光岳(99)
- GPS
- 30:42
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,227m
- 下り
- 2,225m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 10:32
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:27
1日目 山行 8時間11分 休憩 2時間21分 合計 10時間32分
S 易老渡05:4707:34面平07:4708:38標高1800m地点08:4910:20三角点10:2110:48易老岳11:2012:18三吉平14:00県営光岳小屋15:1515:30光岳15:3916:19県営光岳小屋泊
2日目 山行 5時間42分 休憩 45分 合計 6時間27分
泊県営光岳小屋06:0006:24イザルヶ岳06:4007:36三吉平08:50易老岳09:1609:36三角点10:27標高1800m地点11:06面平11:0912:27易老渡 G
天候 | 9/3 雨のち曇り時々晴れ 9/4 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
遠山郷道の駅〜易老渡 13000円/片道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ふれあいステーション龍泉閣 https://ryusenkaku.co.jp/ |
その他周辺情報 | 遠山郷 かぐら山荘 http://www.kagurasansou.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シュラフ
|
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感想
台風で不安定な天候でしたが、思い切って行ってきました。
初日の朝は雨が降りましたが、途中で雨は止み、二日目は素晴らしい天気でした。
少々リスクはありましたが、頑張って行って良かったです。
光岳は、百名山最後にする方が多いと聞きます。
私も、何度かトライした後に、ようやく登頂できました。
一度目は高校時代、南アルプス南部縦走断念で、行けませんでした。
その後、林道が通行禁止にり、天候不良で何年間も行くことができませんでした。
今年はコロナも安定し林道が開通したので、漸く行くことができました。
同行してくれた昔からの山仲間にも感謝しています。
易老渡までは、タクシー利用しました。
遠山郷道の駅から易老渡まで連れて行ってくれました。
運転士の山口さん、ありがとうございました。
易老渡は雨が降っていました。
雨具を着て、準備を整えて、出発。
この三年間、コロナでなかなか山に登れませんでした。
脚力が落ちて、なかなか元のように歩けなくなりました。
体力を回復させるために、トレーニングしたのですが、なかなか、・・・。
それでも、月に一度、三ッ頭に通って、脚力を確認してきました。
コースタイム通りに歩き、なるべく負荷をかけずに歩こうと、ゆっくりと。
面平まで、ほぼ時間通り。このペースなら。きっと大丈夫。
易老渡から易老岳まで、標高差1400m、きつかった。
コケむした樹林帯をひたすら登り続ける。
易老岳の分岐で昼食。少し陽も差してきた。
でも、まわりはガスってなにも見えない。
分岐から稜線を辿る。
草原や湿原のある稜線を下っていく。
三吉ガレで西側の展望がひらける。
少し歩くと三吉平にでる。
ここからゴーロ谷の登りに入る。
最後まで、簡単には光岳には登らせないぞ。
長い岩場の谷が続く。
傾斜が緩くなり草原の静高平に出る。
水場もあり、しばらくのんびりと過ごす。
青空に雲が沸いて、誰もいない静かな場所。
ずっと過ごしていたけれど、光岳小屋へ向かう。
少し進むとセンジヶ原に入る。
木道の平な道を進むと、光岳小屋が見えてくる。
長い道のり、道のり以上の時間、ようやくたどり着いた。
光岳小屋にチェックインするとウエルカムドリンクを振舞っていただいた。
温かい川根のほうじ茶と花さんの家のドライフルーツ。
イザルヶ岳とセンジヶ原を見ながらまったりとした。
しばらく休憩してから、光岳を往復した。
小屋から15分程度歩くと、樹林帯の頂上に到着。
頂上から深田久弥が百名山に選んだ理由はわからない。
でも苦労して到達した頂は、百名山に相応しいと思った。
奥にある御料局の三角点からテカリ岩が見えた。
あれがテカリの由来なのかと思う。
小屋に戻ってから、小屋の前で、ビールを飲む。
隣で越生から来られた二人とご一緒した。
会社の先輩後輩で百名山を目指している方でした。
易老渡から後先でご一緒した方でした。
大変楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ビールは美味しかった!
夕食は、タイカレーでした。
本格的な味で、とても美味しく頂きました。
お替りもできて、お腹がいっぱいになりました。
隣は、愛媛から来られている方でした。
10時間の運転だそうです。お疲れ様です。
夕食後、管理人さんのご提案で、バータイムを開いていただきました。
この日は100座目の登頂の方はおられませんでした。
いつもは達成のお祝いで開くそうですが、前祝いをして頂きました。
黒松仙醸の純米酒を頂きました。大変美味しかったです。
いろいろな方とお話ができました。
皆さん百名山踏破を目指しておられて、情報交換できました。
同じ目標を目指している同志でした。
気をつけて、頑張りましょう!
20時に就寝して、翌朝4時までぐっすりと寝ることができました。
今年用意して頂いたベッドとマットレスのおかげです。
ありがとうございました。疲れが癒えました。
朝食は、ごはんとお味噌汁、鯖みそ煮、梅干し。
温かいお茶と一緒にゆっくりと頂きました。
だんだん明るくなると、富士山が窓の正面に浮かび上がってきます。
空が赤く染まり、段々と濃くなっていく様は、いつ見ても感動です。
北方面には、聖岳の大きなシルエットが浮かんでいます。
ゆっくりとモルゲンロートを楽しむことができました。
明るくなってから、コーヒーを頂きました。おいしかったです。
管理人の花さん、ありがとうございました。
スタッフの高橋さん、食事美味しかったです。
アットホームなおもてなし、最高でした。
また訪れたいと思います。次は二泊で伺います。
6時に小屋を後にして、イザルヶ岳へ向かいました。
分岐から5分程度歩くと、360度の超絶展望の良い頂上へ。
北側には、南アルプス主稜が素晴らしい。
聖岳を中心に、右に上河内岳、茶臼岳、左に兎岳が見えます。
赤石岳は聖に隠れて見えませんが、右奥にたぶん悪沢岳が見えます。
東には笊ヶ岳、富士山、大無限山。
南には、光岳の黒い山容が印象的でした。
日本最南端のハイ松が存在する山でした。
西側にはしらびそ高原と、奥に恵那山、御嶽山が見えました。
いつまでも滞在したかったのですが、下山することに。
分岐に戻って、水を補給して、ゴーロの谷筋に入ります。
静かな森の鞍部を歩き、最後の上りで、易老岳に到着します。
もう光岳は見えません。イザルヶ岳が木々の間から見えました。
下りは長かった。最後に聖岳が見えました。
途中、猟犬の鳴き声が聞こえて、尾根下を覗くと、クマが二頭見えました。
鈴を鳴らしながら、下山を急ぎました。
幸い遠くに去ってくれたようなので、難を逃れました。
面平からのジグザグの道は、厳しかったです。
なんとか易老渡に戻ってきました。
タクシーの待合時間の1時間前に下りることができました。
既にタクシーが待っていてくれて助かりました。
遠山川沿いを走り、芝沢ゲートまで。
最近は、豪雨の頻度が上がり、規模も大きくなっているようです。
林道維持も難しいそうです。修繕した場所もどうなるか?だそうです。
日本全体でも、豪雨被害は甚大になりつつあります。
南アルプスの南部の入山は難しくなるかもしれません。
途中下栗の里の展望台で停車してくれました。
日本のマチュピチュだそうです。
無事に、遠山郷の道の駅に戻ってきました。
一緒に行ってくれた友人に感謝です。
また、途中で一緒になった方、お世話になりました。
光岳小屋の皆様、本当にありがとうございました。
次は、平ヶ岳を目指します。
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