天子山塊 （天子ヶ岳〜長者ヶ岳〜天狗岳〜熊森山〜雪見岳〜金山）

2014年06月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,947m
• 下り: 1,538m

コースタイム

8:14　 白糸の滝入口バス停
8:39　 天子ヶ岳登山口
9:27　 林道終点
10:01　富士見台
10:05　天子ヶ岳
10:15　上佐野分岐
10:29　長者ヶ岳
11:17　天狗岳
11:30　湧水峠
12:04　熊森山
12:19　猪之頭峠
12:44　雪見岳
13:15　金山
13:20　地蔵峠
14:30　毛無山入口ゲート
15:14　道の駅朝霧高原バス停

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：富士宮駅　〜　バス　白糸の滝入り口
復路：道の駅朝霧高原　〜　バス　河口湖駅　〜　高速バス　東急田園都市線　市ヶ尾駅

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：不明（見当たらなかったように思います）

道の状況
※長者ヶ岳〜地蔵峠の稜線の踏跡は明瞭でした
　ポイント（分岐等）ポイントで確認をしてゆけば問題ないかと思います
※危険な個所
　・熊森山から猪之頭峠の下りはロープも設置されていますが、かなりの急坂で滑りやすいので慎重に下る必要があります。また、猪之頭峠に近づくと細い笹帯の下りになります。笹で見難いですが、右側は切れ落ちているような感じでしたので、うっかり路肩を踏み外すことがないようにここも慎重に下ることが必要だと思いました。
　・地蔵峠からの下りは、ザレ、ガレの下り、さらには崩壊地点の登り返し、沢を数回渡ることになり、今日のルートの最後の最後でかなり神経を使いました。沢は今回は渡渉の必要はありませんでしたが、急流かつ比較的大きな沢を岩伝いで渡ることになるので、それなりの集中を要求されます。ルートの最後だと集中力も欠けがちです。公共交通機関を利用の場合は、この下りに十分な時間を残しておくことが重要だと思います。

写真

6/14 8:14

今日はここからスタートです

6/14 8:31

青々とした水田越しに目指す天子と長者

6/14 8:34

アップ

6/14 8:35

ガードレールに案内あり

6/14 8:39

天子ヶ岳登山口

6/14 8:39

6/14 8:48

いきなり富士山麓らしい感じ

6/14 8:50

6/14 8:53

林道跨ぎます

6/14 8:59

6/14 9:11

ここは右の道へ

6/14 9:13

6/14 9:20

6/14 9:27

林道終点のようです

6/14 9:41

つづら折りを登ります

6/14 9:49

振り向くと枝の額縁に富士山

6/14 9:56

上稲子への分岐通過

6/14 9:58

道が緩やかになってきました
まもなく頂上のようです

6/14 10:00

富士見台へ寄って行きます

6/14 10:01

6/14 10:02

6/14 10:02

6/14 10:05

天子ヶ岳山頂着

6/14 10:05

山頂俯瞰

6/14 10:06

苔生して良い感じ

6/14 10:15

上佐野分岐通過

6/14 10:23

立派な樹でした

6/14 10:29

長者ヶ岳着

6/14 10:30

ここもなかなかの絶景

6/14 10:30

6/14 10:36

6/14 10:37

毛無山方面へ向かいます

6/14 10:37

6/14 10:41

つつじも終わりのようです

6/14 10:47

高原の地図の「ゆるいコブ」だと思います

6/14 10:59

これまたとても立派な樹

6/14 11:03

たべられるのでしょうか？

6/14 11:16

114鉄塔への巡視路分岐

6/14 11:17

天狗岳
山名標識見当たらず
これが代わりのようです

6/14 11:18

天狗岳山頂俯瞰

6/14 11:21

6/14 11:22

113分岐

6/14 11:23

ここ直進せず右方向へ屈曲します

6/14 11:24

112鉄塔

6/14 11:25

鉄塔の場所から
三ッ峠方向

6/14 11:25

パラグライダー飛行してました

6/14 11:25

西方向

6/14 11:30

湧水峠俯瞰

6/14 11:30

6/14 11:30

林道方向への道

6/14 11:48

こんな岩場もありました

6/14 11:53

勾配きつくなり
1本目のロープ出現

6/14 12:04

熊森山頂俯瞰

6/14 12:04

真新しい標識

6/14 12:05

こちらは旧の標識

6/14 12:06

6/14 12:19

猪之頭峠着
ここまでの下り緊張しました

6/14 12:19

猪之頭峠俯瞰

6/14 12:22

正面に雪見岳

6/14 12:23

こんな真新しい標識もありました

6/14 12:25

振り返って熊森山
どっしりとしてました

6/14 12:26

笹帯になってきました

6/14 12:38

6/14 12:39

6/14 12:44

雪見岳山頂着

6/14 12:44

6/14 12:58

南アルプス遠望

6/14 13:07

6/14 13:09

6/14 13:12

ここが金山だと思いますが標識見当たりませんでした

6/14 13:15

やせた道部分的にありました

6/14 13:20

地蔵峠俯瞰

6/14 13:20

麓方面へ降ります

6/14 13:20

長かった稜線ともお別れです

6/14 13:21

いきなり急坂

6/14 13:24

ザレ道を慎重に降ります

6/14 13:31

崩壊部分を上から

6/14 13:32

一旦設置されたロープで降ります

6/14 13:33

10mほど沢沿いに下り
反対側に設置されたロープで上がります

6/14 13:33

このペイント頼りになりました

6/14 13:42

巻道も細く慎重に

6/14 13:50

6/14 14:00

ロープ伝いに岩場を行きます
2、3か所ありました

6/14 14:08

ここもロープ伝いに

6/14 14:11

6/14 14:12

なかなかでした

6/14 14:15

沢を数回岩伝いに渡ります

6/14 14:18

6/14 14:19

毛無山への登山道の分岐まで来ました
地蔵峠からここまでの下山は結構緊張しました

6/14 14:30

6/14 14:45

バスの時間まで余裕ができたので東海自然歩道を道の駅までゆくことにしました

6/14 15:04

振り向けば先ほど辿った山々

6/14 15:05

富士山頂は雲の中

6/14 15:06

どっしりと毛無山
本当に「聳える」といった感じでした

6/14 15:14

今日のゴール
長かった

6/14 15:24

道の駅のベンチで祝杯

撮影機器：

Canon IXY 3 Canon

感想

poohta

　今日は随分前から温めていたルートの一つである天子山塊の稜線を訪ねてみることにしました。今日のルートは、私にとってはロングコースに入なるので、日が長くかつ熱くなり過ぎず、かつ富士高原の芝桜の時期を外したく今ごろの時期になりました。過去芝桜のシーズンに近くを訪れた際に経験した道路の渋滞に辟易しました。そういった意味では、まさに梅雨の中休みといった好天で好コンディションでした。
　三島を過ぎたあたりから車窓から富士山もきれいに眺められ、テンションも上がって来ました。富士宮駅でバスに乗り換え白糸の滝入口で下車し、いよいよスタートです。先を急ぐので白糸の滝には寄りませんでした。丁度道際で見たことのあるお笑い芸人がTV番組のロケを行っていました。
　天子ヶ岳の登山道へ入ると周囲は一変して富士山麓らしい様相を見せ始めました。徐々にきつくなる勾配に喘ぎながら、富士見台に到着して正面に端麗な富士山と対面です。富士見台は、ほぼ山頂の一部といって良く、すぐとなりの山頂からは、いよいよ地蔵峠までの長い稜線歩きです。長者ヶ岳まではアップダウンも少なく快調に進みました。長者ヶ岳からもきれいな富士山をすそ野から楽しむことが出来ました。
　ここからはいよいよ破線ルートです。しかし思った以上に踏跡は明瞭で安心して歩けました。途中熊森山から雪見岳にかけては真新しい道標も設置されていました。ただし、熊森山の前後は急坂なので特に下りは慎重に進む必要があります。
　今日最後のピークの金山では標識見当たらずで、すかされた感がありましたが、そこからすぐの地蔵峠では、今日の稜線歩きに達成感もありました。しかしここから麓までの下りは、事前情報によると結構厄介なようですので、緊張の糸を緩めることなく挑みました。実は今日のルートは、コースタイムvsバスの時間で、稜線上でのタイムを如何に短縮できるかがポイントでしたが、地蔵峠まで予想以上に短縮できていたため、時間を気にする必要なくこの下りに挑むことが出来ました。冒頭にも書きましたが、情報通り手ごわい道でした。
　麓からは、時間に余裕が出来たので、当初予定の朝霧グリーンパーク入口バス停ではなく、道の駅朝霧高原バス停を目指すことにしました。目当ては道の駅でアルコール買うことです。目当て通り、道の駅でビールゲットしました。道の駅では、他の観光客の風体とは違和感のある格好でしたが、その視線をものともせずにベンチで一人祝杯をあげました。今日も素晴らしい一日に感謝！！

本日出合った人
・登山口〜天子ヶ岳：ゼロ人
・天子ヶ岳〜長者ヶ岳　すれ違った人：2人、追い抜いた人：5人
・長者ヶ岳〜地蔵峠　すれ違った人：1人、追い抜いた人：1人
・ピーク　長者ヶ岳　10名程度、その他のピークはゼロ人

本日の温泉：河口湖ステーションイン（3回目）