ニセコアンヌプリ(五色温泉コース:雨中の花街道)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 562m
- 下り
- 552m
コースタイム
天候 | 曇り・ガス時々霧雨(山頂付近は小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から500mおきにしっかりした標識あり、分岐も明瞭で、途中危険箇所なし。6月上旬の季節外れの猛暑のせいもあってか、登山道は頂上付近含めほぼ残雪ゼロ。頂上直下のガレ場の通過も、しっかりした登路がジグザグについており、特段問題なし。 五色温泉に宿泊すると、下山後に無料で入浴・着替えさせてくれます。朝食も普通は07:00からですが、少し早めに済ませることも可(といっても10分程度ですが)。 |
写真
感想
道南遠征第2日、標高750mの五色温泉山の家に泊まり、朝イチで往復3時間前後のハイキングコースへ。タケノコ他山菜採りのハイシーズンだけあり、前夜からの雨模様にも拘わらず、キャンプ場脇の駐車場は朝からほぼ満車状態。皆さん「今日もいっぱい採るぞ!」と気合いを入れ、袋を抱えて見返坂方面の茂みの中へ入っていきます。クマ威嚇のためのスピーカーからサイレンやら演歌!?なども鳴り響き、登山者には似つかわしくない情景ですが、気を取り直して入山届に記入、単身登山路へ。
ここ1週間近くの長雨で、下部の登路はさすがにぬかるんでいるものの、木の階段などもあり、基盤はしっかり。途中、500mおきに立派な距離表示があり、休憩の目安や「もう○分の○登ってきた」という励みに。下の方で山菜採りの人たちから「クマ出たぞ〜」という声が聞こえた気もして(幻聴!?)、休憩の度にホイッスルで威嚇、ストックに取り付けた熊除け鈴をリンリン鳴らし、頑張って登っていきます。晴れていれば大展望が期待できそうな稜線直下のジグザグの登路も、相変わらずのガスと霧雨の中、展望ゼロながら、「お花畑」状態のウコンウツギやヨツバシオガマ、シラネアオイなど次々と現れる可憐な花々に、単独行の無聊も慰められます。
登山口から1時間40分余、無人・雪ナシ・ほぼ無風の山頂に辿り着くも、小雨で身体が冷え、セルフ撮影で証拠写真を撮った後、そそくさと避難小屋に逃げ込んで軽く「プチ昼飯」。(そういえば、ちょうど今W杯サッカー日本代表の初戦やってますね…。それで誰も登山者がいないの??)いつもなら下山途中の楽しみに取っておくフルーツ缶もあっさりいただき、早々に下山にかかります。
下山は登りの倍のスピードで「早送り」、日曜日だけあって、途中数組の登山者とすれ違い、ホッと一息。約1時間強で五色温泉に到着、宿のサービスで昨日来3度目の露天風呂に入浴させてもらいます。今日はこれからフライトの都合で帯広までロングドライブ、途中京極ふきだし公園で羊蹄山の伏流水を汲み、支笏湖横の原生林を走り抜けて、千歳東から道東道に入り、最後はすっかり人気観光スポットとなった旧幸福駅でミーハーにお土産を仕入れ、帯広空港からの最終便に滑り込みました。
ニセコは麓のほぼ四周に温泉・スキー場が拡がり、ヒグマの心配もほとんどなく、オールシーズンで楽しめる山域です。今度は是非、家族・友人同伴で紅葉の季節あたりに再訪できればと思います。(その時こそ、山頂からの羊蹄山の眺めを楽しむという「忘れ物」を取りに行きたいところです。)それにしても、帰ってみると東京は暑い…。
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