燕岳〜残念無念撤退〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,387m
コースタイム
天候 | 9/8 雨時々曇一時雷のち雨 9/9 曇時々雨 下界晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9/9 10:45中房温泉発バス 11:53穂高駅発大糸線 13:10松本駅発あずさ ※大糸線はICカード使えません。切符購入の必要あり。 |
その他周辺情報 | 中房温泉 湯原の湯 850円(とてもいいお湯。露天風呂のみ。リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー有。施設内とても綺麗です。) |
写真
感想
2年ぶりの北アルプス。今回の計画は中房から常念経由の上高地。このコースは4年ぶり。表銀座の槍ヶ岳に会いたくて計画立てたものの、天気はものすんごく不安定。最悪、燕岳ピストンでも仕方がないと思いつつ出発。登山始めたてのころは、雨でも計画した行程をやり抜いていた。特に計画を練りに練る縦走は。でも、最近は雨と分かってて山には行かない。やっぱり晴れがいい。あの頃は、やはり若さからくる勢いだったのだろうか。
中房温泉の出発からすでに雨。やっぱりなと思いながら、バスで寝れなかった重い体をゆっくり進める。樹林帯の中は、雨を直に受けないにしても、それが何時間も続くとやっぱり濡れる。特に下半身。こんなに濡れるんだっけ?と過去の記憶を呼び戻そうとするも、思い出せず。とりあえず前に進んで燕山荘到着。こんな天気だからテント場はガラガラ。広々と使わせてもらって、早々に燕岳へ。もちろんな〜んも見えない。テント場に戻るなり、遠くからひく〜い雷の音が。そして強い雨も降り始める。空が割れるような雷の音。怖いというより気持ちの悪い音。着実にこっちに近づいてくる。テントは危険なので小屋に走り込み、玄関で雷が去るのを待つ。雷雨が去ると、そこに現れたのは槍ヶ岳を始めとした北アルプスの山々。雷鳴からのこの景色。振り幅すごすぎ。とりあえず、この景色が見たった。感謝の気持ちでいっぱい。
明日も頑張るぞ〜っと思っていたけど、、、夜更け降り続く雨雨雨。最終日の土曜日は晴れそうだけど、二日目も天気は不安定で縦走中にあの雷に会うのは危険。あの雷だけは嫌だ。雷雨の予報はないけど、こう不安定だとレーダー予報は当てにできない。。。などと色々と考えた末、下山することに決定。残念無念。
レコを書いている今日は天気がいい。北アルプスも天気がいいだろう。やはり先に進むべきだったのかと何度も思う。でも、山はそこにいてくれたじゃないか!また今度だよと一生懸命自分に言い聞かせる。次の山に思いを馳せることとし、久しぶりに日本百名山でも読むとします(日光浴&酒付き)笑
とにかく無事に山行を終えることができて感謝。
やっぱり夜行で寝られなかったのが痛かったですかね😅
そうそう、「またおいで」ってことですよ😁
また行けばいいんです。
しかし下り、爆速ですね😁
驚きです😄
天気が良いときに行くのが一番ですね!
きっと山々は、またおいでって言ってくれてますよね😅
下りですが、山の上ですんごく寝たし、なんも疲れがなかったし、何より滑らない歩きやすい登山道なんです🤗
そのお気持ち凄〜く良く分かります。
ただ歩く事で満足の山と、景色が見たくて登る山がありますよね。
表銀座も裏銀座もテント担いで縦走してみたいです。
テントは持っていませんけど😅
はじめまして。
コメントありがとうございます。
気持ち分かって頂いて嬉しいです。涙
表も裏もテント縦走オススメします!
テント背負わなくてもどちらも銀座だけあっていいコースですよね!
こんばんは😄
冬山以外のこの時期のお山、一に雷、二に突風、
だと思ってます。
電気関係を生業にして半世紀経ちましたが、未だに雷対策は不完全です。
余りにも強大なエネルギーだからですね。
稜線で雷に遭遇したらとにかく身を伏せて天命を待つ?高い木や岩のそばは危険です。
要は君子危うきに近寄らずでYAHAさんの決断は大正解だった思います。
一番は鞍部の様な窪地。
雷の電圧は数億ボルトですから、オームの法則で計算すると数十万アンペアにもなります。
木も金属も人も動物も抵抗値としてはほぼ同じ。
60年の登山人生で数回危険な目に。
最大なのは死をも覚悟した燧ヶ岳山頂からの下山時です。
光と音が同時に、ピカッじゃ無く大きなビシャ、ビシャ、と目の前を。
下山道は川となり頭の上を光と音が同時にビシャっ、ビシャッ、
家族三人ここで最期かなと思い、身を川となった登山道に伏せてました。
5〜6分?真っ黒な雨雲の中、忘れられません。
コメントありがとうございます。
雷の恐ろしさ、taheさんのお言葉で改めたところ。
あの空が唸る音、大地が割れるような音、思い出すだけで怖いし、そんなとき稜線にいたらなんて、、、
taheさんは忘れられない経験したんですね。きっとそれから山との向きあい方が変わったのでしょうか?
無事の下山に感謝できるように、これからも残念無念な決断を頑張って英断できるようにしたいです!
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