待機していらっしゃるのですか
もう飛んでいるでしょうかね。
とにかくお疲れ様でした。
快晴の富士山、青空が素敵でした。お師匠様も素晴らしい方ですね。
higurasiさん、こんばんは。
今年も、富士山大滑走を楽しんできました
登っている最中は、「もう2度と登るもんか」と思っていましたが、
滑走し終わると、「来年はどこを滑ろうか」と思ってしまう自分が
います。歳を取るにつれ、次第にハードになっている現実が・・・
フランス人の方、かなり天気図を読まれているようで、日曜日も
風が強いから駄目だろうと言っていましたので、歩いて下山された
かもしれませんね。それにしても、世界には色々な人がいらっしゃい
ますね
>登っている最中は、「もう2度と登るもんか」と思っていましたが、滑走し終わると、「来年はどこを滑ろうか」と思ってしまう自分が
思い当たる節が。。
この感覚は、不思議といろんな方も体感してることなんですよね。
naminoriさん、おはようございます。
苦しい後に気持ちのいいことがあると、「また」という気持ちは強くなるのでしょうかね。
このようなハードな山行は、だいたい同好会のメンバーと行くのですが、下山後は皆さん同じことを言ってますね。
今は、槍ヶ岳の北鎌尾根が無性に登りたくなってきています
三河弁で表現してみました。富士山でスキー!やまれこで初めて拝見しました。やっぱかっこいいです!
私も死ぬ前に1度は、登ってみたいと思っています!!
itooさん、おはようございます。
この時期、富士山に登っている方の7割はスキーヤーもしくはボーダー
ばかりですよ。ヤマレコにも多くの山スキーのレコが記載されていますが、
それ以上に山屋でない人が多く登っているのでは?と、思います。
え? itooさん、富士山まだですか?思い出として登るのであれば
『一度は』とお勧めしますが、やっぱり富士山は遠くから眺める山だと
思いますよ
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