要害山・蒲生岳 蒸し暑さと急坂に耐え
- GPS
- 04:50
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 864m
- 下り
- 854m
コースタイム
10:20要害山山頂10:40
11:10只見駅
【蒲生岳】
11:30会津蒲生駅
13:00蒲生岳山頂13:45
14:35会津蒲生駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道「小出IC」降車、 国道252号線で福島県境を越え、只見町を目指します 只見駅前駐車場をお借りして駐車しました 【蒲生岳】 只見駅から国道252号線に戻り 左折して約5kmで会津蒲生駅です 蒲生駅の手前右側に広い駐車場とトイレがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【要害山】 出発前に只見駅に寄ったところ、観光案内所も兼ねていて 只見駅からの散策マップを頂きました ヒメサユリの時期、歩く参考になります 神社の裏からロープの張られた急坂の尾根登り、 痩せ尾根では滑落注意です 山頂標識はありましたが、三角点は見当たりませんでした ヒメサユリは残念ながら咲き終わっていました 【蒲生岳】 スラブ状の岩場にはステップが彫ってあり歩きやすいです 樹林帯に入ると一層斜度がきつくなり、ロープ、鎖場があります 転倒、滑落に注意してください 蒸し暑くて、照りつける太陽にも苦戦しました もう少し早い時期(それか早朝)の方が快適に登れると思います |
写真
感想
会津朝日岳(現在、林道崩壊で登山できないようです)の帰り道に
「会津のマッターホルン蒲生岳」登山口に立ち寄りました。
疲れ切っていて、とても登る気力はなかったけれど、
いつか登ってみたいと常々思っていた山です。
蒲生岳のみでは、時間がもったいなく、近くの要害山とセットで計画。
要害山目指し、只見駅から歩きだそうとすると
二両編成の電車が小出に向かってゆっくり走り出しました。
只見線は不通と思っていただけに、なんだかとても嬉しく
田子倉ダムに向かって走る電車を見送りました。
急坂ですが、要害山は手軽に登れて訓練に良いかもしれません。
真下に只見の街並みや、その向こうを流れる只見川を見下ろし、
奥会津のまだ白く雪の残る山々や、ダムの巨大な壁を見はるかす里山。
ヒメサユリはもう色褪せ、花が散りかけていて残念でしたが、
今日のような蒸し暑い日に日影を作ってくれるブナ林に
豊かな自然を肌に感じながら歩きました。
会津蒲生駅は只見駅から5kmのすぐ隣の駅。
只見駅から会津川口駅までは現在も不通で、線路には雑草が生い茂り
荒廃した会津蒲生駅の様子に痛々しさを感じます。
この辺一帯はカタクリ群生地のようで案内板がありました。
案内板の写真を見ると、その花の多さに来てみたくなります。
スラブ状の岩場はまだ斜度もきつくなく、歩き易かったのですが
樹林帯に入るとロープも鎖も次々現れ、激登りに。
午後の蒸し暑さも手伝って、滝のように流れる汗を拭きながら大奮闘。
山頂からの360度の眺めは最高の御褒美でした。
見回すと、あちこちに蒲生岳のような山があり、興味をそそられます。
余談になりますが、浅草岳の近くの「裸山」は、通る度に登りたくなり
今回も帰宅時に、裸山の登山道らしきものがないかと目を凝らしました。
雪崩で削られ、道がない山が殆どなのでしょうね。
景色を堪能し、ゆっくり昼食を済ませた後は下山です。
この会の下りの速さときたら並ではありません。
無茶苦茶急坂なので、さらに拍車がかかって、あっという間に蒲生駅に。
今夜は小豆温泉に宿泊し、明日は「三岩岳」に登ります。
温泉を楽しみに宿に入りましたが
CLからお土産のイタリアワインの差し入れがあって
大宴会になってしまいました。
明日の登山は大丈夫でしょうか?
(つづく)
コメント
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なんとまあ、ことごとく私が行きたい山に行かれますね。
会津蒲生岳も行ってみたいと思っていたのです。
腰抜け武士の句は、長岡藩家老の河合継之助が北越戦争に負けて地元長岡藩を追われて会津藩を頼っていく際に途中で負傷して、当地で没した際に残したものです。
「越後を抜ける」という意味で、越(コシ)を抜けるという意味と、戦争に負けて腰が抜けて逃げる武士というのを、かけているとか。
河合継之助は、気になって仕方がない人物ですので、蒲生岳の登った際には、近くにある河合継之助記念館に行って、ガトリング砲のレプリカのハンドルをグルグル回して、継之助の胸中を存分に味わってみたいと考えています。
しかしながら、私の先祖にとっては敵ですけどね。
人生にはまさかという坂があるのです
蒲生岳にも凄い坂がありました けど
見てあれだけの尖峰なのですから、鎖、ロープがない方が不思議です
この山もずっと狙っていた山なのです
腰抜け武士の句は、北越戦争に由来する句だったのですか。
百年前に日本を二分する壮絶な戦いが越後でもあった事実を思うと
足元の平和とは何なのかと、驚きます。
ガトリング砲のハンドルをぐるぐる回す、そんな記念館があったなんて事も知らずに惜しいことをしました。
次に行く機会があったら、kyom4も絶対やってみたいと思います
奥会津は、まだまだ行きたい山があるので
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