梅雨の中休み、佐久盆地の東西を歩く〜北八ヶ岳、富士見平小屋
- GPS
- 96:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
6/14 白駒池駐車場9:30-青苔荘9:46-あずまや10:01-白駒荘分岐10:14-湿原10:25-稲子湯分岐11:02-稲子湯分岐11:47-にゅう12:00〜53中山峠分岐13:49〜53-中山14:17-中山展望台14:27〜40−高見石16:32〜57-白駒池駐車場17:45
6/15 瑞牆駐車場4:39-富士見平小屋5:13〜15:45-瑞牆駐車場16:22
天候 | 6/13 曇り時々晴れ 6/14 曇りのち晴れ 6/15 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
唐沢橋駐車場-シャクナゲ尾根-にゅう分岐 ふみ跡ははっきりしており、要所に指導標、赤テープあり。ただ、人通りは少ないとみえ、踏み荒らされていないため、歩きやすい。 白駒池駐車場-にゅう−中山−高見石-白駒駐車場 にゅうから中山峠分岐までの間、高度があがると道の積雪が残っている。中山展望台より高見石への下りはじめからしばらく雪が残り、凍結もあって滑りやすい。雪が消えても、ごろごろの石が濡れ、また苔があり、滑りやすく注意。 |
写真
感想
6/14は、facebookの山グループのイベント登山。もともとは団体は嫌いなのだが、主催が友人で、その趣旨に賛同したので、協力することにした。結論から言うと、みんな素直で謙虚な、そして山が好きでいい人たちばかりだった。こういう人たちに、山のルールをきちんと伝えていくことで、安全で楽しい山登りの普及が実現していくのかな、と思った一日だった。
富士見平でもしばしば目にするが、みなとは言わないが、社会人・学生に限らず、従来型の組織登山者の乱れには驚かされることもある。それに比べると、山が好きになっただけで、雑誌やショップからしか知識を得られない登山のニューカマーたちは、多くが素直で純粋、学ぶ姿勢もあって、この先は経験者がどういう指導をしていくかが課題と思える。
とりあえず、こういう時は事前の気持ちづくりも大切。前日に休みを取り、予定地域の周囲を散策することにした。12月に雪をかき分け登ったシャクナゲ尾根に行ってみることにした。
午後からの登山になったが、爽やかな空気の中、時々射す日の光に木漏れ日がきれいで、ルートも踏み荒らされてなく、気持ちのよい足慣らしができた。残念ながら、シャクナゲはまだだったけれど。
下山後、翌日のイベントの主催者の友人の別荘に向かい、一泊。
友人とともに、朝日の中を白駒池駐車場に車を走らせる。
到着すると、三々五々、参加者が集まってくる。コースは二種類。白駒池からにゅう、中山、高見石を周回するロングと、白駒池周回とにゅう往復のショート。
ショートのメンバーはまだ集まっていないが、ロングの40名は、5チームに分かれて順次出発。こちらは、最終のけつもちを引き受けて、ラストのチーム5人とともに歩いた。楽しい人たちばかり、お喋りも新鮮だった。
白駒池周回コースで、12月にラッセル中に失くした帽子を半年ぶりに回収できたのは、とてもラッキーだった。
にゅうで、4チームが滞留して昼食。晴れ間も見えて、富士山も少し。楽しそうな声がしばし賑やかに響いていた。
チームが順次出発した後に、こちらもラストに出たが、高度を上げると雪が出てきた。
小一時間で中山峠の分岐に到着。雪の多かった時に指導標が見えなかったことを思い出し、なんて積雪が多かったかを実感した。
その後中山展望台でまた4チームが滞留。あいにく曇ってしまったが、みんなでそれぞれ記念撮影に余念がなかった。
またまた順次出発。高見石へ向けての急なくだりは、雪がまだ残っているのと、濡れた石が滑りやすいので、渋滞が起こる。
その後、前の前のチームの不調者を吸収し、ラストをゆっくり下って、高見石に16時半に到着。このころには大変良い天気になっていて、高見石からの展望は見事だった。日も長く、天気も良いので、時間は遅くなったが何とか無事に終われそうだ。
最後、ラストチームには白駒の奥庭を見せ、フィナーレの駐車場へ。ハイタッチで、待っていた人たちに迎えられてイベントは終了。
お天気と日の長いこの時期のおかげで無事終われたという事。いろいろ問題あるけれど、リーダーを育てていく第一歩かな。
で、本当はこの日のうちに富士見平に入る予定だったが、とてもそんな時刻ではない。仕方なく、小屋に連絡を入れ、八峰の湯でのんびり、湯につかり、夕食を取って、9時半ころに瑞牆駐車場に到着。ビールを飲んでシュラフにもぐりこんだ。
翌朝は3時半ころ目が覚め、荷物整理と朝食を済ませ、小屋へと出発。既に周囲の車から、三々五々登山者が登りはじめている。今日はいい天気になる。
小屋には五時半前に到着。
落ち着いてから、岩場の整備に向かう。一通り作業が終わって小屋に戻って、pokoroさんと合流。
昨晩からテント泊し、今朝は瑞牆山から不動滝に降りて、瑞牆自然公園から登ってきたとのこと。さすがにパワフル。いいお天気で頂上の展望、シャクナゲ、そして朝日のルートは素晴らしかったことだろう。
二人で岩場に戻り、ロープでいろいろと。
懸垂もロープの扱いも、スムースなpokoroさん。こちらも素人に毛が生えた程度。二人で勉強したって感じ。
小屋で昼食後、小屋のおやじさんやスタッフも交えてのんびりと語らい。
そして一時間ほど、テント場整備の土方仕事をpokoroさんにも手伝ってもらった。テントがもっとたくさん張れるように、少しずつ整備していくのだ。今回は、6張分造成。整備したところは寝心地いいはず。
15時過ぎ、傾いた陽射しの中を、小屋から下山。梅雨とは思えぬからっとした夏空、山に登った人たちには絶好の日だっただろうな。ぼくらも、いい日だった。
毎日、別々の山に入って、毎晩温泉浸かって、友人たちとの語らいもあって、ちょっと優雅な気分の三日間だった。
お疲れ様でした。
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