七面山（羽衣からの表参道ピストン）

2022年09月04日(日) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 14.6km
• 登り: 2,000m
• 下り: 1,988m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:16

距離 14.6km 登り 2,007m 下り 1,997m

6:42 七面山表参道登山口
6:48 6:49 神力坊（2丁）
7:23 7:34 肝心坊（13丁）
7:54 8:02 中適坊（23丁）
8:34 8:51 晴雲坊（36丁）
9:31 9:32 敬慎院
10:25 10:25 七面山（山頂標柱場所）
10:59 11:00 敬慎院
11:28 11:47 晴雲坊（36丁）
12:13 12:18 中適坊（23丁）
12:31 12:41 肝心坊（13丁）
12:58 13:01 神力坊（2丁）
13:03 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

羽衣の駐車場を使用しました。
登山口の最寄の駐車スペースは6時ちょい過ぎの到着で駐車枠は既に満車、トイレ前の空きスペースに停めました。でもホントはもっと手前にある駐車場に停めるのが正しかったのかもしれません。

カーナビ頼りに行きましたが、羽衣まで案内されずに角瀬でナビ終了。なるほど角瀬から先は道が狭くなり車一台分の幅の道路です。
角瀬にはジャンボタクシーが並んでました。角瀬のバス停から表参道登山口までタクシーで行けるようです。

コース状況／危険箇所等

■登山口から敬慎院まで
ずっ〜と整備された道で、ホントに歩きやすい道です。結構な急坂ですがそれほど感じられずに、ゴイゴイと標高を上げていきます。整備されている方々に感謝です。
あと、登山道のいたるところにベンチが設置されており、坊と呼ばれる売店の休憩小屋が4箇所あるので、休憩場所に困ることは無いと思います。坊には水場やトイレもあります。

■敬慎院から山頂まで
普通の登山道です。ま、概ね歩きやすい道ではあります。
途中、ナナイタガレをまいて急登を登りますが、1箇所ナナイタガレの縁に接近するところがあります。ここは要注意かと。特に下りは。（登山道を付けかえたほうがいいんじゃないかなーと思います）

■トイレ
登山口よこ（キレイでした。ウォシュレット付き）
肝心防、中適坊、晴雲坊、敬慎院

その他周辺情報

下山後に近くにある白糸ノ滝を見に行きました。

■コンビニ
　ローソン中富飯富店
　セブンイレブン身延下山店

■温泉（スミマセン、行ってませんが…）
　七面山温泉ひのや旅館
　https://www.hinoya-ryokan.com/
　（HP見ると今は温泉の供給ができてないようです）

写真

9/4 6:42

羽衣の表参道登山口から登山開始します。

9/4 6:43

橋を渡って反対側に行くと身延山に行けるようですね。

9/4 6:43

その橋です。白糸ノ滝も見えてますね、帰りにちょっと寄りたいと思います。

9/4 6:45

立派な杉林の整備された道を登って行きます。登山道なのに街頭まである！

9/4 6:48

程なく神力坊に到着。飲み物の自販機がありますが使用されてなくて向かいの冷蔵庫で販売されていました。

9/4 6:48

神力坊からの青空。朝イチはとてもイイ天気でした。

9/4 6:59

ホントに立派な杉林。木漏れ日が美しいです。

9/4 7:06

道中にこのような立て看板が多数あります。最初のうちは全部写真撮ってましたが、すぐムリだと諦めました…

9/4 7:07

道中にはいたるところにベンチが設置されています。ただ、このベンチだけは倒されてました。ちょっとジャマだったのかな？

9/4 7:13

灯籠もたくさんありました。灯籠に念仏を唱えながら登られている方がいらっしゃいました。

9/4 7:26

肝心坊に到着しました。ベンチをお借りして休憩します。

9/4 7:28

この写真だと文字が分からなくなっちゃいましたが、野生動物が食物に手を出すので荷物から目を離さないようにという旨の内容だったと思います。

9/4 7:30

荘厳な登山道。

9/4 7:40

こんな感じの急登が続きます。

9/4 7:55

中適坊に到着。ここにはワンコがいました。

9/4 8:20

中適坊から20〜30分ほど進んだところに眺望が良いところがあります。

9/4 8:21

そこからの眺めですが、、雲でどこが見えてるのかわかりませんでした。

9/4 8:27

あ〜、ガスガスになってきた〜

9/4 8:43

晴雲坊に到着です。このあと白装束の団体の方々がかなり大きな声で念仏を唱えながら下山されてきました。ず〜っと念仏を唱えながら登山するってスゴイ。

9/4 8:57

道中のベンチには屋根があるものも多数。

9/4 9:04

この先登山道が崩壊しているようで、左に迂回するように登山道がつけかえられています。

9/4 9:08

5分ほど歩くと元の登山道に戻ります。

9/4 9:24

和光門に到着しました。

9/4 9:25

和光門をくぐって境内に入ります。

9/4 9:29

鐘楼とお清めの水。霧がかかって荘厳な感じです。

9/4 9:29

鐘楼を左に曲がると近道ですが、右手側の門から本堂の方に進みます。

9/4 9:30

おそらく宿坊だと思います。たくさん立ち並んでいます。

9/4 9:30

正面奥が敬慎院本堂。こんなに広々としたところとは！

9/4 9:32

本堂正面の坂を登ります。

9/4 9:34

登りきったところに随身門があります。彼岸の中日に富士山山頂からの旭光が随身門を通って本堂の御本尊を照らすとのこと。

9/4 9:35

随身門をくぐって富士山遥拝所へ！

9/4 9:35

なんもみえねぇ！残念！　ま、予想してましたが…

9/4 9:38

さぁ山頂に向かいます。看板の方に目をやると…

9/4 9:38

その方向に何かいます…

9/4 9:38

置き物のようなシカ🦌でした。全く動かない…

9/4 9:39

おや、シカたちが道を塞いでる。でも近寄ったらみんな退いてくれました。

9/4 9:46

最初のうちは平坦な歩きやすい道でしたが…

9/4 9:55

徐々に険しくなってきました。向こう側にナナイタガレと呼ばれる大きな崩壊地があるはずなのですが、ガスガスで全然見えません。

9/4 10:14

七面山の山頂に到着しました。ここだけ青空が見えていました。

9/4 10:14

山梨百名山の標柱あります。周りの木々で残念ながら眺望はありません。

9/4 10:19

山座同定円盤がありますが、山座同定はできませ〜ん。

9/4 10:22

山座同定円盤には1982mとありましたが、こちらは1989mとあります。さぁ正解はどっちでしょうか？

9/4 10:36

下山の途中でナナイタガレの縁に来ました。登りの時よりガスが晴れてきました。

9/4 10:36

右側見るとナナイタガレの上部が見えました。

9/4 10:44

もう少し下って登山道を少し外れて見に行くと、少しずつ全貌が見え始めてきました。

9/4 10:45

これがめいっぱい。でもこれが見たかったので良かったです。

9/4 10:53

敬慎院の近くまで戻ってきました。シカ🦌たちがわんさか、みんなでこっちをガン見ですね。そんなに見られるとはずいじゃねーか…

9/4 10:56

富士山遥拝所からは、、やはり何も見えませんでした…残念…

9/4 10:57

随身門をくぐって、

9/4 10:58

敬慎院本堂に向かって坂を降りて行きます。

9/4 10:59

こちらが本堂さん。

9/4 11:00

今回は奥の院まで行くのを忘れていました。。景色も見ることできなかったので、またいつかリベンジしなくては！

9/4 11:31

晴雲坊でひと休み。

9/4 11:58

登りの時より少し見えるようになってました。甲府盆地ですね。雲がかかってる左の山は富士見山かな。

9/4 12:10

中適坊に着く直前にシカ🦌2頭に会いました。この子は食事に夢中。

9/4 12:11

この子とはしばらくにらめっこ。はいはい、おいらの負けですよ。お前さんには普通の人じゃあ勝てんですよ〜

9/4 12:13

中適坊でもひと休み。

9/4 12:33

肝心坊でもひと休み。

9/4 12:59

神力坊まで戻ってきたら、登りの晴雲坊でお会いした白装束の団体の方々がいらっしゃいました。このあと登山口までも念仏を唱えながら下山されていました。

9/4 13:03

表参道登山口まで降りて来ました。先ほどの白装束の団体のお迎えの方々です。お疲れさまです。

9/4 13:20

対岸の白糸ノ滝を見に来ました。徳川家康の側室養珠院殿お萬の方が身を清めて七面山の女人禁制を解いたそうです。

撮影機器：

J3273 Sony

感想

レイニー🏍

今週末はてんくらの1時間予報を見るとどこもイマイチでしたが、七面山はちょっと良さげでしたので、以前より一度来てみたいと思ってた七面山にやってきました。

地元の山岳同好会のリーダーも山行候補に挙げていたことありましたが、日帰りでは行程が大変なのでなかなか実現できず、下見も兼ねて。

富士川の右岸はヤマビルが出ると聞いてて、前日の夜寝る前に思い出してちょっとビビってましたが、、全く見ることなく平和な山行ができました。

登ってみると、ずっと整備された道が続いて、いたるところにベンチや休憩場所の売店、立て看板や街頭までもあって、登山道というより参拝道という感じでした。
標高差があって大変な行程ですが、普通の登山道と比べると比較的楽に登ることができました。

今回は天気が結局イマイチで期待していた眺望はありませんでしたが、霧がかかった敬慎院あたりは荘厳な感じで、これはこれで楽しめました。

来るまでは一度来ればいいかなぁと思っていましたが、また来てみたいと思います。今度は天気がイイ日に。できれば敬慎院に泊まりで。