姥ケ岳 ブナ林とトチの巨樹に会いに
- GPS
- 05:01
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 669m
- 下り
- 656m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7〜8台は駐車できる。離れているが第2駐車場も有るとの事。 国道157号線平家橋からの道路は狭くて曲がりくねって、離合が出来ない所が多い |
コース状況/ 危険箇所等 |
なだらかな尾根で歩き易く危険な所は無い。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
9月3日からの燕岳〜常念岳縦走が台風の影響による強風と悪天予報で中止したので、日帰りで福井県の姥ケ岳に登ります。
能郷白山登山口の温見峠を通る国道157号線から平家橋を渡り平家平への林道に入ります。舗装はされていますが、1車線の曲がりくねった狭い道で対向車との行き違いが出来る場所が少ないので、対向車が無いのを祈りながら平家平の駐車場に到着。7〜8台は駐車出来そうな広さで地元ナンバ-の車が1台止まっています。
予報通りの晴天下、林道のゲートを潜って出発。平家平周辺案内図の横から登り始めます。直ぐにブナが現れて来る緩やかな斜面を登り。大トチの木への分岐からは姥ケ岳登山ル-ト唯一の急斜面を九十九折で登る登山道を登り切るとブナ林の休憩場に到着。
此処は広い台地がブナ林で覆われていて休憩の為のベンチも置かれていますのでのんびりとお昼にしたい所ですがまだまだ先が有りますので腰を上げます。P1243を越して少し下ったコルには水芭蕉群生地の案内板が有り、新しい木道が設置されていますがが、水芭蕉の痕跡は有りません。その後もなだらかな登山道を辿って登り切ると姥ケ岳山頂に到着です。山頂は北側だけが展望が有りますが、近くの荒島岳も上半分は雲に隠れていて残念です。山頂から少しだけ奥に進むと南側の展望地が有りますが、此処でも目の前に見えるはずの能郷白山も雲に覆われています。
のんびりと昼食を摂った後、往路を引き返しブナ林の休憩場まで下山し、又此処で休憩します。ブナの木漏れ日を浴びてのんびりと寛いでいると立ち上がるのが嫌になりますが、下山を再開します。
分岐から林道を辿り大トチの木に到着。大野市の観光ガイドでは「日本有数の巨大トチノキです。トチノキは木目の美しさから家具材として伐採されていましたが、旧西谷村巣原ではトチノキを守るため、伐採の禁止を区民で誓い合ったと伝わります。」と書かれています。すぐ横には社が祀られていますが、日陰側は苔に覆われ、日が当たる側は数百年の風雪を耐えたゴツゴツの木肌のまま圧倒的な存在感で聳え立っています。
大トチの木から少し戻り林道を下って駐車場に戻ります。燕岳〜常念岳縦走の代わりに日帰りで登った姥ケ岳は、素晴らしいブナ林とトチの巨樹に出会えた山でした。
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